届出番号 | B599 |
商品名 | お嬢様ルテイン |
届出者名 | 株式会社リボン |
届出日 | 2017/03/17 |
変更日 | 2020/02/26 |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | ルテイン |
表示しようとする機能性 | 本品にはルテインが含まれます。ルテインには網膜中心部の色素量を増やす働きがあり、ブルーライト等の光の刺激から眼を保護する機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 成年健常人 |
一日当たりの摂取目安量 | 5粒(18.5g) |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:ルテイン 含有量:6mg |
保存の方法 | 直射日光、高温多湿をお避けください。 |
摂取の方法 | 1日5粒を目安に1粒ずつ舐めてお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | 多量に摂取することによって疾病が治癒したり、より健康を増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってお召し上がりください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41909181020404 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
1.当該製品の喫食実績
当該製品は機能性関与成分としてルテインが5粒あたり6mg含まれているブルーベリー味のキャンディである。当該製品は新商品であり喫食実績がないため、機能性関与成分の安全性を評価した。
(当該製品の類似商品であるルテインを含まない『ブルーベリーキャンデー』は10年の販売実績があり、十分な食経験が蓄積されている。また重大な健康被害の報告はないため、機能性関与成分の安全性を評価することにより、当該製品の安全性は担保できると判断した。)
2.ルテイン
当該製品の原料であるマリーゴールド由来のルテインは販売実績が10年以上あり、延べ人数で一千万人以上の日本人で使用されてきた。また、当該成分はFDAにおいて安全性が確認されGRAS認定されている。さらに、健常人がルテイン30 mgを摂取した場合に顕著な副作用の発現は観察されておらず、当該成分の成分組成規格と同一であることを前提として、WHOにおいて、マリーゴールド由来のルテインとして1日摂取許容量(ADI)は体重あたり0-2 mg/kg(体重50 kgの場合で100 mg)と評価されている。
当該製品の1日摂取目安量は6 mgであり、ヒト臨床試験において5倍量の摂取における安全性が確認され、WHOにおいて設定されたADI上限値を考慮した場合5倍量以上の摂取において安全性に問題はないと評価されている。
なお、カロテンやルテイン等のカロテノイドを過剰に摂取した場合に皮膚の色が黄色くなることがあるが、通常は回復性があり、カロテノイドの摂取を止めると自然に元に戻る。
3.相互作用
ルテインに関して薬物との相互作用が観察されたという報告はない。
4.総括
当該製品における機能性関与成分の一日摂取目安量はルテインとして6 mgであり、既存の情報から適切に摂取する場合には当該製品の安全性に問題はないと判断した。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
当該製品の機能性に関する評価を以下の通り実施した。
【標題】
機能性関与成分マリーゴールド色素由来ルテイン摂取による黄斑色素光学密度に対する機能性に関する研究レビュー
【目的】
成年健常人がルテインを摂取した場合に網膜の黄斑色素を増やす効果があるかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。
【背景】
ルテインは黄斑を中心とする眼の網膜に蓄積し、ブルーライトなどから眼を守る光フィルターあるいは抗酸化物質として期待され、広く利用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼の健康維持を目的としてルテインを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。
【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月2日に2015年12月までに報告された論文から抽出した、日本人を含む18-70才の健常人男女を対象としたルテインを摂取し、ルテインの血中濃度あるいは黄斑の色素量を測定している9件のRCTおよび1件の観察研究を評価の対象とした。
【主な結果】
成年健常人がルテインを摂取することにより、ルテインの血中濃度が上昇し、網膜にある黄斑の色素量も増加することが明らかとなった。また、視覚の中核を担う黄斑や網膜に蓄積したルテインはブルーライトなどの光ストレスから網膜を守ることが強く示唆されている。なお、ルテインの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。
【科学的根拠の質】
評価の対象の中心は比較的質の高い臨床試験とされているRCTであり、摂取した機能性関与成分の同等性についても厳密に考慮していること、大規模な観察研究で同様な結果が示唆されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、ルテインは人の体内で生合成されず、食物等から摂取したルテインが生体内に吸収され、血液中から網膜部分にルテインが移行するメカニズムはほぼ解明されている。以上のことから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。なお、ルテインは緑黄色野菜等に含まれる成分であり、食事等でルテインを十分量摂取している場合は本研究レビューの結果は反映されない可能性がある。