届出番号 | C344 |
商品名 | 食塩無添加野菜ジュース |
届出者名 | キッコーマン飲料株式会社 |
届出日 | 2017/12/08 |
変更日 | 2020/08/07 |
撤回日 | – |
販売中 | 販売中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | GABA |
表示しようとする機能性 | 本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 血圧が高めの方 |
一日当たりの摂取目安量 | 1日コップ1杯(200ml)を目安にお飲みください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:GABA 含有量:40mg |
保存の方法 | 直射日光を避けて常温で保存してください |
摂取の方法 | 1日コップ1杯(200ml)を目安にお飲みください。(一日当たりの摂取目安量とともに表示) |
摂取をする上での注意事項 | 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。降圧剤等の医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 【開栓後要冷蔵】開栓後は必ず冷蔵庫で保存し、お早めに(3~4日程度)お飲みください。常温で放置されると、内部にカビが生えたり、容器の破損やキャップがとぶこともあり危険です。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42008040321400 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
当該製品はJAS規格で定義されているトマトミックスジュースであり、主原料であるトマトジュース(濃縮トマト還元)に由来する機能性関与成分GABAを含有している。機能性表示していない従来製品(商品名:食塩無添加野菜ジュース)は、1983年から販売しており、2016年の年間で約608万本の販売実績があるが、これまで本品に起因する健康被害の報告は確認されていない。なお、従来製品ではGABAの含有量を表示していないが、原材料とその配合、製造方法等が同様であることから、GABAの含有量は同等であると考えられる。したがって、当該製品は喫食実績による食経験の評価により、十分な安全性が確認されている。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
標題:最終製品「食塩無添加野菜ジュース」に含有する機能性関与成分GABAによる血圧が高めの方の血圧を低下させる機能性に関する研究レビュー
目的:GABAの摂取により血圧が高めの方の血圧が低下するかを検証することを目的として、研究レビューを実施した。
背景:近年、食生活の変化や過食、運動不足による高血圧症などの生活習慣病の罹患率、及びそれらによる死亡リスクは拡大の一途をたどっており、大きな社会問題の一つとなっている。一方、GABAには様々な生理機能があることが報告されており、血圧改善機能についても研究されている。そこで、GABAの摂取による血圧低下機能について総合的に評価することとした。
レビュー対象とした研究の特性:GABAの摂取により、対照群と比較して、血圧が高めの健常人(正常高値血圧者)及びⅠ度高血圧者において、高めの血圧(収縮期血圧及び拡張期血圧)が低下するかを、ランダム化比較試験(RCT)または準ランダム化比較試験(CCT)により検証した研究をレビューの対象とした。
主な結果:論文検索、選抜により、8報の研究論文をレビューの対象とした。各研究の定量的統合は行わず定性的な評価を行った。その結果、エビデンス総体として評価した機能性について肯定的な根拠があると判断された。また、疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)のデータのみを対象とした層別解析においても機能性について肯定的な根拠があると判断され、1日当たり12.3~80mgのGABAの摂取は血圧が高めの方の血圧を低下させることに有効であると評価した。
科学的根拠の質:レビュー対象とした8報の研究論文のバイアスリスク、非直接性、非一貫性、その他のリスクを評価し、効果があるとされる質が中程度以上の論文が多数を占めたため、機能性について肯定的な根拠があると判断し、エビデンス総体の強さは中程度と評価した。なお、研究レビューにおいて疾病に罹患していない者のみを対象とした層別解析を実施しているものの、対象者としてⅠ度高血圧者を含むため、1次研究の参加者に潜在的なサンプリング・バイアスがある可能性が否定できない。また、定性的な研究レビューであるため、定量的な結果の統合は実施していない。