届出番号 | I1406 |
商品名 | 記憶バリア |
届出者名 | DUEN合同会社 |
届出日 | 2024/03/25 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
機能性関与成分名 | イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン |
表示しようとする機能性 | 本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンには、加齢によって低下する認知機能の一部である記憶(言葉や体験を思い出す力)の精度を向上させることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 健康な中年期から高年期の方 |
一日当たりの摂取目安量 | 2粒 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:イチョウ葉フラボノイド配糖体/イチョウ葉テルペンラクトン 含有量:フラボノイド配糖体20㎎/テルペンラクトン4.8㎎ |
保存の方法 | 直射日光及び高温多湿の場所を避けて保存してください。 |
摂取の方法 | 一日摂取目安量を水又はぬるま湯などと一緒にお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | ・多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。 ・本品の過剰摂取は出血傾向を高める恐れがありますのでお控えください。 ・血液凝固抑制剤やワルファリンなどの抗血栓薬を服用している方は本品の摂取を避けてください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42401120970102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
イチョウ葉抽出物は1960年代にドイツ企業において研究・開発され、脳や末梢の血流改善に効果があるとして使用が始められました。60歳以上を対象にした2011年のドイツにおける調査では、その15.3%でイチョウ葉抽出物を使用していることが推計されています。
2011年の報告では、ドイツにおけるイチョウ葉抽出物の年間販売額は約4.2億ユーロ、アメリカでは約1.1億ドル、日本では約43億円あるとされています。本製品の原料供給元はイチョウ葉エキス末(フラボノイド配糖体25%以上、テルペンラクトン6%以上、ギンコール酸5ppm以下)を過去5年間で38t 販売していますが、この間に健康被害情報はございません。
喫食経験についてデータベースを用いて調べたところ、規格化されたイチョウ葉(フラボノイド類24%以上、テルペン類6%以上、ギンコール酸5ppm以下)の製品を適切な一日摂取量で用いれば安全性に問題ないと考えられます。
また論文検索を行ったところ、イチョウ葉抽出部の240mg/日の摂取において、重篤な副作用は認められなかったことから、本製品には十分な安全性があると判断いたしました。
本製品はフラボノイド配糖体25%以上、テルペンラクトン6%以上、ギンコール酸5ppm以下に規格化されたイチョウ葉エキス末を含み、エキス末としての一日摂取目安量は88mgです。参考までですが、欧米では認知改善のため120-240mg/日で経口摂取されています。ここで一日摂取許容量ADIの算出に用いる体重差(日本:53.3kg、欧米:60.7kg)を勘案しますと、欧米人での120-240mg/日は、日本人で約105-210mg/日に相当し、この観点からも本製品を上記の一日摂取目安量で使用する場合は安全性に問題は無いものと判断します。
イチョウ葉抽出物の医薬品との相互作用に対しては、血液凝固抑制薬により代謝される医薬品、血糖降下薬と相互作用を起こす可能性が報告されているため、商品パッケージに注意喚起を記載し、消費者への摂取上の注意を促すことで、本製品摂取により起こる可能性のある健康被害を防止できると判断いたしました。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
(ア)標題
経口摂取のイチョウ葉抽出物が認知機能の低下に及ぼす影響についての研究レビュー
(イ) 目的
今回、健康な方がイチョウ葉抽出物(機能性関与成分:イチョウ葉フラボノイド配糖体24%以上、イチョウ葉テルペンラクトン6%以上を含有)を経口摂取した際の、加齢に伴う認知機能の低下に及ぼす影響を取り扱う論文を抽出し評価しました。
(ウ) 背景
イチョウ葉抽出物は、1960年代にドイツ企業において研究・開発され、脳や末梢の血流改善に効果があるとして使用が始められました。これまでにイチョウ葉抽出物の認知機能についての影響を検証した研究は多数報告されています。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
国内外のデータベースを用いて2016年 3月22日までに公表された論文を検索しました。認知症を発症していない健康な方がイチョウ葉抽出物を経口摂取することにより、プラセボ(外観は同じだが、イチョウ葉抽出物を含まないもの)に比べ、加齢に伴う認知機能の低下に影響が見られるかを検証した4論文を選択しました。いずれの4論文もランダム化比較試験とよばれる質の高い臨床試験です。
(オ)主な結果
健康な中年期~高年期の方が1日あたり80~180mgのイチョウ葉抽出物を摂取した場合、認知機能のなかで記憶の保持・検索・再生に関わる検査項目において、摂取後の結果がプラセボに比べ良好化することを示していました。これらのデータの日本人への外挿性ならびに試験食品と届出品の同等性にも問題は無いと判断しました。
(カ)科学的根拠の質
選択した4論文の内容の妥当性・信頼性について検討しました。未発表データの存在は完全には否めませんが、論文の収集は科学技術および医療分野の主要なデータベースを使用しているため、公開研究はほぼ網羅されていると考えます。その他バイアス(偏見、先入観など)をはじめ、科学的根拠の質に影響を及ぼす深刻な問題は無いと判断します。なお、近い将来日本人を対象とした臨床試験データを加味し、追加的に考察できることが望まれます。