
届出番号 | J1370 |
商品名 | 「おいしく+楽しく=健康に!」お刺身用かつお |
届出者名 | 株式会社ショクリュー |
届出日 | 2025/03/23 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 生鮮食品 |
機能性関与成分名 | アンセリン、イミダゾールジペプチド、DHA・EPA |
表示しようとする機能性 | 本品には、アンセリン、イミダゾールジペプチド、DHA・EPAが含まれます。アンセリンを 50 ㎎/日摂取すると、尿酸値が高めの方(血清尿酸値 5.5~7.0 mg/dL)の尿酸値上昇を抑制する機能が報告されています。イミダゾールジペプチドを 400 ㎎/日摂取すると、起床時の疲労感および運動後の一時的な疲労感を軽減する機能があることが報 告されています。DHA・EPA を603.2mg/日摂取すると、中性脂肪を低減する機能が報告されています。本品を一日摂取目安量(100g)食べることで、機能性が報告されている一日当たりのアンセリン、イミダゾールジペプチドの100%、DHA・EPA の50%を摂取できます。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 尿酸値が高め(血清尿酸値5.5~7.0 mg/dL)の健常成人男女、健常成人男女 |
一日当たりの摂取目安量 | 1日当たり100gを目安に、そのままお召し上がりください。 |
一日あたりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:アンセリン、イミダゾールジペプチド、DHA・EPA 含有量:アンセリン50㎎、イミダゾールジペプチド400㎎、DHA272㎎・EPA29.6㎎ |
保存の方法 | 冷蔵の場合「10℃以下」、冷凍の場合「-18℃以下で保存してください。」 |
摂取の方法 | 1日当たり100gを目安に、そのままお召し上がりください。(一日摂取目安量と共に記載) |
摂取をする上での注意事項 | ●なるべくお早めにお召し上がりください。●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skLI5IAM |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
本届出食品の喫食実績について、当該食品が日本において販売されており、食経験を有している。
・摂取集団:日本全国の健康な男女
・摂取形状:生鮮食品
・摂取方法:そのまま摂取
・摂取頻度:毎日摂取
・食習慣を踏まえた機能性関与成分の日常的な摂取量:1日あたりアンセリン50㎎、イミダゾールジペプチド400㎎、DHA 272㎎・EPA 29.6mgの摂取
・機能性関与成分の含有量:1日あたりアンセリン50㎎、イミダゾールジペプチド400㎎、DHA 272㎎・EPA 29.6mg
・販売期間:令和1年から現在まで
・販売量:累計 約8,000トン以上
・健康被害情報:今までに健康被害の情報なし
本届出食品であるカツオについては、過去5年間で8,000トン以上を日本全国で販売しており、本届出食品の一日摂取目安量として1日あたりアンセリン50㎎、イミダゾールジペプチド400㎎、DHA 272㎎・EPA 29.6mgの摂取であるが、健康被害は報告されていない。
以上より、本届出食品が十分な喫食実績を有しており、安全性が担保されていると判断した。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【尿酸値上昇を抑制する機能】
1 標題 本届出商品に含有する機能性関与成分アンセリンによる血清尿酸値上昇抑制の機能性に関する定性的システマティックレビュー
2 目的 疾病に罹患していない、血清尿酸値が正常あるいは軽症の成人男女が、アンセリンを経口摂取すると、プラセボの経口摂取と比較して、血清尿酸値の上昇抑制がみられるかを評価した。
3 背景 アンセリンは尿酸の再利用を促し、乳酸脱水素酵素の活性化により尿酸の再吸収を抑制し、尿酸値の上昇を防ぐと考えられている。本研究レビューでは、このような背景をふまえ、疾病に罹患していない、血清尿酸値が正常あるいは軽症の成人男女がアンセリンを経口摂取することで、血清尿酸値の上昇が抑制されるか、研究レビューを実施した。
4 レビュー対象とした研究の特性 複数のデータベースを用いて英語及び日本語の文献検索を行った。本研究レビューの適格基準は、疾病に罹患していない(未成年、妊産婦、妊娠を計画している女性を除く)、血清尿酸値が正常あるいは軽症の成人男女とし、血清尿酸値の範囲は正常を7.0 mg/dL以下、軽症を 7.1-7.9 mg/dLとした。介入はアンセリンの経口摂取、対照はアンセリンを含まないプラセボの経口摂取とし、介入群と対照群を比較して、血清尿酸値上昇抑制の機能性について検証したランダム化比較試験(RCT)を選抜した。評価項目は、血清尿酸値とした。
5 主な結果 1 報の20-65歳の健常日本人成人男女80名を対象とし、アンセリン50mg/日またはアンセリンを含まないプラセボを12週間経口摂取した、プラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験が抽出された。採用された研究は、1報のみのため、結果の統合は実施しなかった。本研究レビューの結果、健常成人がアンセリンを50 mg/日経口摂取すると、プラセボの経口摂取と比較して有意な血清尿酸値の低下が認められた。
