届出番号 | A89 |
商品名 | 北の国から届いたブルーベリー |
届出者名 | 八幡物産株式会社 |
届出日 | 2015/08/10 |
変更日 | – |
撤回日 | 2015/09/30 |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
機能性関与成分名 | ビルベリー由来アントシアニン |
表示しようとする機能性 | 本品にはビルベリー由来のアントシアニンが含まれます。アントシアニンには、ゲーム、パソコン作業、事務作業など目をよく使うことによる、目の疲労感、目の乾き、ピント調節機能の低下を緩和することにより、目の調子を整える機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 成人男女 |
一日当たりの摂取目安量 | 1日1粒を目安にお召し上がりください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:ビルベリー由来アントシアニン 含有量:60㎎ |
保存の方法 | 直射日光、高温、多湿を避けて保存してください。 |
摂取の方法 | かまずに水等と共にお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | 目安量をお守りいただき、過剰摂取はお控えください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | <33粒、30粒、15粒入り> 保存は高温、多湿を避け、開封後は必ず密封して湿気のない涼しい場所に保存してください。 <3粒入り> 保存は高温、多湿を避け、開封後はお早めにお召し上がりください。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=0IKO41603310860101 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
当該製品「北の国から届いたブルーベリー」は1日1粒を目安に摂取するソフトカプセル錠であり、機能性関与成分ビルベリー由来アントシアニンを60mg/粒(ビルベリーエキスとして200mg/粒)含んでいる。日本国内で成人男女を対象に2005年10月1日に発売され、2015年4月30日時点で8,185,536パック(30粒又は33粒入)を出荷、実質576,635人に飲用されているが、死亡、入院及び回収等に繋がる重篤な副作用情報は報告されていない。
また、独立行政法人国立健康・栄養研究所「健康食品」の素材情報データベースを確認したが、ビルベリー由来アントシアニンによる重篤な副作用の報告はなかった。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
標題:ビルベリー由来アントシアニンを含むサプリメントによる目の調子を整える効果の検討
<背景>
欧州ではビルベリーエキスが医薬品として利用されており、視機能等の改善効果が謳われている。日本においてもビルベリーエキス含有サプリメントが視機能の改善を意図して数多く販売されている。しかし、健康な人に対するビルベリーエキス含有サプリメントの視機能改善効果に関する科学的根拠は明確になっていない。
<目的>
本レビューではランダム化比較試験(RCT)の定性的システマティック・レビューを行うことにより、疾病に罹患していない健康な被験者がビルベリーエキス含有サプリメントを摂取することは摂取しない場合と比較して目の調子を整えることに有効かどうかを検討することを目的とした。
<レビュー対象とした研究の特性>
検索対象は2015年5月以前に検索データベースに収載された文献とし、ビルベリーエキスを含むサプリメントの摂取による目への効果を調べた論文を抽出した。対象者は目や全身に疾病のない幅広い年齢層の成人男女とした。最終検索日は2015年5月14日であった。検索した結果、54件の関連論文及び試験より、2報のランダム化比較試験論文を採択した。本研究レビュー実施にあたっての利益相反はない。
採択した2報について、目の調子を整えることに関する主要評価項目ごとに有効性を検証した。その結果、ピント調節力の改善、眼精疲労自覚症状(目の疲れ)の改善、涙液分泌量(目の乾き)の改善について有効性が示唆された。この3つの効果は目の調子を整えることに重要な役割を果たしていると考えられる。
<科学的根拠の質>
科学的根拠の信頼性を検討した結果、「対象者が限定的である」、「研究の実施において偏りの可能性がある」、「サンプル数が十分ではない可能性がある」、「否定的な文献が出版されていない可能性がある」ことが推測された。しかし、今後の研究によって効果に関する方向性が変更される可能性は低く、表示しようとする機能性に対するエビデンスは確保されていると判断した。
(構造化抄録)