毎日1杯の青汁 Fiber(ファイバー)
届出番号 H920
商品名 毎日1杯の青汁 Fiber(ファイバー)
届出者名 株式会社伊藤園
届出日 2022/12/12
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 大麦若葉由来食物繊維
表示しようとする機能性 本品には大麦若葉由来食物繊維が含まれます。大麦若葉由来食物繊維には以下の機能があることが報告されています。①腸内環境を改善する(善玉菌である乳酸菌を増やす)②肌の潤いを維持する
当該製品が想定する主な対象者 健常成人で、おなかの調子が気になる方、肌の乾燥が気になる方
一日当たりの摂取目安量 1日1本を目安にお飲みください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:大麦若葉由来食物繊維
含有量:0.7g
保存の方法 直射日光や高温多湿の場所を避けてください。
摂取の方法 1日1本を目安にお飲みください。(1日当たりの摂取目安量と共に表示)
摂取をする上での注意事項 多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。ビタミンKの摂取に注意が必要な方は医師にご相談ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42212020810100

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

1 既存情報による食経験の評価
大麦若葉は青汁製品として多くの人に利用されている。

2 既存情報による安全性試験の評価
本品の機能性関与成分を含む原材料「大麦若葉粉末」を本品と同程度以上配合する特定保健用食品において、食品安全委員会により安全性に問題はないと判断されている。なお、大麦若葉粉末にはビタミンKが含まれていることから、抗凝血剤服用者及び医療従事者への情報提供のための注意喚起表示を行う必要があると判断されている。

3 医薬品との相互作用
公的データベース及び文献調査より、大麦若葉青汁製品の摂取は、製品中に含有されるビタミンKによりワーファリン服用者の投薬効果に影響を与える可能性が報告されている。よって、本品では医師からビタミンK摂取について注意するよう言われている方は医師へ相談すべき旨を、摂取をする上での注意事項として表示した。
注意喚起することで、本品利用者に摂取上の注意を促し本品摂取により想定される健康被害を防止できると考えられる。

4まとめ
以上より、本品の機能性関与成分を含む原材料「大麦若葉粉末」は安全性に問題はないと考えられた。他の原材料は本品の配合量においては安全性に問題なく、「大麦若葉粉末」を同程度以上配合した特定保健用食品の評価結果を本品に外挿できると考えられる。よって本品を適切に摂取する上で安全性について懸念はないと考えられる。ただし、食品安全委員会の判断に従い、本品においては、(3)に示す通り、摂取する上での注意事項を表示した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

腸内環境に対する影響】
1 標題
大麦若葉由来食物繊維の摂取による腸内環境(腸内細菌叢)に対する影響

2 目的
健常成人に大麦若葉由来食物繊維を摂取させるとプラセボ摂取と比較して腸内環境(腸内細菌叢)を改善する機能を有するかについて検証することを目的とした。

3 背景
大麦若葉由来食物繊維には整腸作用を有するという報告があり、大麦若葉由来食物繊維の摂取によって腸内環境(腸内細菌叢)を改善する機能について総合的に評価するため研究レビューを実施した。

4 レビュー対象とした研究の特性
健常成人を対象に、大麦若葉由来食物繊維の摂取による腸内環境(腸内細菌叢)への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用文献は1報となった。

5 主な結果
20歳以上、65歳未満の健常成人男女において、大麦若葉由来食物繊維0.7 g/日を摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、善玉菌として知られる乳酸菌(Lactobacillus属)の占有率において有意な増加が認められた。

6 科学的根拠の質
健常成人において、大麦若葉由来食物繊維0.7 g/日の摂取は、腸内環境を改善する(善玉菌である乳酸菌を増加させる)機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、採用文献数が少なく、潜在的なバイアスが存在する可能性は否定できない。

【肌の水分量に対する影響】
1 標題
大麦若葉由来食物繊維の摂取による肌の水分量(皮膚水分量)に対する影響

2 目的
健常成人に大麦若葉由来食物繊維を摂取させるとプラセボ摂取と比較して肌の水分量(皮膚水分量)に効果を及ぼすかについて検証することを目的とした。

3 背景
大麦若葉由来食物繊維には角層水分量を増加させるという報告があり、大麦若葉由来食物繊維の摂取によって肌の水分量(皮膚水分量)に及ぼす効果について総合的に評価するため研究レビューを実施した。

4 レビュー対象とした研究の特性
健常成人を対象に、大麦若葉由来食物繊維の摂取による肌の水分量(皮膚水分量)への影響を、プラセボと比較した論文を評価対象とした。文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用文献は1報となった。

5 主な結果
健常成人において、大麦若葉由来食物繊維0.7 g/日の摂取により、プラセボ摂取と比較して、摂取8週間後の角層水分量における有意な増加が認められた。

6 科学的根拠の質
健常成人において、大麦若葉由来食物繊維0.7 g/日の摂取は、肌の水分量(皮膚水分量)を増加させる機能を有することが示された。ただし、本研究の限界として、採用文献数が少なく、潜在的なバイアスが存在する可能性は否定できない。