届出番号 B182
商品名 アミノバリューパウダー8000
届出者名 大塚製薬株式会社
届出日 2016/09/05
変更日 2019/10/01
撤回日
販売中 販売中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)
表示しようとする機能性 本品にはBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)が含まれます。BCAAは運動まえや運動中に飲むことにより、運動によるカラダの疲労感をやわらげることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健康な一般成人
一日当たりの摂取目安量 1袋(48g)
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)
含有量:8,000mg(バリン2,000mg、ロイシン4,000mg、イソロイシン2,000mg)
保存の方法 常温にて保存してください。本品を溶かしたり保存する場合には金属以外の容器をご使用ください。
摂取の方法 水1L(コップ約5杯分)に1袋(48g)を全量よく振るなどして溶かし、運動まえや運動中にお飲みください。溶かした時にアミノ酸が浮遊する事がありますが、品質には問題ありません。
摂取をする上での注意事項 本品は吸湿し易いので、開封後はすぐにご使用ください。また、溶かした後は冷蔵庫にて保存し、お早めにお飲みください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41910010140601

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

この製品は2009年10月より販売を開始しており、発売から2016年7月末までに累計5,747,456袋の売り上げがある。ナチュラルメディシン・データベース及び国立健康・栄養研究所の素材情報データベースでは、6ヶ月までの摂取において、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称:以下省略)は安全性に問題のないことが示唆されている。また、当該製品に対する健康被害に関する報告もこれまで認められていない。安全性に関して懸念される機能性関与成分BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)同士の相互作用も確認されていない。したがって、当該製品およびBCAAは、安全性に関して問題ないと評価する。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

標題:運動による疲労の軽減に対するBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)の影響に関する研究レビュー

目的:BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称:以下省略)が運動による疲労の軽減に及ぼす影響を検討した研究を調査することにより、BCAAの機能性を評価した。

背景:運動が健康の維持・増進に有用なことは広く知られている。一方、運動による疲労は運動の継続を妨げるのみならず、日常生活に不都合をもたらす要因ともなり得る。したがって、運動後の疲労を軽減することは、健康の維持・増進に有用であると考えられる。BCAAは、従来から運動による疲労を軽減する作用が期待されているが、摂取の時期や対象者、負荷された運動の種類や強度等により、様々な結果が報告されている。

レビュー対象とした研究の特性:BCAAの有効性に関するランダム化比較試験の日本および海外の文献について、論文出版年の制限を設けず検索した(検索日 2015/10/19)。該当した論文から疾病に罹患していない人を対象とし、利益相反情報等に明らかな問題が認められなかった論文のみに絞り込んだ結果、最終的に該当した論文は5報であった。

主な結果:評価した5報では、①身体的疲労:主観指標の評価、②身体的疲労:作業負荷によるパフォーマンス評価、③中枢性疲労:作業負荷によるパフォーマンス評価が行われた。研究結果の内容は、運動に起因する疲労を軽減するBCAAの作用に関して、4報で肯定的な結論が得られていた。具体的には、運動習慣の有無に関わらず、日常の身体活動(生活活動、運動)程度、またはやや強めの運動を行ったとき、①、②に関して運動の翌日以降にBCAAの効果が認められた。また、③では運動中および直後に効果が見られた。なお、4報の肯定的論文の内3報の1日当たりの摂取量は5300mg、7000mgおよび9600mgであった。また、他の1報は対象者の体重あたり等量(100mg/kg、平均体重から換算すると4850mg)を摂取させていた。

科学的根拠の質:個々の研究や全研究のバイアス・リスクが完全には否定できないことが本研究レビューの限界と考えるが、科学的根拠の質は確保されていると評価した。今後の研究の進展により、効果の見解が変更される可能性は低いと思われる。