パセノールサプリ
届出番号 J1195
商品名 パセノールサプリ
届出者名 森永製菓株式会社
届出日 2025/02/19
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(錠剤、カプセル剤等)
機能性関与成分名 ピセアタンノール
表示しようとする機能性 本品には、ピセアタンノールが含まれます。ピセアタンノールには、肌の乾燥が気になる方の肌の潤いを守る機能、加齢による肌の乾燥などが気になる方の肌の弾力を維持し肌の健康に役立つ機能が報告されています。また、日常生活(安静時や日常活動時)のエネルギーとして脂肪を燃焼しやすくする機能が報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健康な成人男女・肌が乾燥しがちな健常成人
一日当たりの摂取目安量 1日3粒を目安に、水またはお湯でお召し上がりください。
一日あたりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:ピセアタンノール
含有量:10㎎
保存の方法 直射日光・高温 ・多湿を避けて保存してください
摂取の方法 1日3粒を目安に、水またはお湯でお召し上がりください。(一日当たりの摂取目安量とともに記載)
摂取をする上での注意事項 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守って、摂取量が多くならないようご注意ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skGqHIAU

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

【喫食実績】
当該製品と同等のピセアタンノール量を含有している製品群「パセノール(粒)」「パセノールドリンク」を日本国内で2013年6月より発売し、これまで2,732万食以上を販売している。その間に購入された方からの有害事象の申し出はないことから当該製品についても安全性に問題ないと評価した。また、原料のパッションフルーツは長い間世界中で一般的に種ごと食され食経験は十分にあることから、安全性に問題はないと考えられる。
【医薬品との相互作用】
ピセアタンノールと医薬品の相互作用に関する情報はなかった。
一方で、パッションフルーツと医薬品「ミタゾラム(一般名)」との相互作用に関する報告があり確認したところ、ミタゾラムの代謝酵素である肝薬物代謝酵素CYP3A4に対しパッションフルーツが阻害するというものであったが、阻害率は2.5%とほとんどないことから相互作用に問題ないことが確認できた。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

(1)肌の潤いに及ぼす機能の検証
【標題】
機能性関与成分ピセアタンノールの摂取による肌の保湿機能に関する研究レビュー
【目的】
研究レビューにより、「肌が乾燥しがちな健常成人」を対象に、プラセボの経口摂取と比較して、国内外の論文を検索・調査し、科学的根拠を評価した。
【背景】
体の表面を覆う皮膚は、人体における最大の臓器であり、表皮・真皮および皮下組織から構成される。皮膚の重要な役割としては、表皮角質層のバリア機能が体内から水分が蒸散するのを防ぎ、外界からの異物の侵入や攻撃から体を守る働きがある。したがって、角質層の水分量を保持することは、皮膚を健康に保つうえで重要である。
ピセアタンノールは、パッションフルーツ種子に高含有している食品成分であり、生理機能としては、血糖値上昇抑制作用や血管拡張作用、線維芽細胞におけるコラーゲン産生増強・分解抑制作用、メラニン合成抑制作用などが報告されている。さらに近年、ピセアタンノールを経口摂取することで、肌の保湿機能に関する機能性をもつことが報告されている。
【レビュー対象とした研究の特性】
・検索対象期間:~204年1月10日
・対象集団の特性:肌が乾燥しがちな健常者
・評価した論文数:2報
・研究デザイン:最低2週間、健常成人を対象に肌の保湿機能(皮膚水分量)に対するピセアタンノール含有食品の効果を検討しているランダム化比較試験
【主な結果】
肌が乾燥しがちな健常成人が、ピセアタンノール含有食品 (1日あたり5 mg~30 mg)を摂取することによって、プラセボの経口摂取と比較して、統計学的に有意な肌の保湿作用があることが示された。
【科学的根拠の質】
本研究レビューにおける結果の限界・問題点としては、採用論文が2報のみであり、論文数が限定されていることが挙げられる。また、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、他の言語における本研究レビューに関連する論文の存在は否定できず、言語バイアスについて否定できない。ただし、過半数以上の採用論文でプラセボ群との有意差がみられており、エビデンス総体の質について、確実性の評価も踏まえ、表示しようとする機能性について総合的に肯定されると判断した。

