届出番号 B567
商品名 明治乳性飲料ミルケア
届出者名 株式会社明治
届出日 2017/03/03
変更日 2020/03/23
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 難消化性デキストリン(食物繊維)
表示しようとする機能性 本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリンは、食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させるため、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにすることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 食後の血中中性脂肪の上昇が気になる健常成人(未成年、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
一日当たりの摂取目安量 1本(200ml)、1日1回を目安にお飲みください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:難消化性デキストリン(食物繊維)
含有量:(食物繊維として)5g
保存の方法 直射日光や高温を避けて保存してください。
摂取の方法 食事と一緒にお飲みください。
摂取をする上での注意事項 飲み過ぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42003230070601

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品は、機能性関与成分として難消化性デキストリンを1本あたり5g配合した乳性飲料である。
当該製品の食経験を評価するに当たって、松谷化学工業株式会社が販売する難消化性デキストリンを含む飲料の販売実績を確認した。難消化性デキストリンは機能性を訴求した茶系飲料や炭酸飲料、のむヨーグルトなどへの使用実績があり、それらの多くは添加量が1本あたり5g以上である。当該製品で使用した難消化性デキストリンは松谷化学工業株式会社が販売する難消化性デキストリンと同一のものであり、トウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であり、世界中でこれまで累積約25万トンの販売実績があるため、原料としては食経験があると考えられる。
また、同じ難消化性デキストリンは特定保健用食品の関与成分として使用されており、2017年2月23日時点で388品目が許可取得し、特定保健用食品全体の約34%に相当する。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態がある。よって、清涼飲料水(果実野菜飲料)である当該製品にもこれら特定保健用食品について個々に行われた安全性評価結果は適用できると考えられる。
1ヶ月間の3倍量の過剰摂取試験、3ヶ月の目安量の摂取試験において、重篤な有害事象は報告されておらず、許可取得以来安全に食された実績があることから、適切に摂取すれば、安全上問題はないと考えられる。ただし、難消化性デキストリン5gの約7倍量に相当する量を摂取した場合には下痢症状を起こす可能性があることが報告されているため、「飲み過ぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。」を摂取上の注意として表示する。
なお、当該製品および難消化性デキストリンは、「無承認無許可医薬品の指導取締りについて」(昭和46年6月1日付け薬発第476号)の別紙「医薬品の範囲に関する基準」別添2「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」に含まれるものではないことを確認し、また食品衛生法(昭和22年法律第233号)に抵触しないことも確認した。なお、先に述べたとおり難消化性デキストリンは特定保健用食品の関与成分として安全性審査が行われ、安全性が確認されている。
以上のことより、当該製品の安全性に問題はないと判断している。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】難消化性デキストリンの食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用に関する研究レビュー
【目的】本研究の目的は、空腹時血中中性脂肪値が200mg/dL未満の成人(空腹時血中中性脂肪値が150mg/dL未満の健常成人および空腹時血中中性脂肪値が150~200mg/dL未満の軽症者※)に対して難消化性デキストリンを摂取することにより、食後の血中中性脂肪値の上昇抑制作用が見られるかを確認する。
※対象者は健常成人(空腹時血中中性脂肪が150mg/dL未満)および機能性表示食品の届出等に関するガイドラインで示された「特定保健用食品の表示許可等について」(平成26年10月30日付け消食表第259号)の別添2「特定保健用食品申請に係る申請書作成時の留意事項」において特定保健用食品の試験方法として記載された対象被験者の範囲(空腹時血中中性脂肪値が120~150mg/dL未満および150~200mg/dL未満)である。
【背景】食生活の欧米化、運動不足等により生活習慣病の患者数は増加している。脂質異常症のひとつである、食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間続く食後高脂血症が、動脈硬化症等の発症を早めることが明らかとなっている。食物繊維の一種である難消化性デキストリンは食後の血中中性脂肪値の上昇抑制作用を有することが報告されていることから、その機能性について確認する。
【レビュー対象とした研究の特性】4つの電子データベースを全期間検索し、空腹時血中中性脂肪値が200mg/dL未満の成人を対象に、難消化性デキストリンを用いて食後の血中中性脂肪値の上昇抑制作用について調査したランダム化比較試験を収集した。各論文の質の評価を行い、抽出された9報の論文を対象とした。
【主な結果】難消化性デキストリン(食物繊維として)の1回の摂取量が5~9gの時、難消化性デキストリンの摂取群は対照群と比較して「食後の血中中性脂肪値」及び「血中濃度曲線下面積」の実測値と変化量が有意に低下することが確認された。なお、9報のうち原データを確認できる論文1報について疾病に罹患していない者(空腹時血中中性脂肪値150mg/dL未満の健常成人)のみで、層別解析を行い、別途定性評価を実施した結果、健常成人に対しても同様に効果があることが確認された。
【科学的根拠の質】選択した論文の条件がリサーチクエスチョンに合致しており、効果についても一貫性がある。脱落例がある論文が多いなどバイアスはみられるが、全体としては効果があると判断できる。公表バイアスについては、難消化性デキストリンの効果がないという未公表の研究結果の存在を仮定しても、統合結果は大きく変わらないことが示唆された。以上のことから難消化性デキストリン摂取による食後血中中性脂肪値の上昇抑制効果について、強い科学的根拠があると評価した。