
届出番号 | H85 |
商品名 | あらん |
届出者名 | 有限会社高島産業 |
届出日 | 2022/04/21 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 生鮮食品 |
機能性関与成分名 | ルテイン |
表示しようとする機能性 | 本品にはルテインが含まれています。ルテインを10mg/日摂取すると、光による刺激から目を保護するとされる網膜(黄斑部)色素を増加させることが報告されています。本品を3個(可食部163g)食べると機能性が報告されている一日当たりのルテインの量の50%を摂取できます。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 成人健常者 |
一日当たりの摂取目安量 | 3個(可食部163g) |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:ルテイン 含有量:5.0mg |
保存の方法 | お買い上げ後は冷蔵庫(10℃以下)で保存してください。 |
摂取の方法 | そのままあるいは加熱処理してお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | 本品は、多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日当たりの摂取目安量をお守りください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42202100300102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
ルテインはケールやホウレンソウなど緑黄色野菜や卵黄など、自然界に広く分布している成分であり、長年の食経験がある。また、同様の商品として、十数年以上前からルテインを強化した卵(可食部100g当りルテイン2.1~2.3mg含有)をすでに600万個以上販売しています。その間、健康被害等は報告されていません。
また、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品の安全性・有効性情報」の素材情報データベースでは、ルテインは「通常の食品に含まれる量を適切に摂取する場合、妊娠中・授乳中においてもおそらく安全である。」とされている。厚生労働省の「医薬品の範囲に関する基準」(食薬区分)では「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」に該当しており、米国では、GRAS(一般的に安全とみなされた物質)に該当している。そして、FAO/WHO食品添加物専門家会議(JECFA(2006))では一日摂取許容量のルテインは0~2 mg/kg体重とされている。
以上の情報から、本製品中の機能性関与成分であるルテインの1日あたり摂取目安5mgは十分に安全であると判断される。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】
光による刺激から目の黄斑部を保護する効果があるとされているルテインの継続的な摂取による網膜(黄斑部)色素の増加に関する研究レビュー
【目的】
ルテインの継続的な摂取が、目の網膜(黄斑部)色素を増加させる機能に関して、成人健常者を対象とした論文を評価することを目的とした。
【背景】
高齢者の失明原因の一つである黄斑変性症の患者のルテインなどの網膜色素量は健常者より低く、健常者においても加齢に伴い低下するとの報告がある。このルテインなどの網膜色素は目の網膜の中心に位置する黄斑部に存在し、その活性酸素消去能および青色光吸収作用により光酸化損傷から黄斑部を保護する効果があるとされている。
【レビュー対象とした研究の特性】
3つのデータベース(PubMed、JDreamⅢ、医中誌Web)より文献検索を実施し、目的に合致した論文を評価した。その結果、最終的に無作為化比較試験(RCT)である6報を採択した。
【主な結果】
ルテイン10mg以上/日を含む食品を4ヶ月以上継続的に摂取すると、光による刺激から目を保護するとされる網膜(黄斑部)色素量の増加が認められる肯定的な結果が得られた。
【科学的根拠の質】
採用文献6報はすべて無作為化比較試験であり、群間差あり論文が3報、群内(摂取前後)差のみで効果あり論文が2報、効果なし論文が1報であった。全研究のバイアスリスクの否定は出来ないもののエビデンス全体に影響を与える重大なリスクではないことから、最終的に肯定的な根拠があると判断した。