6 科学的根拠の質 本研究レビューの結果、アンセリン50mg/日の経口摂取により血清尿酸値上昇を抑制する機能が示された。エビデンスの確実性は、「中(B)」と評価した。限界として、本研究レビューで採用された研究報告は1 報のみであること、機能性関与成分製造元社員が執筆した論文であるが、利益相反の記述がないことから、バイアスリスクについて懸念がある。また、英語および日本語の報告のみを調査対象としているため、言語バイアスについては否定できない。
【起床時の疲労感、運動後の一時的な疲労感を軽減する機能】
1 標題 本届出商品に含有する機能性関与成分イミダゾールジペプチドによる日常生活の疲労感および運動後の一時的な疲労感を軽減する機能性に関する定性的システマティックレビュー
2 目的 健常成人男女が、イミダゾールジペプチドを経口摂取すると、プラセボの経口摂取と比較して、日常生活の疲労感および運動後の一時的な疲労感の軽減がみられるかを評価した。
3 背景 我が国で疲労感を自覚している者の割合は多く、一般地域住民の約60%も占めており、さらに、半年以上続く慢性的な疲労を感じている者の割合は35%、35-44歳の年齢区分でそのピークがみられたと報告されている。このような状況の中、日常的な疲労の回復を促進する食品や製品の開発が望まれており、その一つとしてイミダゾールジペプチドが注目されている。本研究レビューでは、健常な成人がイミダゾールジペプチドを経口摂取することで、疲労感が軽減されるか検証した。
4 レビュー対象とした研究の特性 複数のデータベースを用いて英語及び日本語の文献検索を行った。本研究レビューの適格基準は、疾病に罹患していない健常な成人男女を対象とし、介入はイミダゾールジペプチドの経口摂取、対照はプラセボの経口摂取とし、疲労感軽減の機能性について検証したランダム化比較試験(RCT)とした。日常生活の疲労感は特に負荷をかけずに検証した疲労感とし、一時的な疲労感は、身体的作業負荷(運動負荷)をかけて検証した疲労感とした。評価項目は、疲労感(VAS)とした。
5 主な結果 検索の結果、2報のランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験、1報のランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験、1報の二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験が抽出され、参加者の合計は、289名であった。採用された研究はすべて日本人健常成人が対象の試験で、イミダゾールジペプチド400mg/日の経口摂取は、対照群と比較して、日常生活の疲労感のひとつである起床時の疲労感と運動後の一時的な疲労感に有意な軽減が認められた。
6 科学的根拠の質 本研究レビューの結果、対照群と比較して、イミダゾールジペプチド400mg/日の経口摂取は日常生活の疲労感のひとつである起床時の疲労感と運動後の一時的な疲労感を有意に軽減することが示された。エビデンスの確実性を「中(B)」および「低(C)」と評価した。限界として、本研究レビューは、サンプルサイズが小さい試験を含み不精確が否定できないことや、臨床試験登録や利益相反の記述がなくバイアスリスクについて懸念があることがあげられる。また、英語と日本語の報告のみを調査対象としているため、言語バイアスについては否定できない。
【中性脂肪を低減する機能】
1 標題 本届出商品に含有する機能性関与成分DHA・EPA による中性脂肪低減の機能性に関する定性的システマティックレビュー
2 目的 健常な日本人成人男女が、DHA・EPA を摂取すると、プラセボの摂取と比較して、中性脂肪値の低減がみられるかを評価した。
3 背景 中性脂肪は重要なエネルギー源であり、脂溶性ビタミンや必須脂肪酸の摂取には不可欠である一方、摂りすぎると体脂肪としてからだに蓄えられ、その結果肥満を招き、生活習慣病の一因となる。n-3 系脂肪酸の摂取は中性脂肪を下げる効果が報告されており、ドコサヘキサエン酸 (DHA)、エイコサペンタエン酸 (EPA)は魚油に豊富に含まれる、n-3 系脂肪酸に分類される多価不飽和脂肪酸である。本研究レビューでは、健常な日本人成人男女を対象に、DHA およびEPA の経口摂取による、血中中性脂肪低減の機能性を定性的に検証した。
4 レビュー対象とした研究の特性 複数のデータベースを用いて英語及び日本語の文献検索を行った。本研究レビューの適格基準は、疾病に罹患していない健常な日本人成人男女(未成年、妊産婦または授乳婦、妊娠を計画している女性を含まない)を対象とし、介入はDHA・EPA の経口摂取、対照はプラセボの経口摂取とし、介入群と対照群を比較して中性脂肪値低減の機能性について検証したランダム化比較試験(RCT)とした。評価項目は、血中中性脂肪値とした。
5 主な結果 検索の結果、1報のプラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験が抽出され、参加者合計は54名であった。採用された1報は、血中中性脂肪値が正常から軽度に高い健常日本人成人男女54名を対象(血中中性脂肪値が150 ㎎/dL 以下の37 名を階層解析)とした試験で、DHA 544mgとEPA59.2mg またはプラセボを12 週間経口摂取していた。試験の結果DHAとEPAの経口摂取により、プラセボの経口摂取と比較して有意な血中中性脂肪値の低下が示された。
6 科学的根拠の質 本研究レビューの結果、1日あたりDHA544mgとEPA59.2mgの経口摂取は、プラセボの経口摂取と比較して、血中中性脂肪値を有意に低下することが示された。エビデンスの確実性を「低(C)と評価した。限界として、採用された研究は1報のみであったこと、PPS 解析が実施されていたこと、利益相反に関しての十分な記述がないことから、バイアスリスクが否定できない。また、英語および日本語の報告のみを調査対象としているため、言語バイアスについては否定できない。