The BURNING(ザ・バーニング)
届出番号 F791
商品名 The BURNING(ザ・バーニング)
届出者名 ダイドードリンコ株式会社
届出日 2021/01/08
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 茶カテキン
表示しようとする機能性 本品は茶カテキンを含みます。茶カテキンには、BMIが高めの方の内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています。内臓脂肪が気になる方に適しています。
当該製品が想定する主な対象者 BMIが高めの方、内臓脂肪が気になる方(疾病に罹患していない方)
一日当たりの摂取目安量 1日1本(250ml)を目安にお飲みください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:茶カテキン
含有量:540mg
保存の方法 直射日光や高温多湿の場所をさけて保存してください。
摂取の方法 「一日当たりの摂取目安量」に併せて記載
摂取をする上での注意事項 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42011040710103

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本品は、清涼飲料で一般的に用いられる食品原料ならびに、機能性関与成分「茶カテキン」の原料として茶抽出物を配合した炭酸飲料である。
その安全性評価のため、本品の類似する食品の喫食実績を評価した。下記の理由により、特定保健用食品「ヘルシアスパークリングv」を類似する食品とみなすことができる。なお、情報は販売者である花王株式会社より入手した。
<類似する食品とみなせる理由>
・類似する食品の機能性関与成分は本品と同一であり、一日当たりの摂取目安量に含まれる量も同一である(茶カテキン540mg)。なお、類似する食品と本品で使用する機能性関与成分を含む原材料(茶抽出物)は製造販売元が同じである。
・類似する食品と本品の摂取方法や摂取頻度が同じである。
・類似する食品の機能性関与成分を含む原材料以外の原材料の一部は、本品と異なるが、主な原材料は同じである。異なる原材料は味や風味の違い、風味の調整のための原材料で、いずれの原材料も機能性関与成分の消化・吸収過程に影響しないと考えられるため、消化・吸収過程に大きな違いはないと評価している。
・加工後の本品の機能性関与成分の分析結果から、本品中の成分や加工工程等による影響等により機能性関与成分が変質していないことを確認している。

類似する食品の「ヘルシアスパークリングv」は、日本人成人男女を対象とした特定保健用食品であり、2016年10月から2020年8月までの期間に約1430万本が販売されており、現在も販売中である。これら喫食実績から、本品と類似する食品の食経験は十分であると評価できる。また、類似する食品の「へルシアスパークリングv」の発売以来、花王株式会社の消費者相談室で健康被害情報等を収集しているが、安全性上の問題は認められていない。
以上のことから、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題は無いと評価する。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

1.「茶カテキンには、BMIが高めの方の内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています」の機能性に関する評価
(ア)標題
機能性関与成分「茶カテキン」による内臓脂肪への影響の定量的研究レビュー(メタアナリシス※)
(イ)目的
疾病に罹患していない日本人(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く、肥満1度含む)が、茶カテキンを含む飲料を継続摂取した時と、茶カテキンを含まない又は通常の緑茶程度の茶カテキンを含む対照飲料を継続摂取した時とを比較して、茶カテキンの摂取が、内臓脂肪に与える影響を検証した。
(ウ)背景
茶カテキンの摂取による内臓脂肪の低減効果が報告されている。本研究レビューは、茶カテキンの摂取の内臓脂肪への影響を検証するため、定量的研究レビュー(メタアナリシス)を実施した。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
2019年3月15日に3つのデータベースの開設時から検索日までの情報を対象とし、査読付きの茶カテキンを含む飲料の摂取と対照飲料と比較した試験を検索した。検索の結果、疾病に罹患していない日本人成人を対象とした7報のランダム化比較試験(※※)を採用し、内臓脂肪への影響をメタアナリシスで検証した。採用文献7報は、全て12週間試験飲料を摂取した試験であった。採用文献中の1報は、18歳と19歳の対象者を含む可能性があったが、内臓脂肪に与える影響については、医学的にも栄養学的にも成人と同等であり、本検証に含まれていても科学的に妥当と考えられた。また、倫理的観点からも問題がないと考えられることから、採用文献とした。なお、採用文献7報中5報の著者に試験飲料の製造元社員が含まれていた。
(オ)主な結果
茶カテキン539.7 mg/日以上の12週間摂取は、内臓脂肪の指標である腹部内臓脂肪面積を対照飲料の摂取と比較して有意に減少させた。このことから、茶カテキン539.7 mg/日以上の12週間の継続摂取は、疾病に罹患していない日本人成人の内臓脂肪を低減させる効果を持つことが示された。以上より、茶カテキンを一日摂取目安量当たり540 mg含む本品は、内臓脂肪を低減させる効果を持つと考えられた。
(カ)科学的根拠の質
採用文献が7報であり、メタアナリシスで検証していることから、科学的根拠の質は担保されていると考えられる。また、採用文献は全て日本人成人を対象とした試験であるため、茶カテキンは日本人において内臓脂肪を低減させる機能性を持つと考えられる。なお、採用文献の食品性状はすべて飲料であるため、サプリメント等の食品性状での機能性は不明である。
※メタアナリシス:複数の研究の結果を統計学的に統合して効果を評価する方法。ランダム化比較試験のメタアナリシスは、最も質の高い根拠とされている。
※※ランダム化比較試験:評価の偏りを避けて客観的に効果を評価できる試験方法で、信頼性の高い結果が得られるとされている試験方法。