
届出番号 | E844 |
商品名 | りんご酢 |
届出者名 | 久保醸造合名会社 |
届出日 | 2020/03/20 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | 酢酸 |
表示しようとする機能性 | 本品には酢酸が含まれます。酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されています。内臓脂肪が気になる方に適した食品です。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 肥満気味の方、内臓脂肪が気になる方 |
一日当たりの摂取目安量 | 40ml |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:酢酸 含有量:750mg |
保存の方法 | 直射日光を避け、常温で保存 |
摂取の方法 | 40mlを目安に水などで5倍程度に薄めてお飲みください。 |
摂取をする上での注意事項 | 空腹時や原液での摂取は刺激を強く感じることがあります。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 開栓後は密栓して冷蔵庫で保存し、早めにご使用ください。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41912130180103 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
届出食品である「りんご酢(以下、届出食品とする)」の2018年4月から2019年3月の1年間の販売数量は約200本であり、これまでに本食品と明確な因果関係の認められた有害事象に該当するものは報告されておらず、安全性に関する問題は発生していない。
「国立健康・栄養研究所」の情報データベースでは食酢、および機能性関与成分である酢酸(以下、酢酸とする)の安全性に関する情報は、「黒酢」の安全性に関する情報が掲載されている。「黒酢」の安全性に関する情報として“食品として摂取する場合はおそらく安全である。酢酸は高濃度の物を摂取すると、中毒を起こすおそれがあるため注意が必要である。妊娠中・授乳中に食事以外から大量に摂取することは信頼できる情報が少ないため避ける。”と記載がある。
高濃度のものの報告事例としては、30%酢酸を約100ml摂取した際の有害報告があるが、通常の摂取量よりも高濃度の摂取事例であり、届出食品(2%酢酸)を一日摂取目安量摂取する場合は安全と考えられる。
以上から、酢酸の摂取は届出食品の運用において安全と考える。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
(1)表題
酢酸による内臓脂肪の減少作用に関するシステマティックレビュー
(2)目的
肥満気味で内臓脂肪の高めな方に対して酢酸の摂取は内臓脂肪の減少に寄与するかを検証するため、酢酸を含む食酢飲料を摂取した群と酢酸を含まないプラセボ飲料を摂取した群とを比較した研究をレビューし、内臓脂肪減少効果を総合的に判断することを目的とした。
(3)レビュー対象とした研究の特性
論文検索を行った結果、採用した論文は1報であった。その採用論文は、肥満気味(BMI 25-30kg/m2)の成人男女で年齢が25~60歳の疾病に罹患していない日本人175名を対象被験者としたRCTであった。うち、175名中155名が研究対象であった。一日当たりの酢酸としての摂取量は750mgと1500mgを12週間摂取する試験とした。
(4) 主な結果
介入群で、一日当たり酢酸750mg摂取した群とプラセボ群の介入開始12週後の内介入開始時点からの内臓脂肪面積変化量(%)を比較すると、介入群の内臓脂肪はプラセボ群に対して有意な低減が認められた。
(5) 科学的根拠の質
限界として採用文献は1報のみであり、盲検性バイアス、症例減数バイアスなどにリスクが考えられたが、設定した適格基準との直接性があり、酢酸摂取による内臓脂肪低減については客観的かつ肯定的な根拠が示されていた。よって科学的根拠の質は高いと判断した。