届出番号 | D525 |
商品名 | BioGaia ProDentis(バイオガイアプロデンティス) |
届出者名 | バイオガイアジャパン株式会社 |
届出日 | 2019/02/07 |
変更日 | 2020/09/30 |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
機能性関与成分名 | L. reuteri Prodentis(Lactobacillus reuteri DSM 17938株、Lactobacillus reuteri ATCC PTA 5289株) |
表示しようとする機能性 | 本品にはL. reuteri Prodentis(Lactobacillus reuteri DSM 17938株、Lactobacillus reuteri ATCC PTA 5289株)が含まれます。L. reuteri Prodentis(Lactobacillus reuteri DSM 17938株、Lactobacillus reuteri ATCC PTA 5289株)には、口腔環境を良好に保ち、歯肉の健康を維持するのを助ける機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 健常な成人男女 |
一日当たりの摂取目安量 | 1日1粒 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:L. reuteri Prodentis(Lactobacillus reuteri DSM 17938株、Lactobacillus reuteri ATCC PTA 5289株) 含有量:2億個 |
保存の方法 | 本品は生きた乳酸菌を使用していますので高温・直射日光を避け、25℃以下で保存してください。 |
摂取の方法 | ゆっくり舐めながらお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | 〇本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 〇歯肉の発赤、浮腫、出血、疼痛、腫腸などがみられる場合は、医療機関の受診をおすすめします。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42009300060601 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
1.喫食実績
本届出品である「BioGaia ProDentis(バイオガイアプロデンティス)」は、1粒(800㎎)あたり、L. reuteri Prodentis(Lactobacillus reuteri DSM 17938株、Lactobacillus reuteri ATCC PTA 5289株)(以下L. reuteri Prodentisと記載)を2億個含んだタブレット形状の食品である。
L. reuteri Prodentisは乳酸菌のLactobacillus reuteri DSM 17938株とLactobacillus reuteri ATCC PTA 5289株の二つの菌から構成されている。上記2種の乳酸菌はいずれもアメリカ食品医薬品局(FDA)よりGeneraly Recognized As Safe(一般に安全と認められる)として食品添加物に与えられる安全基準合格証のGRASに収載されている。
摂取の方法として、1日1粒をゆっくり舐めて摂取する。国内では2010年から販売を開始しており、2016年12月までの喫食数はおよそ1973万食となっている。この期間に重篤な健康被害が発生したという報告はない。
結論
上記より、安全性は十分と判断した。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
標題
L. reuteri Prodentis(Lactobacillus reuteri DSM 17938株、Lactobacillus reuteri ATCC PTA 5289株)の継続的な摂取による口腔環境の改善効果に関する研究レビュー
目的
L. reuteri Prodentis(Lactobacillus reuteri DSM 17938株、Lactobacillus reuteri ATCC PTA 5289株)の継続的な摂取が口腔環境の改善に効果があるか検証することを目的とした。
背景
口腔は腸管と並び人体で最も複雑な常在微生物叢を有する部位である。数兆単位とも言われる微生物が比較的安定的に生息しており、その増殖、相互作用が口腔内の健康状態に影響を及ぼしているとされる。このことから、口腔内の健康を維持するためには、口腔環境を良好にすることが重要であると考えられる。
そこで我々は、L. reuteri Prodentis(Lactobacillus reuteri DSM 17938株、Lactobacillus reuteri ATCC PTA 5289株)の摂取による口腔内フローラの改善効果について、網羅的な文献調査と研究レビューを計画した。
レビュー対象とした研究の特性
文献データベースより、L. reuteri Prodentis(Lactobacillus reuteri DSM 17938株、Lactobacillus reuteri ATCC PTA 5289株)を含有した食品の有用性を検証している文献について抽出した。採用した文献の1報は大学生を対象としており、未成年者(18~19歳)を含む可能性があるが、「日本人の食事摂取基準」において、エネルギー必要量が20~29歳と同一であることから、医学、薬学、栄養学的に同等と考えられるため、この1報を採用した。
主な結果
最終的に採用した1報の文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価した。その結果、L. reuteri Prodentis(Lactobacillus reuteri DSM 17938株、Lactobacillus reuteri ATCC PTA 5289株)2億個を含むタブレットの4週間摂取後、プラセボと比較して、口腔内の細菌であるP. gingivalisのコロニー形成単位の有意な低下が確認された。このことから、表示しようとする機能性「口腔環境を良好に保ち、歯肉の健康を維持するのを助ける機能があることが報告されています。」は妥当と判断した。
科学的根拠の質
採用した1報の文献について、ランダム化の方法と隠蔵についての記載がなく、選択バイアスが疑われた。採用した文献が1報のみであったため、非一貫性については評価ができなかった。また、本研究レビュー全体のバイアスとして、出版バイアスの存在は否定できない。
採用した文献はスペイン人を対象としたものだが、日本人と口腔環境は同等であると考えられ、外挿性に問題はないと判断した。また、採用した文献は大学生が対象であるが、表示しようとする機能性は、年齢を問わずに期待できるものと考えられる。
(構造化抄録)