ピルクルエイジングライフc
届出番号 J1304
商品名 ピルクルエイジングライフc
届出者名 日清ヨーク株式会社
届出日 2025/03/12
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 DDMP(2,3-dihydro-3,5-dihydroxy-6-methyl-4H-pyran-4-one)、乳酸菌NY1301株(Lactobacillus paracasei subsp. paracasei NY1301)
表示しようとする機能性 本品にはDDMP(2,3-dihydro-3,5-dihydroxy-6-methyl-4H-pyran-4-one)と乳酸菌NY1301株(Lactobacillus paracasei subsp. paracasei NY1301)が含まれます。 抗酸化作用を持つDDMPは、中高年の方の加齢により低下する認知機能の一部である記憶力(言語を思い出す力)を維持する機能、肌の弾力を維持し肌の健康を守るのを助ける機能が報告されています。 乳酸菌NY1301株は腸内環境を改善し、便通を改善する機能が報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 認知機能の衰えを感じている中高年、肌の乾燥が気になる健常者、便秘傾向の健常者
一日当たりの摂取目安量 一日当たり65mlを目安にお召し上がりください。
一日あたりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:DDMP(2,3-dihydro-3,5-dihydroxy-6-methyl-4H-pyran-4-one)、乳酸菌NY1301株(Lactobacillus paracasei subsp. paracasei NY1301)
含有量:2.2mg、600億個
保存の方法 要冷蔵10℃以下
摂取の方法 一日摂取目安量を召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 ・乳成分が沈殿することがありますが、品質には問題ありません。よく振ってからお召し上がりください。
・開封後は早めにお召し上がりください。
・ふた及びボトルは衝撃に弱く、またにおいを吸収しやすいので、取扱いにはご注意ください。
・まれにボトル外側に白い粉が付着することがありますが、ボトル同士のこすれによるものです。製品の品質には問題ありません。
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skKlcIAE

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本届出食品は1本(65ml、一日当たりの摂取目安量)当たりDDMPが2.2mg、乳酸菌NY1301株(Lactobacillus paracasei subsp. paracasei NY1301)が600億個含まれている加工食品(その他)です。

【DDMPの安全性評価】
DDMPを2.2mg含む機能性表示食品ピルクルミラクルケア」は過去の販売期間において重篤な健康被害は報告されておりません。

【乳酸菌NY1301株の安全性評価】
乳酸菌NY1301株を600億個含む機能性表示食品「ピルクルミラクルケア」は過去の販売期間において重篤な健康被害は報告されておりません。

また、乳酸菌NY1301株を届出食品と同等以上(1000億個~3000億個)の乳酸菌数を継続的に摂取させた試験が2件報告されており、いずれの試験においても試験食品の摂取に起因する有害事象は認められておりません。

また、機能性関与成分同士の相互作用、医薬品との相互作用についても、問題となる報告はありませんでした。

以上のことから、届出食品の安全性については十分であると評価いたしました。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

[DDMPの認知機能の一部である記憶力(言語を思い出す力)を維持する機能性]
【標題】
DDMPの記憶力に対する影響に関する研究レビュー

【目的】
成人健常者がDDMPを摂取した場合の記憶力への効果について検証することを目的としました。

【背景】
記憶力をはじめとする認知機能は加齢とともに低下することは知られているが、その要因の1つに活性酸素(ROS)が挙げられます。ROSは、生理機能に必要な代謝産物であるが、過剰なROSは老化の原因であるとし、ミトコンドリア機能低下、DNAや中枢神経の損傷等が報告されています。なかでも認知機能の低下や認知症の1つであるアルツハイマー病等の神経変性疾患を引き起こす主要なメカニズムにROSの関与が示されています。そのため過剰なROSの産生を減らし、健康な認知機能を保つための方法が模索されています。
DDMPは、マルトール類縁化合物の一種であり、熟成やメイラード反応より生成されワインやクッキー、パンなど様々な食品に含まれていることが知られており、強い抗酸化作用が報告されています。
抗酸化能を有するDDMPについて、これまで認知機能へ与える影響についてまとめた研究レビューはありません。そこで本研究レビューでは、DDMPの経口摂取が健康な成人男女における記憶力への影響について検討することとしました。

【レビュー対象とした研究の特性】
2024年7月5日に国内外の3つのデータベースを用いて検索を実施しました。健常な成人男女を対象とした文献を抽出し、事前に定めた条件によって取捨選択を行いました。その結果、最終的に評価することになった論文はRCTが1報でした。

【主な結果】
DDMP 2.2mg/日の12週間の摂取の結果、50歳以上であり、総合記憶力のVIが「はい」、ベースライン時点における言語記憶力の標準化スコアが100未満の症例を層別解析した結果では、12週間の摂取後に言語記憶力においては有意な増加が見られ(p<0.05)、言語における記憶力を高める結果を示しました。

