届出番号 | A82 |
商品名 | 日清健康オイル アマニプラス |
届出者名 | 日清オイリオグループ株式会社 |
届出日 | 2015/08/03 |
変更日 | 2019/10/18 |
撤回日 | – |
販売中 | 販売中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | α‐リノレン酸 |
表示しようとする機能性 | 本品は、α‐リノレン酸を含んでおり、血圧が高めの方に適した機能を持つ食用油です。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 血圧が高めの方。 |
一日当たりの摂取目安量 | ●普段ご使用の食用油と同じ量でご使用になれます。1日当たりの目安量として14g程度を摂取してください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:α-リノレン酸 含有量:2.6g |
保存の方法 | 常温、暗所保存 |
摂取の方法 | (600g、350g)●通常の食用油に置き換えてお使いいただくことをおすすめします。各種料理に合わせて通常ご使用の食用油と同じ様に調理用油、卓上油としてお使いください。(200g)●通常の食用油に置き換えてお使い頂くことをおすすめします。通常ご使用の食用油と同様にお使いください。 |
摂取をする上での注意事項 | (600g、350g) ●血圧は、食塩の摂取、喫煙、飲酒、運動などの食生活や生活習慣に大きく影響を受けます。そのため本品の機能に差が生じる場合がございます。 ●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ●高血圧治療薬をご使用の方、抗凝固薬や抗血小板薬などの血液凝固抑制作用を有する薬剤をご使用の方、高血圧症の方は医師にご相談の上ご使用ください。 (200g) ●血圧は、食生活や生活習慣に大きく影響を受けるため本品の機能に差が生じる場合がございます。 ●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ●高血圧治療薬をご使用の方、抗凝固薬や抗血小板薬などの血液凝固抑制作用を有する薬剤をご使用の方、高血圧症の方は医師にご相談の上ご使用ください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | (600g、350g) ●食用油は光や空気にさらされると風味が変わります。開封後は暗く涼しい所に保存し、なるべく早くご使用ください。 ●油を捨てるときは、流しに捨てないでください。 ●油を加熱しすぎると発火します。加熱中その場を離れるときは必ず火を消してください。 ●揚げ物の際、一度に揚げ種をたくさん入れると油がふきこぼれ引火する危険があります。 ●加熱した油に水が入ると油がはねて火傷することがありますのでご注意ください。鍋、フライパンなどの水や揚げ種の水気は、油はねの原因になりますので、よく拭き取りましょう。 ●プラスチック容器に熱い油を入れないでください。 (200g) ●開封後は暗く涼しい所に保存し、なるべく早くご使用ください。 ●油は流しに捨てないでください。 ●油を加熱しすぎると発火します。加熱中その場を離れるときは必ず火を消してください。 ●揚げ物の際、一度に揚げ種をたくさん入れると油がふきこぼれ引火する危険があります。 ●加熱した油に水が入らないようにご注意ください。油が飛びはね火傷する危険があります。 ●高温の油は容器に戻さないでください。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41909130550803 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
■安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
当該製品は、「なたね油」、「アマニ油」、「こめ油」を配合した調合油であり、それぞれ十分な食経験があり、これらの植物油から製造される当該製品の安全性は高いといえます。
動物による安全性試験及び、人間に適切な量(14g/日)を長期間摂取させた試験、過剰量(42g/日)を摂取させた安全性試験においても異常は観察されず、当該製品の安全性が確認されています。
(以下、安全性試験の概要)
ラットを用いた安全性試験では、14日間の観察期間中に異常は観察されず、死亡例も発生しておりません。
人間による長期摂取試験を正常高値血圧者※1及び軽症高血圧者※2127名を対象として、当該製品(14g/日)または通常の調合サラダ油(14g/日)を12週間摂取させました。当該製品と調合サラダ油の間で、血液検査、尿検査結果に違いは観察されず、当該製品の摂取による副作用も認められませんでした。
また、当該製品の摂取目安量の3倍量(42g/日)を摂取する試験を行いました。正常血圧者、正常高値血圧者及び軽症高血圧者44名を対象として、当該製品(42g/日)または調合サラダ油(42g/日)を4週間摂取させました。
当該製品と調合サラダ油の間で、血圧測定、血液検査、尿検査結果に違いは観察されず、当該製品の摂取による副作用も認められませんでした。
以上のことから、当該製品の安全性に問題がないと判断しました。
※1:収縮期血圧130~139mmHgかつ/または拡張期血圧85~89mmHgの人
※2:収縮期血圧140~159mmHgかつ/または拡張期血圧90~99mmHgの人
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】α-リノレン酸の血圧低下作用の確認
【目的】成人に当該製品を摂取させ、調合サラダ油を摂取した場合と比較することで、α-リノレン酸の血圧低下作用について検証することを目的としました。
【背景】α-リノレン酸の血圧低下作用については、欧米人を対象とした報告がいくつかあり、α-リノレン酸の摂取量(0.38~1.28g/日)が多いほど、血圧が低値を示す傾向が明らかとなっています1)。
そこで日本人の食生活において、α-リノレン酸の摂取による血圧低下作用を明らかにするために検証を行いました。
【方法】正常高値血圧者及び軽症高血圧者127名(平均年齢46歳)に対して、比較試験(二重盲検法)を行いました。
試験群には当該製品を14g/日(1日あたりの摂取目安量、α-リノレン酸2.6g/日)、対照群には調合サラダ油(プラセボ)を14g/日(α-リノレン酸1.2g/日)として12週間摂取させました。血圧測定、血液検査、尿検査を試験開始2週間前、試験0、4、8、12週及び試験終了4週後に行いました。
なお、本試験に関連する利益相反はありません。
【主な結果】最終的に、試験群58名、対照群53名(脱落者16名)の111名で収縮期血圧及び拡張期血圧について、比較を行いました。
試験群では、収縮期血圧が4週目から試験期間12週目まで、対照群よりも低下しました。一方、拡張期血圧は12週目において低下が確認されました。
当該製品の摂取を中止してから、4週間後(16週目)の収縮期血圧及び拡張期血圧は、対照群との差はみられませんでした。これにより血圧の低下が、当該製品の作用によるものであることが確認されました。
また、試験食摂取によって引き起こされたと考えられる有害事象は観察されていません。
【科学的根拠の質】本試験は二重盲検法による並行群間比較試験で行っており、
機能性の評価に値するものと考えています。
以上の結果から、当該製品の機能性関与成分であるα-リノレン酸は、正常高値血圧者及び軽症高血圧者に対して、血圧低下作用を有することが示されました。
(参考文献)
1)Djousse L , et al, Hypertension.45,368-373,2005.