届出番号 | J113 |
商品名 | 菊芋のおかげ(お茶) |
届出者名 | 日本糖尿食研株式会社 |
届出日 | 2024/04/30 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | イヌリン |
表示しようとする機能性 | 本品にはイヌリンが含まれます。イヌリンには食後の血糖値の上昇を抑える機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 食後の血糖値が気になる方 |
一日当たりの摂取目安量 | 1日当たり1袋を目安にお飲みください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:イヌリン 含有量:750mg |
保存の方法 | 高温多湿及び直射日光を避けて、涼しい所に保存してください。 |
摂取の方法 | 本品1袋を熱湯200mlに入れ、5分ほど蒸らしてからお飲みください。 ※熱湯の取り扱いには十分ご注意ください。 |
摂取をする上での注意事項 | 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。摂りすぎあるいは体質・体調によりお腹がゆるくなることがあります。 原材料表示をご確認の上、食物アレルギーのある方は摂取をお控えください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42401260790103 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
1.喫食実績による食経験の評価
本届出品である「菊芋のおかげ(お茶)」は、ティーバッグ1袋(2 g)から抽出した200 mlの飲用物中に機能性関与成分イヌリンを750mg含む。血糖値の上昇を抑える機能に対して一日1袋(2g)イヌリン750mgの摂取を推奨する製品である。「菊芋のおかげ お茶タイプ(現行品2.5g/袋)」は、2011年から2024年2月時点で約14万9,600袋が出荷され、延べ3,423人に摂取されている。成人(男女の区別なし、幅広い年齢層)を対象として日本国内でのみ販売されており、これまで健康被害の報告はない。
2.既存情報を用いた安全性試験の評価
アメリカ食品衛生局の Generally Recognized As Safeによると、40 g/日までのイヌリン摂取においても問題がないと評価されている。
一方、人によっては、イヌリンを含む食品には重篤なアレルギーを引き起こすことのあることが記載されているが、本届出品では摂取上の注意にて注意喚起を行い、安全性を担保する。
3.医薬品との相互作用に関する評価
問題となる相互作用については、報告されていない。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
<食後血糖値の上昇を抑える機能について>
1.標題
イヌリンによる食後血糖値上昇を緩やかにする作用に関する定性的研究
レビュー
2.目的
イヌリンを含む食品には、疾病に罹患していない健常な成人の食後血糖値の上昇を緩やかにする機能があることを検証する。
3.背景
イヌリンによる食後血糖値上昇が緩やかになることはいくつか報告があるが、健常者を対象とした研究レビューは未だ行われていない。
4.レビュー対象とした研究の特性
「医中誌」「JDreamIII」「PubMed」「The Cochrane Library」を用いて論文検索を行った。対象(P) が、疾病に罹患していない健常な成人、介入(I)がイヌリンを含む食品の摂取、対照(C)がプラセボ食品の摂取、無介入または摂取前値、アウトカム(O)が負荷食後の食後血糖値、である論文を収集した。
5.主な結果
5 報の論文を採用した。 5 報中 3 報において、イヌリンの摂取により食後血糖値の上昇が有意に抑制されていた。境界域の者を含む論文が 1 報あったため、これを除いた論文群でも考えたところ、この論文群では 4 報中 2 報で有意な効果が見られていた。
6.科学的根拠の質
5 報の採用論文はいずれもRCT試験であり、デザイン上の問題はない。限界としては、5 報の結果には中程度の非一貫性がある。さらに、今回の採用論文の中には二重盲検についての記述が無いものが存在するが、エビデンス総体をみたときに大きな問題となるようなリスクはなく、科学的根拠の質は高いと考えられる。
したがって、本研究レビューの結果から、イヌリンの食後血糖値の上昇を抑える機能は、科学的根拠があると判断した。