届出番号 | G1205 |
商品名 | やすらぐマスクメロン for Sleep (フォー スリープ) |
届出者名 | くだものの山長 |
届出日 | 2022/02/01 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 生鮮食品 |
機能性関与成分名 | GABA |
表示しようとする機能性 | 本品にはGABAが含まれています。GABAを100mg/日摂取すると、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高めるのに役立つ機能があることが報告されています。本品12分切(可食部約85g)を食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分の量の50%を摂取できます。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 健康な成人男女 |
一日当たりの摂取目安量 | 可食部85g(1/12玉程度)を目安に、お召し上がりください。機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分の量の半分(50%)を摂取できます。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:GABA 含有量:50mg |
保存の方法 | 常温 |
摂取の方法 | 一日可食部85g(1/12玉程度)を目安に、お召し上がりください。[機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分の量の半分(50%)を摂取できます。](一日当たりの摂取目安量と共に表示) |
摂取をする上での注意事項 | 本品は多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 降圧剤を服用している方は医師、薬剤師にご相談のうえお召し上がりください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42111140040102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
【農産物の概要】
やすらぐマスクメロンは、当店が国内向けに販売しているマスクメロンの一商品である。
メロンの原産地はアフリカ起源説が有力であったが、2010年植物学者のスザンヌ・レナー氏らによるDNA解析が行われ、インド亜大陸とヒマラヤ山脈低地帯が原産地であることがはっきりした、と報告されている。
現在当店が販売している温室メロンの主力は、高知県香南市にて栽培されている「エメラルドメロン」が中心である。
高知県のメロン栽培は昭和5年安芸郡芸西村、吾川郡春野町(現高知市)に於いて栽培が始まりました。昭和50年頃から栽培量も増え、高知県下で栽培がおこなわれるようになった。中でも近年「エメラルドメロン」は高品質メロンの中心的な役割を担っている。このエメラルドメロンは、平成4年から隔離床栽培に取り組み、現在10農家にて生産されております。
【喫食実績の内容と評価】
総務省統計局の「家計調査」によれば、メロンの一世帯当たりの年間消費量(全国平均)は2018‐2020年平均で1,709gであり、主に生食用として日本国内の全都道府県で流通、喫食されている。
エメラルドメロンの生産量は令和2年で約320トン。また輸出に関しても、香港を中心に東南アジアに展開している。以上のように、エメラルドメロンは、国内のみならず30年の喫食実績において、安全性を懸念するような報告は見当たりません。
【参考文献】
〇『野菜園芸大百科 4メロン』(農文協/編,農山漁村文化協会,2004)
〇『メロンとスイカの歴史』(シルヴィア・ラブグレン/著,龍 和子/訳,原書房)
〇『くらしと農業』第6巻3号(高知県農業改良普及協会)
〇『創立十周年記念誌 園芸の土佐』(水口幾寿/編,高知県園芸組合連合会,1931)
〇総務省統計局「家計調査」(https://www.stat.go.jp/data/kakei/)
【既存情報による安全性試験の評価】
GABAは、動物、植物、微生物など自然界に広く存在する非タンパク性アミノ酸であり、食品などにより日常的に摂取されています。また、GABAの安全性については、一連の変異原性、動物性のin vivoおよびin vitro試験、さらにヒト試験の安全性に係る部分の内容を精査して、GABAは極めて安全性の高い物質であると判断されます。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
GABAの睡眠の質を高める機能性に関する科学的根拠
【標題】
GABAの睡眠の質を高める作用に関する研究レビュー
【目的】
GABAを含む食品を健常者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)が摂取することにより、睡眠の質を高める機能性が見られるかを検討することを目的とした。
【背景】
GABAはアミノ酸の1種であり、脊髄動物の中枢神経系、特に海馬、小脳、大脳、脊髄などに存在し、主に抑制性神経伝達物質として機能している物質である。GABAは発酵食品や微生物による生産されることが多いが、生鮮な野菜や果物の中にも多く含まれていることも証明されている。GABAには様々な生理機能を有することが知られている。近年、GABAを含む食品の摂取による睡眠の質、つまり眠りの深さやすっきりとした目覚めに関する効果が報告され、GABA成分を配合した機能性表示食品商品も販売されている。
このような状況をふまえ、健常者がGABAの摂取による睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能性が見られるか、網羅的な文献調査を行い、研究レビューを実施し検証した。
【研究レビュー対象とした研究の特性】
4つのデータベースを中心に、2021年8月31日までに公表された論文を対象に、健常者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)を研究対象としたヒト試験で、GABAを含む食品の摂取により睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める作用を評価した。
【主な結果】
GABA を含む食品の摂取によって、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める作用を示すアウトカムとして、客観的指標「脳波変動(ノンレム睡眠時間)」および主観的指標「VAS(目覚め時の気持ち)」の2種に集約し検証した。その結果、採用論文3報のうち2報の研究はプラセボ群との有意差が認められ、肯定的な結果が得られた。この結果により、1日100mgのGABAを含む食品の摂取により睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能が認められると判断した。
【科学根拠の質】
全研究のバイアスリスクとしては、盲検性バイアス、症例減少バイアスがみられたが、非直接性については、採用された論文において大きな問題は確認されなかった。全体として本研究レビューで評価した論文は本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、概ね信頼できるものとしてGABAの睡眠の質を高める効果を裏付けるものであると判断した。ただし、効果があったとする論文では、何れも100mgのGABAを摂取したものであり、これより少ない量を摂取する場合にはGABAの効果は不明である。