沖縄・奄美のきびオリゴ
届出番号 G550
商品名 沖縄・奄美のきびオリゴ
届出者名 伊藤忠製糖株式会社
届出日 2021/08/30
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 フラクトオリゴ糖
表示しようとする機能性 本品にはフラクトオリゴ糖が含まれます。フラクトオリゴ糖は、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やし、腸内環境を改善し、便秘気味の方の便通を改善する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 便秘気味の健常成人男女(妊産婦及び.授乳婦を除く。)
一日当たりの摂取目安量 1日20g(小さじ3杯)を目安に
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:フラクトオリゴ糖
含有量:3.0g
保存の方法 直射日光を避け常温保存してください。
摂取の方法 毎日のお料理やヨーグルト、お飲み物、デザートに。お砂糖と同量を目安にご使用ください。
摂取をする上での注意事項 ●カロリー30%カットは同じ重さの砂糖と比較した場合です。●開封後はお早めにご使用ください。●結晶が出ることがありますが、品質には問題ありません。●疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。●体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。●本品は、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。
<摂取上の注意>
摂りすぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42103310360102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該商品は、機能性関与成分であるフラクトオリゴ糖を一日摂取目安量あたり3g摂取できる商品である。届出者である伊藤忠製糖株式会社は、既に当該商品と全く同一の製品を日本国内で2015年3月1日から2020年1月にわたり1,570,000本(31.4t)販売しているが、現在まで重篤な健康被害の報告はない。このことから一日摂取目安量を守って摂取をすることは健康上の害につながることはないと判断した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【ア:標題】フラクトオリゴ糖摂取による整腸作用に関するシステマティックレビュー

【イ:目的】フラクトオリゴ糖の摂取が「整腸作用」に対して有効であるかどうかを検証する目的でレビューを実施した。

【ウ:背景】フラクトオリゴ糖は様々な食品で使用されている安全な成分である 。

【エ:レビュー対象とした研究の特性】2021年1月30日、2月2日にPubMed、The Cochrane Library、医中誌Webの3つのデータベースを用いて検索を行った。健康な成人男女を研究対象としたランダム化比較試験の論文とした。最終的に評価した論文は2報であった。

【オ:主な結果】評価対象とした2報のうち1報ではフラクトオリゴ糖を一日あたり3g摂取する試験食品で、もう1報ではフラクトオリゴ糖を各群一日あたり2.5、5、7.5、10g摂取する試験食品で試験が実施されていた。整腸作用は善玉菌であるビフィズス菌数、排便頻度、便性状等によって評価されており、2報ともにプラセボ群と比較して統計学的に有意な改善が見られた。従って、フラクトオリゴ糖の摂取による整腸作用は、科学的根拠があるとした。

【カ:科学的根拠の質】採用された全ての文献がRCTであり、科学的根拠の質については問題ないと考える。日本人への外挿性については、採用文献のうち1報は日本人を対象とした研究であり肯定的な結果も得られているため問題ないと考える。研究の限界として本研究の対象となった1次研究において、そこで招集された参加者に潜在的なサンプリング・バイアスがある可能性があるが、これはシステマティックレビューに共通する限界である。また、国内外の複数の文献データベースを使用したが、対象論文数が2報と少ないことからパブリケーション・バイアスは検討していない。また、異質性の問題などにより、メタアナリシスを実施できず、定性的なレビューとなった。バイアスについては、評価対象とした論文全体としては大きなバイアスは確認されなかった。本研究レビューの結果は、後発の1次研究によって大きく変更される可能性は低いと推察されるが、一日当たりの有効摂取量に関するさらなる研究が報告されることが望ましい。