テイン&アントシアニ
届出番号 D442
商品名 ルテイン&アントシアニン
届出者名 株式会社てまひま堂
届出日 2019/01/10
変更日 2020/07/10
撤回日
販売中 販売中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 ルテイン、ビルベリー由来アントシアニン
表示しようとする機能性 本品にはルテイン及びビルベリー由来アントシアニンが含まれます。ルテインにはブルーライトなどの光の刺激から眼を保護するとされる網膜の黄斑色素量を補う機能が報告されています。また、ビルベリー由来アントシアニンにはピント調節機能の低下を軽減し、眼の疲労感を緩和する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 パソコンやスマートフォンなどのVDT機器をよく使用する成年健常人
一日当たりの摂取目安量 2粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:ルテイン、ビルベリー由来アントシアニン
含有量:ルテイン12mg、ビルベリー由来アントシアニン59.2mg
保存の方法 直射日光、高温多湿を避けて涼しいところに保存してください。
摂取の方法 1日2粒を目安として、水またはぬるま湯でお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 【1日分(2粒)】
●開封後はなるべく早くお召し上がりください。
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
●一日摂取目安量を守ってください。
●製品には万全を期しておりますが、原材料にアレルギーをお持ちの方や体質に合わない方は速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
【7日分(14粒)】
●開封後はチャックをしっかり閉めて保存し、なるべく早くお召し上がりください。
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
●一日摂取目安量を守ってください。
●製品には万全を期しておりますが、原材料にアレルギーをお持ちの方や体質に合わない方は速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
【10日分(20粒)】
●開封後はチャックをしっかり閉めて保存し、なるべく早くお召し上がりください。
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
●一日摂取目安量を守ってください。
●製品には万全を期しておりますが、原材料にアレルギーをお持ちの方や体質に合わない方は速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
【31日分(62粒)】
●開封後はチャックをしっかり閉めて保存し、なるべく早くお召し上がりください。
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
●一日摂取目安量を守ってください。
●製品には万全を期しておりますが、原材料にアレルギーをお持ちの方や体質に合わない方は速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42005260130602

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

1.当該製品の喫食実績
当該製品の喫食実績はないため、機能性関与成分であるルテインおよびビルベリー由来アントシアニンの安全性についてまとめた。

2.ルテイン
当該製品の原料であるマリーゴールド由来のルテインは販売実績が10年以上あり、延べ人数で一千万人以上の日本人で使用されてきた。また、当該成分はFDAにおいて安全性が確認されGRAS認定されている。さらに、成年健常人がルテイン30㎎を摂取した場合に顕著な副作用の発現は観察されておらず、当該成分の成分組成規格と同一であることを前提として、WHOにおいて、マリーゴールド由来のルテインとして1日摂取許容量(ADI)は体重あたり0-2㎎/㎏(体重50㎏の場合で最大100㎎)と評価されている。
当該製品の1日摂取目安量は12mgであり、ヒト臨床試験において2.5倍量の摂取における安全性が確認され、WHOにおいて設定されたADI上限値を考慮した場合5倍量以上の摂取において安全性に問題はないと評価されている。
なお、カロテンやルテイン等のカロテノイドを過剰に摂取した場合に皮膚の色が黄色くなることがあるが、通常は回復性があり、カロテノイドの摂取を止めると自然に元に戻る。

3.ビルベリー由来アントシアニン
当該製品でビルベリー由来アントシアニンの供給源として使用しているビルベリーエキスは、10年以上の期間にわたり、延べ人数で数千万人の日本人によって使用されてきたが、成年健常人において通常使用量(アントシアニン量として173㎎以下)における有害事象は報告がない。また、動物試験の結果から、不確実係数100(動物間の種差で10倍、ヒトの個体差で10倍の差が生じることを想定した係数)を適用して推定される無毒性用量は、体重50㎏の場合で1日当たり540㎎であった。
当該製品における1日摂取目安量は59.2㎎であり、ヒトにおいて約2.5倍量の摂取における安全性が確認され、動物試験の結果から5倍量以上の摂取における安全性が示唆されている。

