コンドロイチンパワー
届出番号 F257
商品名 コンドロイチンパワー
届出者名 日本ハム株式会社
届出日 2020/07/10
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 豚由来コンドロイチン硫酸
表示しようとする機能性 本品は、豚由来コンドロイチン硫酸を含んでおりますので、膝関節に軽い違和感のある方において、階段ののぼりおり、正座をするときの違和感を和らげる機能があります。
当該製品が想定する主な対象者 膝関節に軽い違和感を有する健常者
一日当たりの摂取目安量 1日1包(4粒)を目安に、水などの飲料と一緒にお飲みください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:豚由来コンドロイチン硫酸
含有量:350mg
保存の方法 直射日光、高温多湿を避け、涼しい場所で保存してください。
摂取の方法 一日当たりの摂取目安量と同時に記載
摂取をする上での注意事項 ・一日当たりの摂取目安量をお守りいただき、過剰摂取はお控えください。
・抗血栓薬をご使用の場合は医師・薬剤師に相談してください。
・乳幼児の手の届かない所に保存してください。
・開封後は、お早めに召し上がりください。
・原材料名をご参照の上、食物アレルギーのある方は、召し上がらないでください。
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42002210510103

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本届出食品の機能性関与成分である豚由来コンドロイチン硫酸は、豚軟骨から抽出したものである。現在日本において、ブタ、サメ、サケ等を原料として製造されたコンドロイチン硫酸が広く健康食品に用いられている。コンドロイチン硫酸の国内生産量は、2008年時点で年間約410トン、そのうち食品向けで310トンであり、また2018年現在、国内に流通するコンドロイチン硫酸のうち約半量は豚軟骨由来であるとの報告もある。したがって、豚由来コンドロイチン硫酸の食経験は十分であると考えられる。本届出食品に配合された豚軟骨抽出物(コンドロイチン硫酸を含有:日本ハム(株)製)についても、2015年10月から累計1トン以上(本届出食品に換算すると250万食に相当)が機能性食品原料として販売され、各種のサプリメントに配合され国内で喫食されている。以上の食経験より、豚由来コンドロイチン硫酸は安全である。さらに本届出食品の機能性関与成分以外の原材料は一般的な食品成分であることから、本届出食品は安全であると判断した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

ア.標題
膝に違和感のある健常な成人男女を対象とした、豚由来コンドロイチン硫酸を含有するサプリメントの膝の違和感の改善効果
イ.目的
膝に違和感のある中高齢の健常成人男女を対象に、豚由来コンドロイチン硫酸を含む試験食品の摂取が、膝の違和感に与える影響と安全性を検討することを目的とした。
ウ.背景
コンドロイチン硫酸摂取によるヒトでの有効性については変形性膝関節症などの疾病者を対象とした研究が多くなされているが、健常者を対象とした研究は、ほとんど報告されていない。
エ.方法
膝に違和感があるものの、X線検査により変形性関節炎と診断されない42~65歳の健常成人男女48名を対象とした。被験者は、あらかじめ機能性関与成分である豚由来コンドロイチン硫酸を含有する錠剤(一日量4粒中に350mg含有)を摂取する群 (以下、試験食群) とプラセボ食品を摂取する群 (以下、プラセボ群)の2群にランダムに分けられ、被験者自身どちらに割り当てられたかわからないようにして、試験食もしくはプラセボを12週間継続摂取した。有効性の評価は、日本版変形性膝関節症患者機能評価尺度(JKOM)と、起床(安静)時、階段ののぼりおりをするとき、正座をする時、就寝前(安静)における膝の痛み・こわばり・違和感に関する主観的評価(VAS)を用いた。JKOMは摂取開始前、摂取4、8、12週間後に、VASは毎日実施した。
オ.主な結果
終了までに4名が脱落し、評価の対象となった被験者数は44名であった。JKOMおよびVASについて、両群間に有意な差は認められなかった。そこで、摂取開始前の膝の痛みが軽度(VASが30未満)である被験者(14名)のデータによるサブグループ解析を実施したところ、階段ののぼりおり、正座をするときの膝の痛み、違和感が、試験食群においてプラセボ群と比較して有意に低下した。
カ.科学的根拠の質
本試験のサブグループ解析では、摂取前の症状が軽度な被験者において、膝の痛み・違和感を緩和する効果が確認された。本研究の限界としては、全体及びサブグループ解析の対象となった被験者数が少ないことが挙げられる。しかし、本研究は、第三者に委託したランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較であり、バイアスの可能性は少なく、科学的根拠の質は十分であると判断した。