届出番号 B83
商品名 特濃ミルク8.2 あずきミルク
届出者名 味覚糖株式会社
届出日 2016/06/16
変更日 2019/09/24
撤回日
販売中 販売中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 GABA
表示しようとする機能性 本品にはGABAが含まれます。GABAは血圧が高めの方の血圧を正常に維持するのを助けることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 血圧が高めの方
一日当たりの摂取目安量 摂取の方法とともに記載
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:GABA
含有量:12.3 mg
保存の方法 直射日光・高温多湿を避け、保存してください。
摂取の方法 1日4粒を目安に舐めてお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではございません。1日の摂取目安量を守ってください。
・妊娠中の方は、本品の摂取を避けてください。
・一日摂取目安量を継続してお召し上がりください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41909242350801

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

GABAの安全性に関して
GABAはアミノ酸の一種であり、トマト、ジャガイモ、小豆等の植物や、甲殻類など、多種多様な動植物に含まれており、GABAが発見される以前から自然の中で摂取されてきています。また、サプリメントとしては錠剤、顆粒といった形態で、特定保健用食品としては、錠剤、顆粒、飲料などの形態で10年以上の販売実績があります。さらに、採用文献8(山越ら、2006)では、1日に120 mg のGABAを12週間継続して摂取しても、GABAに起因する有害情報はありませんでした。以上のことから、GABAはこれまでに十分な食経験があり、重大な健康被害の報告もないため、本品で定めた、一日摂取目安量であるGABA 12.3 mgを摂取しても、安全性に関しては問題ないと考えられます。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】GABAによる血圧が高めの方の血圧を正常に維持する効果の検証
【目的】正常血圧者、血圧が高めの方及びⅠ度高血圧者に対してGABAは血圧を正常に維持する機能を有するかを、論文情報に基づき検証を行なう事を目的とした。
対象者(誰に):正常血圧者、血圧が高めの方及びⅠ度高血圧者
介入(どうやって):GABAの摂取(形態は問わない)
対照(何と比較して):プラセボ(GABAを含まない食品)の摂取
アウトカム(どうなるか):血圧が正常に維持されるか
【背景】GABAは、末梢自律神経節や末梢交感神経に働きかけ、血圧降下を促す事が報告されている。そこで、機能性食品におけるGABAの有効性を調査するため、本レビューを行った。
【レビューを対象とした研究の特性】
英語ないし日本語の論文データベースを用いた検索は2015年4月21日及び5月2日に実施し、対象期間はデータベースの収録開始から検索実施日までとした。対象は正常血圧者、血圧が高めの方及びⅠ度高血圧者とした。研究デザインはランダム化比較試験(RCT)を重視し、疾病に罹患している者のみを対象とした試験を行っている論文や利益相反が疑われる論文に関しては除外し、最終的に12報のRCT論文について評価を行った。
【主な結果】
効果ありとするRCT論文が11報、効果なしとするRCT論文が1報あった。効果ありとする論文では、血圧が高めの方及びⅠ度高血圧者がGABAを1日12.3 mg~120 mg含む試験食を摂取する事で、プラセボを摂取した時と比べ、血圧が正常に維持される事が示された。また、GABAを摂取する事で発生した有害事象はなかった。軽症者(Ⅰ度高血圧者)を除いた血圧が高めの方(正常高値血圧者)のみを対象とした場合においても同様の効果が得られ、一方、正常血圧者を対象とした論文が2報あり、GABAの摂取は正常血圧には影響を与えなかった。
【科学的根拠の質】
研究レビューの総合評価は、論文の質およびバイアスリスク等を鑑みて「明確で十分な根拠がある」とした。ヒットした論文は所定の方法で質を評価しており、ほとんどが質が高いないし中程度の論文であった。よって、比較的バイアスリスクは低いと考えられる。しかし、未報告研究情報の収集は行っていないため、出版バイアスの可能性は否定できない。