4.相互作用
ビルベリー由来アントシアニンおよびルテインに関して、機能性関与成分同士の相互作用あるいは薬物との相互作用が観察されたという報告はない。

5.総括
当該製品における機能性関与成分の一日摂取目安量はルテイン12㎎およびビルベリー由来アントシアニンとして59.2㎎であり、既存の情報から適切に摂取する場合には安全性に問題はないと判断した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

1.ルテイン
【標題】
機能性関与成分マリーゴールド色素由来ルテイン摂取による黄斑色素光学密度に対する機能性に関する研究レビュー

【目的】
成年健常人がルテインを摂取した場合に網膜の黄斑色素を増やす効果があるかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
ルテインは黄斑を中心とする眼の網膜に蓄積し、ブルーライトなどから眼を守る光フィルターあるいは抗酸化物質として期待され、広く利用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼の健康維持を目的としてルテインを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月2日に2015年12月までに報告された論文から抽出した、日本人を含む
18-70 才の成年健常人男女を対象としたルテインを摂取し、ルテインの血中濃度あるいは黄斑の色素量を測定している9件の質の高い臨床試験を評価の対象とした。

【主な結果】
成年健常人がルテインを摂取することにより、ルテインの血中濃度が上昇し、網膜にある黄斑の色素量も増加することが明らかとなった。また、視覚の中核を担う黄斑や網膜に蓄積したルテインはブルーライトなどの光ストレスから網膜を守ることが強く示唆されている。なお、ルテインの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
評価の対象は成年健常人を対象とした比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性についても厳密に考慮していることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、ルテインは人の体内で生合成されず、食物等から摂取したルテインが生体内に吸収され、血液中から網膜部分にルテインが移行するメカニズムはほぼ解明されている。以上のことから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。なお、ルテインは緑黄色野菜等に含まれる成分であり食事等でルテインを十分量摂取している場合は本研究レビューの結果は反映されない可能性がある。

3.ビルベリー由来アントシアニン
【標題】
ビルベリーエキスに含有する機能性関与成分ビルベリー由来アントシアニン(VMA) 摂取による眼疲労改善に関する機能性評価システマティックレビュー

【目的】
成年健常人がVMAを摂取した場合に眼の疲労感が改善するかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
抗酸化能を有するVMAは眼疲労等の改善作用が期待され広く使用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼の健康維持を目的としてVMAを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2017年1月24日に検索した2016年12月末までに報告された論文から、20-59才の日本の成年健常人男女を対象として、ビルベリーエキスを摂取させて眼疲労や視機能に対する効果を検証している4件の質の高い臨床試験(機能性関与成分を含む食品と含まない類似食品を比較するための試験で、どちらの食品を摂取するのかは被験者と試験を実施する側の双方に知らされない状態で試験が行われ、どの食品を摂取するかは第三者により無作為に振り分けられた試験、RCT)を評価の対象とした。4件とも研究レビュー作成者の所属部署が関与する研究である。

【主な結果】
眼疲労を感じている成年健常人がVMAを摂取することにより、スマートフォンなどの近くを見る作業を継続することによって低下するピント調節機能が改善することや、眼の疲労感が緩和することがアンケート調査や視機能の検査から明らかとなったなお、VMAの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
文献検索の結果から評価の対象となった論文が国内の4報のみであり、効果が認められなかった研究結果が発表されていない可能性は否定できない。また、被験者数が少ない試験や効果の指標が必ずしも同一とは言えない試験を定性的に評価しているた め、精確な評価ができていない可能性がある。しかしながら、評価の対象は比較的質の高い臨床試験とされているRCTであり、摂取した機能性関与成分の同等性も担保されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、結果の一貫性に特に問題はないことなどから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。