CHARANY(チャラニー)
届出番号 I1405
商品名 CHARANY(チャラニー)
届出者名 有限会社味源
届出日 2024/03/25
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 難消化性デキストリン(食物繊維)
表示しようとする機能性 本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれています。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した脂肪や糖の吸収を抑えることにより、食後の血中中性脂肪や血糖値の上昇を抑えることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 成人健常者
一日当たりの摂取目安量 食事の前を目安に、1本(20g)を召し上がりください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:難消化性デキストリン(食物繊維)
含有量:5g
保存の方法 直射日光、高温・多湿を避けて保存してください。
摂取の方法 一日当たりの摂取目安量とともに表示
摂取をする上での注意事項 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。摂りすぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42312110930103

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本製品は、難消化性デキストリン(食物繊維)を1日摂取目安量あたり5g含む食品である。難消化性デキストリンはトウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であり、原料としての食経験があり、重篤な有害事例は報告されていない。また、難消化性デキストリンは1989年に発売され、国内外において年間3万トン以上販売されている。多くの加工食品に配合されて食されており、十分な食経験がある。
難消化性デキストリンは、特定保健用食品の関与成分として使用されており、2023年10月で372品目が許可取得し、トクホ全体の約35%に相当し、許可品目は多様な食品形態がある。特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンはすべて本製品で用いたのと同一企業製であり、本製品の機能性関与成分と同一である。
以上より、難消化性デキストリン(食物繊維)を5g含有する本製品の安全性は高いと考えられる。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

1.食後の血中中性脂肪値の上昇を抑える機能
・標題:難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
目的:空腹時血中中性脂肪値が200mg/dL未満の成人に対して難消化性デキストリン(食物繊維)を摂取することにより、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用が見られるかを確認する。
・背景:現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。生活習慣病は動脈硬化疾患や虚血性心疾患を誘発する要因となっており、特に脂質異常症は動脈硬化の危険因子であることから、食生活の改善などによる一次予防が望まれている 。さらに、近年、脂質異常症の1つとして食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきた。そのため、食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する食品素材が注目視されている。
難消化性デキストリン(食物繊維)は、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用を有することが報告されており、特定保健用食品に使用されている。そこで今回、難消化性デキストリン(食物繊維)の食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)を実施した。
・レビュー対象とした研究の特性:健常成人および血中中性脂肪がやや高めの成人を対象とし、試験群に難消化性デキストリン(食物繊維)を含む食品を、対照群にはプラセボ食品を用い、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用について調査したランダム化比較試験(RCT)を対象とした。文献検索には国内外の文献検索電子データベースを使用し、網羅的に行った。
・主な結果: 9報のRCT論文が抽出された。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン(食物繊維)摂取群が食後血中中性脂肪値を有意に低下させることが確認された。難消化性デキストリン(食物繊維として)5gを食事と合わせて摂取することによって、食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する作用が期待できることが示された。
・科学的根拠の質:バイアスリスクがわずかに認められたものの、研究例が多く結果に相違がなく、総合的に解析した(メタアナリシス)結果も有意であった。これらのことから、科学的根拠は強いと判断した。しかし、今後の研究によっては、結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要である。

2. 食後の血糖値の上昇を抑える機能
・標題:難消化性デキストリン(食物繊維)を用いた健常成人に対する食後血糖値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
目的:健常成人に対して難消化性デキストリン(食物繊維)を摂取することにより、食後血糖値の上昇抑制作用が見られるかを確認する。
・背景:現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。その中でも、糖尿病患者数の増加は、超高齢社会を迎えた日本において極めて深刻な問題のひとつとなっている。糖尿病に罹患しないためには、食事療法などにより食後血糖値をコントロールすることが非常に重要であると言われている。中でも食物繊維の摂取による糖尿病発症リスク軽減作用が注目されており、難消化性デキストリン(食物繊維)は「食後血糖値の上昇を抑制する」といった表示内容の許可を受けた特定保健用食品が数多く存在する。そこで今回、難消化性デキストリン(食物繊維)の食後血糖値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)を実施した。
・レビュー対象とした研究の特性:健常成人を対象とし、試験群に難消化性デキストリン(食物繊維)を含む食品を、対照群にはプラセボ食品を用い、食後血糖値の上昇抑制作用について調査したランダム化比較試験(RCT)を対象とした。文献検索には国内外の文献検索電子データベースを使用し、網羅的に行った。
・主な結果:43報のRCT論文が抽出された。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン(食物繊維)摂取群が有意に食後血糖値を低下させることが認められた。難消化性デキストリン(食物繊維)摂取量の中央値は5 gであった。
・科学的根拠の質:バイアスリスクがわずかに認められたものの、研究例が多く結果に相違がなく、総合的に解析した(メタアナリシス)結果も有意であった。これらのことから、科学的根拠は強いと判断した。しかし、今後の研究によっては、結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要である。