(2)肌の弾力に及ぼす機能の検証
【標題】
機能性関与成分ピセアタンノールの摂取による肌の弾力を維持・向上する機能に関する研究レビュー
【目的】
研究レビューにより、健常者を対象に、プラセボの経口摂取と比較して、国内外の論文を検索・調査し、科学的根拠を評価した。
【背景】
肌の弾力性は、表皮および真皮を含めた皮膚全体の組織構造維持に関与しており、肌の弾力性が失われると角層水分量が減少するとともに皮膚が脆弱化することが知られており、肌の健康を維持・改善する上で重要である。
ピセアタンノールは,パッションフルーツ種子に高含有している食品成分であり、生理機能としては、肌の保湿作用、線維芽細胞におけるコラーゲン産生増強・分解抑制作用、メラニン合成抑制作用などが報告されている。さらに近年、ピセアタンノールを経口摂取することで、肌の弾力を維持・向上する機能性をもつことが報告されている。
【レビュー対象とした研究の特性】
・検索対象期間:~2023年10月4日
・対象集団の特性:健常者
・評価した論文数:2報
・研究デザイン:健常者を対象に肌の弾力を維持・工場する機能に対するピセアタンノール含有食品の効果を検討しているランダム化比較試験
【主な結果】
肌が乾燥しがちな健常者が、ピセアタンノール含有食品 (1日あたり5 mg~30 mg)を摂取することによって、プラセボの経口摂取と比較して、統計学的に有意に肌の弾力を維持・向上する結果が示された
【科学的根拠の質】
本研究レビューにおける結果の限界・問題点としては、採用論文が2報のみであり、論文数が限定されていることが挙げられる。また、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、他の言語における本研究レビューに関連する論文の存在は否定できず、言語バイアスについて否定できない。ただし、過半数以上の採用論文でプラセボ群との有意差がみられており、エビデンス総体の質について、ピセアタンノールの介入は有効であり、エビデンスの確実性は「高」と判断した。以上の結果より、totality of evidenceの観点から、表示しようとする機能性について総合的に肯定されると判断した。

(3)エネルギー代謝における脂肪燃焼に及ぼす機能の検証
【標題】
機能性関与成分ピセアタンノールの摂取によるエネルギー代謝における脂肪燃焼を高める機能に関する研究レビュー
【目的】
研究レビューにより、健常者を対象に、プラセボの経口摂取と比較して、国内外の論文を検索・調査し、科学的根拠を評価した。
【背景】
食生活の欧米化、慢性的な運動不足などにより、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。これら生活習慣病の要因の一つに肥満があり、耐糖能障害や高血圧、脂質異常症などが関連疾患として挙げられ、肥満をコントロールすることが我が国の保健医療政策上、重要な課題となっている。肥満を防ぐためには食事からの摂取エネルギー量をコントロールする食事療法や消費エネルギーを増やす運動療法による対策が重要である。
肥満への対応策が必要とされる中で、食品が有する健康維持機能・生体調節機能について様々な研究が進んでおり、エネルギー代謝における脂肪消費・燃焼を高める機能性が注目され、多くの研究が進められている。
ピセアタンノールは,パッションフルーツ種子に高含有している食品成分であり、生理機能としては、血糖値上昇抑制作用や血管拡張作用、線維芽細胞におけるコラーゲン産生増強・分解抑制作用、メラニン合成抑制作用などが報告されている。さらに近年、パピセアタンノールを経口摂取することで、脂肪の燃焼(脂肪酸酸化)を促進する機能に関する機能性をもつことが報告されている。
【レビュー対象とした研究の特性】
・検索対象期間:~2024年2月5日
・対象集団の特性:健常者
・評価した論文数:2報
・研究デザイン:健常者を対象にエネルギー代謝における脂肪燃焼に対するピセアタンノール含有食品の効果を検討しているランダム化比較試験
【主な結果】
ピセアタンノール含有食品を摂取することによって、プラセボの経口摂取と比較して、エネルギー代謝における脂肪燃焼を高める方向で有意な結果を示していることが確認された。
【科学的根拠の質】
本研究レビューにおける結果の限界・問題点としては、採用論文が2報のみであり、論文数が限定されていることが挙げられる。また、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、他の言語における本研究レビューに関連する論文の存在は否定できず、言語バイアスについて否定できない。ただし、過半数以上の採用論文でプラセボ群との有意差がみられており、エビデンス総体の質について、確実性の評価も踏まえ、表示しようとする機能性について総合的に肯定されると判断した。

(構造化抄録)