伊勢黒潮まだい
届出番号 F669
商品名 伊勢黒潮まだい
届出者名 三重県漁業協同組合連合会
届出日 2020/11/30
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 DHA・EPA
表示しようとする機能性 本品にはDHA・EPAが含まれます。DHA・EPAには中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 疾病に疾患していないもの
一日当たりの摂取目安量 一日あたり100gを目安にお召し上がりください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:DHA・EPA
含有量:DHA 640㎎、EPA 220㎎、計860 mg
保存の方法 4℃以下で保存
摂取の方法 なるべく早めにお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ●本品は多量に摂取することで、より健康が増進するものではありません。●DHA・EPAの含有量が表示値以上になるよう出荷管理をしていますが、本品は生鮮食品のため、気象等の影響により表示値を下回る可能性があります。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41904100190105

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

養殖まだいは、古くから親しまれている食品である。そのような中でも、餌の配合等を工夫することにより、人体には無害かつ有用なDHA、EPA含有量を既存商品よりも多く含有させるものである。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】
EPA・DHAによる血中中性脂肪値の低下に関する研究レビュー
【目的】
疾病に罹患していない者及び特定保健用食品の試験対象者の範囲を超えない者がEPA・DHA の摂取により、中性脂肪値が低下するかを検証しました。
【背景】
EPA・DHAは魚介類に多く含まれており、日本人にとっては長い食経験のある成分です。近年、魚介類を食べる量の減少とともにEPA・DHAの摂取量が減っていると考えられています。
【レビュー対象とした研究の特性】
3つのデータベース(PubMed:2020年2月26日)、JDreamⅢ(最終検索日:2020年3月4日)、医中誌Web(最終検索日:2020年3月5日))を検索し、ハンドサーチは実施しておりません。各データベースとも検索期間は限定せずに、最終検索日までの全範囲を対象として検索を行いました。未報告研究についてはUMIN臨床試験登録システム(UMIN-CTR、最終検索日:2020年5月21日)を用いて検索しました。
レビュー対象とした研究は、「日本人の疾病に罹患していない者と中性脂肪がやや高めの者」を対象集団とし、ランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験のものであります。最終的に評価した文献は3報でした。
【主な結果】
採用文献3報は全て日本人の中性脂肪が健常域+軽症域の者を対象としています。そのうち2報で、DHA 260㎎、EPA 600㎎/日の12週間の継続摂取により対照群と比較して、中性脂肪の有意な低下が確認されました。また、3報のうち2報は、日本人の中性脂肪が健常域の者を対象としています。そのうち1報で、DHA 260㎎、EPA 600㎎/日の12週間の継続摂取により対照群と比較して、中性脂肪の低下効果が確認されました。よってDHA・EPA860mg/日以上の12週間摂取は、中性脂肪が正常(健常域)およびやや高め(軽症域)の者において、中性脂肪値低下作用が期待できると判断しました。
【科学的根拠の質】
総合的に考察した結果、各種バイアスや非一貫性が認められるものがあるが、いずれも論文の質はQL1(高い)、QL2(中程度)の文献を採用しており、介入群の有意な効果があるためエビデンスの強さはB(肯定的な根拠がある)と判断しました。本研究レビューの限界としては、効果ありの文献が健常者+軽症域で1報、健常域のみで1報と少ないことがあげられます。