届出番号 | F723 |
商品名 | ブラックジンジャーカプセル |
届出者名 | 水橋保寿堂製薬株式会社 |
届出日 | 2020/12/15 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
機能性関与成分名 | ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン |
表示しようとする機能性 | 本品はブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを含んでいるので、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、肥満気味の方のBMIやウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があります。 |
当該製品が想定する主な対象者 | BMIが高めの方 |
一日当たりの摂取目安量 | 1粒 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 含有量:3.2mg |
保存の方法 | 直射日光、高温、多湿を避けて保存してください |
摂取の方法 | 1粒を目安に、水、またはぬるま湯でお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | ●原材料をご覧のうえ、食物アレルギーをお持ちの方はお避けください。また体調や体質により、まれに体にあわない場合がございます。 ●粒の中のエキスが肌や衣類等に付着しますと落ちにくいため、十分ご注意ください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 開封後は必ず密封して湿気のない涼しい場所に保存してください。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41610210410107 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
1、喫食経験
本品は2014年6月に発売され、2015年12月まで17,695個の出荷実績がある。また、日本全国での販売実績もある。その間、消費者から重大な健康被害に関する報告はなかった。
2、試験
以上の経験から商品の安全性は裏付けられているが、念のため安全性を確認する試験も行っているので紹介したい。まず、過剰摂取試験として30歳以上59歳以下の健常な成人に1日計5粒、通常量の5倍の本品を4週間摂取させる試験を実施したが、特に異常は見られなかった。また、長期摂取試験として30歳以上59歳以下の健常な成人に1日1粒、本品を12週間摂取させる試験も実施したがやはり特に異常は見られなかった。
3、結論
以上の結果より、本商品の安全性は問題ないと言える。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
標題
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン含有食品の肥満予防効果
目的
BMI30以上の者を含む成人を対象にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン含有食品を12週間摂取させ、肥満予防効果を検証した試験(既報)の試験データを再解析し、非肥満症者におけるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの肥満予防効果を検討しました。
背景
既報ではBMI30以上の者を含む対象者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン含有食品を12週間摂取させたところ、体重、体脂肪率、BMI、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径が有意に低下したことを確認しました。一方、この既報には血中中性脂肪とBMI高値の者が含まれており、健常者のみでの肥満予防効果については確認されていませんでした。そこで我々は、既報のデータを再解析することで肥満症者を除外し、健常者を対象とした解析を行い、さらに正常者(23以上BMI25未満)のみを対象とした層別解析を行いました。
方法
既報では解析対象は33人でした。本解析ではBMI30以上、または血中中性脂肪200㎎/dl以上の11人を除外し、22人(介入品群;14人、プラセボ群;8人)で解析を行ないました。さらに境界域(BMI25以上30未満)の者7人を除外した正常者15人(介入品群;10人、プラセボ群;5人)のみの層別解析を行いました。
主な結果
本解析では、境界域(BMI25以上30未満)を含む場合(22人)と正常者のみの場合(15人)のいずれの場合も、体重、BMI、体脂肪率、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径の全項目の4、8、12週のすべての測定ポイントで、プラセボ群と比べて介入群の有意差が確認されました。
科学的根拠の質
本研究については、肥満者を除いた健常者のみで再度臨床試験を実施するべきですが、被験者負担の観点から、既存データの再解析で評価できるのであれば、倫理的な側面からも望ましいと考えました。
一方、層別解析によって対象者の人数が少なくなっている事から、今後の課題としては、対象者の人数を増やし、正常者のみでの臨床試験を行うことが望まれます。