おいしいね!! たまねぎ
届出番号 G1174
商品名 おいしいね!! たまねぎ
届出者名 神州一味噌株式会社
届出日 2022/01/28
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 難消化性デキストリン(食物繊維)
表示しようとする機能性 本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)は脂肪や糖の吸収を抑える機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健常な成人で、食後の血糖値や中性脂肪の上昇が気になる方
一日当たりの摂取目安量 1日1回を目安にお召し上がりください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:難消化性デキストリン(食物繊維として)
含有量:5g
保存の方法 高温多湿の場所を避け、保存してください。
摂取の方法 お食事と一緒にお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。摂りすぎあるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42111190210102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本届出食品に使用している難消化性デキストリンは、トウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であるため、原料としては食経験があると考えられる。重篤な有害事例は報告されていない。
難消化性デキストリンは過剰摂取した際に軽い下痢症状を起こすことがあるが、15 g程度で4週間摂取しても臨床上問題となる所見は認められていない。
健康な成人10名 (平均40.8±9.5歳、日本) を対象に、難消化性デキストリン (0.7~1.1 g/kg) を摂取させたところ、1.1 g/kgを摂取した男性1名において下痢の発症が観察され、下痢誘発の最大無作用量は男性で1.0 g/kg体重、女性では1.1 g/kg体重以上と推定された。
特定保健用食品の関与成分として使用されており、2020年12月で388品目が許可取得し、トクホ全体の約36%に相当する。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態がある。
特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンはすべて松谷化学工業㈱社製であり、本届出食品の関与成分と同一であることから、上記情報で評価が可能であると判断した。
また医薬品との相互作用に関する情報は、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所のデータベースにおいて記載はなかった。
以上のことから、本届出食品の安全性に問題はないと考えられる。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

(ア)標題
①難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する脂肪の吸収抑制作用に関する研究レビュー(メタアナリシス)
②難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する糖の吸収抑制作用に関する研究レビュー(メタアナリシス)

(イ)目的
①健常成人に対して難消化性デキストリンの摂取が、脂肪の吸収抑制作用を示すかを検証する
②健常成人に対して難消化性デキストリンの摂取が、糖の吸収抑制作用を示すかを検証する

(ウ)背景
現在、我が国における生活習慣病の患者数は増加している。脂質異常症・糖尿病等の生活習慣病は、動脈硬化疾患や虚血性心疾患を誘発する要因となっている。そのため、食生活の改善等による一次予防が望まれている。食物繊維の一種である難消化性デキストリンは①脂肪の吸収を抑制し食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用を有することと、②糖の吸収を抑制し食後血糖値の上昇抑制作用を有することが多数検証されている。そこで、難消化性デキストリンの①脂肪の吸収抑制作用、②糖の吸収抑制作用に関する研究レビューを実施した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性
①脂肪の吸収抑制作用について、各データベースに搭載された論文を対象に2019年7月2日に検索を行った。検索対象期間は各データベースの開設または搭載されている最初の時点から最終検索日までの全期間とした。対象者は、空腹時血中中性脂肪値が200mg/dL未満の健常成人であった。検索の結果、9報の論文が抽出された。
②糖の吸収抑制作用について、各データベースに搭載された論文を対象に2019年7月4日に検索を行った。検索対象期間は各データベースの開設または搭載されている最初の時点から最終検索日までの全期間とした。対象者は、空腹時血糖値が126mg/dL未満の健常成人であった。検索の結果、24報の論文が抽出された。

(オ)主な結果
①難消化性デキストリンの摂取により、プラセボ群と比較して血中中性脂肪濃度曲線下面積を有意に低下させることが確認された。血中中性脂肪濃度曲線下面積は、摂取した脂肪の吸収の程度を反映しており、特定保健用食品の食後血中中性脂肪上昇関係における評価指標に採用されている。
②難消化性デキストリンの摂取により、プラセボ群と比較して血糖濃度曲線下面積を有意に低下させることが確認された。血糖濃度曲線下面積は、摂取した糖の吸収の程度を反映しており、特定保健用食品の食後の血糖上昇関係における評価指標に採用されている。

(カ)科学的根拠の質
本研究レビューは、複数のデータベースを用いて論文の収集が行われている。検索の結果①24報、②9報の論文が抽出され、論文数も十分であると判断する。未発表データが存在する可能性があり出版バイアスの存在は否定出来なかったことから、継続した検証が必要である。