快腸週間EX(イーエックス)
届出番号 D675
商品名 快腸週間EX(イーエックス)
届出者名 アピ株式会社
届出日 2019/03/27
変更日 2020/08/31
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン
表示しようとする機能性 本品にはゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリンが含まれます。ゲンクワニン5- O-β-プリメベロシド、マンギフェリンには、便秘気味の方の便通を改善する機能があります。
当該製品が想定する主な対象者 便秘気味な健康な成人(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
一日当たりの摂取目安量 4粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン
含有量:ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド 1.1 mg、マンギフェリン 18.0 mg
保存の方法 直射日光、高温多湿を避け、保存してください。
摂取の方法 1 日4粒を目安に、噛まずに水、またはお湯とともにお召し上がり下さい。
摂取をする上での注意事項 ・本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一度に多量に摂取すると、一時的におなかがゆるくなることがありますので、1日の摂取目安量を守ってください。
・原材料をご確認の上、アレルギーのある方は摂取しないでください。
・天然由来の原料を使用しておりますので、色調等が異なる場合がございますが、品質上問題ありません。
・乳幼児の手の届かないところに保管してください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42008310080401

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

①喫食実績による食経験の調査:
【本届出商品と同様の食品に関する評価】
本届出商品と同様の食品として、当社から供給しているゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン(以下、機能性関与成分)を1粒当たりそれぞれ0.38 mg、6.0 mg含有したタブレットタイプのサプリメントがある。
販売時の一日当たりの摂取目安量が3粒~6粒(機能性関与成分の含有量として、それぞれ1.1 mg~2.3 mg、18.0 mg~36.0 mg)となっており、2015年3月~2017年1月までに累計540,000粒以上(60粒入りを1本として換算すると9,000本以上、摂取粒数3粒~6粒/食として換算すると90,000~180,000食)製造・出荷され、通信販売等で販売実績がある。本届出商品よりも機能性関与成分が1食あたり同等以上含まれているが、健康被害の報告は1件もなかった。

【本届出商品と類似する食品に関する評価】
本届出商品と類似する食品として、当社から供給している機能性関与成分を1粒当たりそれぞれ0.22 mg、3.6 mg含有したタブレットタイプのサプリメントがある。
販売時の一日当たりの摂取目安量が5粒(機能性関与成分の含有量として、それぞれ1.1 mg, 18.0 mg)となっており、本届出商品と同じ機能性関与成分を同等量以上含有している。この類似する食品は、2016年10月~2018年3月までに累計3,750,000粒以上(150粒入りを1本として換算すると25,000本以上、摂取粒数5粒/食として換算すると750,000食)製造・出荷され、通信販売等で販売実績がある。健康被害の報告は1件もなかった。
また、この類似する食品は、本届出商品と同じタブレットタイプのサプリメントであるため、消化・吸収過程に違いはなく、タブレットの製造工程については本届出商品と同一であり、機能性関与成分に影響を与えるような成分、加工工程はないことを確認している。よって、ガイドラインにある通り、類似する食品として評価することは問題ないと判断した。

②医薬品との相互作用の評価
各種データベースを調査したが、問題となるような報告はなかった。

③結論
以上の結果より、本届出商品については、一日摂取目安量を守り、適切に摂取する場合において、これまでの喫食実績に基づき安全と判断した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

(ア)標題
ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン(以下、機能性関与成分)の摂取による便通改善作用について

(イ)目的
便秘傾向の成人男女において機能性関与成分を摂取することによりプラセボなどのコントロールと比較した無作為化比較試験(RCT)により便通が改善されるかを合理的に検証した。

(ウ)背景
沈香(ジンコウ)はジンチョウゲ科ジンコウ属植物で主に東南アジアに植生し樹脂等が香や漢方薬、葉部が健康茶に利用されている。
本届出商品の機能性関与成分はジンコウ属植物の葉部より抽出される。ジンコウ葉エキス中の機能性関与成分について、動物試験において腸の蠕動運動を促進する作用と排便を促進する作用が報告されている。そこで、便秘傾向の成人男女において機能性関与成分を摂取することによりプラセボなどのコントロールと比較して便通が改善されるか、総合的に評価することを目的とした。

(エ)方法
20歳以上65歳未満で便秘傾向な成人男女15名を対象に、最小化法を用いて第Ⅰ群と第Ⅱ群に割り付けを行い、前観察期間(1週間)、第1摂取期間(4週間)、休止期間(2週間)、第2摂取期間(4週間)の計11週間の試験を実施した。第Ⅰ群は、第1摂取期間にゲンクワニン5-O-β-プリメベロシドを1.1 mg、マンギフェリンを18.0 mg含む錠剤(被験試料)を摂取し、第2摂取期間にプラセボ錠を摂取させた。第Ⅱ群は、第1摂取期間にプラセボ錠を摂取し、第2摂取期間にゲンクワニン5-O-β-プリメベロシドを1.1 mg、マンギフェリンを18.0 mg含む錠剤(被験試料)を摂取した。試験の主要評価項目としては、排便日数、便の性状、便の匂い、残便感について、1週間毎に集計し、評価した。本試験費用はアピ(株)が負担し、その他特筆すべき利益相反はない。

(オ)主な結果
便秘傾向の成人男女15名に機能性関与成分(ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリン)を1粒当たりそれぞれ0.28 mg、4.5 mg含有した錠剤を1日4錠またはプラセボ錠を1日4錠として4週間経口摂取させた。その結果、介入群はプラセボ群と比較して、第3周と第4週における排便日数は有意(p=0.032、p=0.046)に高値となった。また、第4週における残便感においても有意(p=0.030)に低値となり、便通改善効果がみられた。なお、機能性関与成分を含む錠剤と関連性のある有害事象は観察されなかった。

(カ)科学的根拠の質
本試験は特定保健用食品の試験方法に準拠していることから、本結果の信頼性は高く、科学的根拠の質は十分であると判断した。本試験結果より、便秘気味な健康な成人男女が、ゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド1.1 mg、マンギフェリン18.0 mgを含む錠剤を4週間継続摂取することで、便通が改善することが示された。