届出番号 A68
商品名 ナグプラス うるるん肌ドリンク
届出者名 焼津水産化学工業株式会社
届出日 2015/07/02
変更日
撤回日 2019/11/21
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 N-アセチルグルコサミン
表示しようとする機能性 本品にはN-アセチルグルコサミンが含まれます。N-アセチルグルコサミンは、肌が乾燥しがちな方の肌のうるおいに役立つことが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 基礎疾患がなく、肌の乾燥が気になる成人男女
一日当たりの摂取目安量 1 本(※摂取の方法とともに表示)
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名: N-アセチルグルコサミン
含有量:1,000 mg
保存の方法 直射日光・高温多湿の場所を避けて保存してください。
摂取の方法 1 日 1 本を目安に、よく振ってからお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方 はお召し上がりにならないでください。本品は 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が 増進するものではありません。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41911210040201

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
■安全性に関する既存情報の調査により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

N-アセチルグルコサミンは食経験が豊富な成分です。例えば、焼津水産化学工業社の「ナグプラスコラーゲンドリンク」(1 食当たり 1,000mg 配合)は15 万食、UMI ウェルネス社の「N-アセチルグルコサミン」(1 食当たり 1,000mg配合)は 6 千万食、雪印メグミルク社の「グルコサミンパワー」シリーズ(各1 食当たり 1,200mg 配合)は 9 億 5 千万食が販売されていて、それ相当量が摂取されています。
また、N-アセチルグルコサミンの安全性は動物試験でも確認されています。ラットに N-アセチルグルコサミン(体重 50kg で 11 万 mg に相当する量)を104 週間投与する試験では、毒性及び発がん性は認められていません。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】届出商品に含まれる N-アセチルグルコサミンの機能性に関する研究レビュー

【目的】N-アセチルグルコサミン(以下 NAG とする)摂取が肌水分量に及ぼ

す機能性を評価する。

【方法】2 名の評価者が、目的に沿った研究テーマについて論文内容の論文を検索し、総合的観点から機能性を科学的に評価した。具体的には、以下の条件を満たす試験論文を選定して評価した。

・被験者は、肌の乾燥を感じている持病のない健康な成人であること
・試験は、被験者を無作為に割付けた 2 つの群を、二重盲検法で比較した試験であること。2つの群とは、NAG を含む食品を摂取する群(NAG 群)と NAG を含まない食品を摂取する群(プラセボ群)であること
・NAG 摂取量は、届出商品に含まれる 1,000mg を超えないこと
・機能性は、肌水分量で評価していること

【結果】2 名の評価者で特定した 58 報の論文のうち、条件に合わないものを除き、最終的に以下 A・B の 2 報で評価した。

・論文 A:NAG 群は NAG500mg を含む乳飲料を 8 週間摂取した。その結果、左頬の肌水分量がプラセボ群と比べて有意に増加した。左目尻下の肌水分量もプラセボ群と比べて増加したが、有意傾向に留まった。
・論文 B:NAG 群は NAG1,000mg を含む錠剤を 8 週間摂取した。その結果、左目尻下の肌水分量がプラセボ群と比べて有意に増加した(評価者らの再解析による)。

以上より、肌が乾燥しがちな人が NAG500~1,000mg を 8 週間摂取すると、肌水分量が増加し肌のうるおいに役立つと考えられた。ただし、論文 A・B には、各群への被験者の割付方法及び割付内容の試験実施者への隠し方についての記載が足りないため、評価結果には偏りが生じている可能性がある。

【結論】上記 2 報の論文は、NAG を乳飲料もしくは錠剤で摂取しており、形態や他の配合成分について届出商品と違いがある。しかし、NAG の吸収・代謝・排泄に影響を与える成分はこれまで報告されていないため、NAG を 1,000mg(1日の摂取量当たり)含む届出商品についても、同等の機能性を発揮すると推測される。

[語句の説明]
・被験者:試験の対象となる人
・二重盲検法:思い込み効果が出ないように、試験実施者にも被験者にも、いずれの群に割りつけられたかを隠して試験を実施する方法
・有意:統計学的に偶然とは考えにくく、意味があると考えられること

(構造化抄録)