【科学的根拠の質】
採用した1報はランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験であり、科学的根拠の質は高いと判断しました。本研究レビューにおいてPICOSに適合した論文は1報のみであったため。非一貫性の評価は出来ず、DDMPの摂取による記憶力(言語)が肯定的な結果であるかどうかは今後の新たな研究報告を待たなければならず、エビデンスの限界と考えられます。また、文献の検索を英語と日本語のデータベースに絞ったことから、他言語での論文収集の網羅性の問題や出版バイアスの存在は否定できないため、今後さらなるエビデンスの拡充が望まれます。

[DDMPの肌のハリを高め肌の健康を守るのを助ける機能性]
【標題】
DDMPの肌の健康(保水性および弾力)に対する影響に関する研究レビュー

【目的】
成人健常者がDDMPを摂取した場合の肌の保水性および弾力性への効果について検証することを目的としました。

【背景】
DDMPは、マルトール類縁化合物の一種であり、熟成やメイラード反応より生成されワインやクッキー、パンなど様々な食品に含まれていることが知られており、強い抗酸化作用が報告されています。しかしDDMPの摂取が肌へ与える影響についてまとめた研究レビューはこれまでありません。そこで本研究レビューでは、DDMPの経口摂取が健康な成人男女の肌の保水性や弾力(ハリ)に与える影響について検討しました。

【レビュー対象とした研究の特性】
2024年3月8日に国内外の3つのデータベースを用いて検索を実施しました。健常な成人男女を対象とした文献を抽出し、事前に定めた条件によって取捨選択を行いました。その結果、最終的に評価することになった論文はRCTが1報でした。

【主な結果】
肌の乾燥が気になる健常な日本人男女を対象に、1日あたり2.2㎎のDDMP含有乳酸菌飲料を12週間摂取させた結果、プラセボ群と比べて介入群の保水性(経皮水分蒸散量と角層水分量)の変化量には有意差は観察されなかった。しかし弾力(皮膚粘弾性)の変化量においては、6週間後にプラセボ群と比べてR5およびR7で、12週間後にR2およびR5、R7、R8で有意な増加が観察され(p<0.05)、肌の弾力を高める結果を示しました。

【科学的根拠の質】
採用した1報はランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験であり、科学的根拠の質は高いと判断しました。本研究レビューにおいてPICOSに適合した論文は1報のみであったため。非一貫性の評価は出来ず、DDMPの摂取による肌の弾力性(ハリ)の増加が肯定的な結果であるかどうかは今後の新たな研究報告を待たなければならず、エビデンスの限界と考えられます。また、文献の検索を英語と日本語のデータベースに絞ったことから、他言語での論文収集の網羅性の問題や出版バイアスの存在は否定できないため、今後さらなるエビデンスの拡充が望まれます。

[乳酸菌NY1301株の腸内環境改善、便秘気味の方の便通を改善する機能]
【標題】
乳酸菌NY1301株の腸内環境改善作用、便通改善に関する研究レビュー

【目的】
便秘傾向の健常者に、乳酸菌NY1301株を摂取させることによって、プラセボ摂取と比べ、腸内環境が改善するかの検証を目的としました。

【背景】
乳酸菌NY1301株は、腸内の環境を改善し、おなかの調子を良好に保つ関与成分として、2001年に特定保健用食品の許可を受けた乳酸菌です。乳酸菌NY1301株の有用性を示した研究は数多く公表されていますが、研究レビューについては確認されていませんでした。このため、今回研究レビューを行うことは、科学的根拠の質を高めるうえでも、有意義であると考えました。

【レビュー対象とした研究の特性】
2019年5月8日、2019年7月6日の2回に分けて、国内外の3つのデータベースを用いて検索を行いました。18歳以上の健常な日本人を対象とした文献を抽出し、事前に定めた条件によって取捨選択を行いました。その結果、最終的に評価することになった論文はRCTが1報でした。

【主な結果】
乳酸菌NY1301株400億個/日、2週間の摂取では、プラセボ摂取と比較して、摂取期間平均の排便回数が有意に増加しました。摂取期間平均の排便日数、および排便量については、増加傾向にとどまりました。
また、便中細菌占有率ではプラセボと比較して、乳酸菌NY1301摂取は、Lactobacillus属が有意に増加し、B.longum subsp.longum属に関しては乳酸菌NY1301株の摂取前後で有意な増加を示しました。

【科学的根拠の質】
採用した研究について、高度の症例減少バイアスが見られました。また、アウトカムでは便通と便中細菌占有率に標準偏差の大きさからくる不精確がありました。
研究レビュー全体としては、文献の検索を英語と日本語のデータベースに絞ったことから、他言語での論文収集の網羅性の問題や出版バイアスの存在は否定できません。