毎日のすこやか緑茶
届出番号 H635
商品名 毎日のすこやか緑茶
届出者名 株式会社八社会
届出日 2022/10/14
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 難消化性デキストリン(食物繊維)
表示しようとする機能性 本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれています。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した糖の吸収を抑えることにより、食後の血糖値の上昇を穏やかにする機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 食後の血糖値が気になる健常成人
一日当たりの摂取目安量 食事と共に1日1本を目安にお飲みください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:難消化性デキストリン(食物繊維)
含有量:5g
保存の方法 直射日光や高温多湿の場所を避けてください。
摂取の方法 (1日あたりの摂取目安量と併せて記載)
摂取をする上での注意事項 多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42210140130100

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

難消化性デキストリンは、トウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であるため、原料としての食経験があると考えられ、重篤な有害事例も報告されていません。また、難消化性デキストリンを過剰摂取した際に軽い下痢症状を起こすことがありますが、15 g程度を4週間摂取しても臨床上問題となる所見は認められていません。
難消化性デキストリンは、特定保健用食品の関与成分としても使用されており、2020年12月で388品目が許可取得し、トクホ全体の約36%に相当します。許可品目は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態がありますが、難消化性デキストリンはすべて松谷化学工業㈱社製であり、本届出食品の機能性関与成分と同一であることから、上記情報で評価が可能であると判断しました。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】
難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する食後血糖値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
【目的】
健常成人(空腹時血糖値126mg/dL未満)が難消化性デキストリンを摂取することにより、食後血糖値の上昇抑制作用が見られるかを確認する。
【背景】
食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、日本における生活習慣病の患者数は増加しています。その中でも、糖尿病患者数の増加は超高齢社会を迎えた日本において極めて深刻な問題の一つであり、食後血糖値をコントロールすることは非常に重要であると言われています。また、食物繊維には血糖値調節効果が期待されており、難消化性デキストリンを関与成分とした「食後血糖値の上昇を抑制する」特定保健用食品は190品目あります。そこで今回、難消化性デキストリンの食後血糖値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)を実施しました。
【レビュー対象とした研究の特性】
本研究のデザインは、システマティックレビュー(メタアナリシス)です。4つの電子データベースを使用し、健常成人を対象に難消化性デキストリンを用いて食後血糖値の上昇抑制作用について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集しました。各RCT論文の質の評価を行い、3つの評価項目「食後血糖値30分」、「食後血糖値60分」、「食後血糖値の濃度曲線下面積(AUC 0-120min)」について、難消化性デキストリン摂取群と対照群の差のデータを統合しました。統合の手法は、Random effect modelであるDerSimonian-Laired法を用いました。
【主な結果】
43報のRCT論文が抽出されました。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が有意に食後血糖値を低下させることが認められました。さらに、難消化性デキストリン(食物繊維)摂取量の中央値は5 gでした。
【科学的根拠の質】
難消化性デキストリン(食物繊維)5 .0gを食事とともに摂取することによって、食後血糖値の上昇抑制作用が期待できることが示されました。ただし、今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要です。また、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、継続した研究が必要と考えられます。

以上のことから、「毎日のすこやか緑茶」は1日の摂取目安量370ml当たり難消化性デキストリン(食物繊維)を5.0g配合しているため、食事と共に摂取することによって、食後の血糖値の上昇を穏やかにする作用が期待されます。