NMN(エヌエムエヌ)
届出番号 J1446
商品名 NMN(エヌエムエヌ)
届出者名 明治薬品株式会社
届出日 2025/03/27
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(錠剤、カプセル剤等)
機能性関与成分名 NMN(β-ニコチンアミドモノヌクレオチド)
表示しようとする機能性 本品にはNMN(β-ニコチンアミドモノヌクレオチド)が含まれます。NMN(β-ニコチンアミドモノヌクレオチド)には肌が乾燥しがちな方の肌の潤いおよび肌弾力を維持し、肌の健康を助ける機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 肌が乾燥しがちな方
一日当たりの摂取目安量 1粒が目安
一日あたりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:NMN(β-ニコチンアミドモノヌクレオチド)
含有量:150mg
保存の方法 直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
摂取の方法 水などでお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ■本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量をお守りください。■アレルギーのある方は原材料を確認してください。■子供の手の届かない所に保管してください。■開封後はチャックをしっかり閉めて早めにお召し上がりください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skNcXIAU

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該食品は機能性関与成分NMN(β-ニコチンアミドモノヌクレオチド)を一日摂取目安量あたり150mg配合したサプリメント形状の加工食品である。
β-ニコチンアミドモノヌクレオチド(以下NMN)はすべての生物種が保有していることから野菜や果物などにも含まれており、少なからず人類がこれまでに口にしてきている。また、届出者はNMNを配合した商品を2021年より累計15万個販売しており、これまでにNMNが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。
さらに、NMNの安全性に関する研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が8報あった。100~1250mgのNMNを単回~24週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、6報すべての研究報告において安全性に問題なかったことが報告されている。また、医薬品との相互作用に関しても報告されていないことから、医薬品との相互作用はないと判断された。
NMNは分子量334.22の単一の化合物であり、基原によらずNMNの性状は一定である。従って各安全性試験で用いられたNMNと当該製品に含まれるNMNは同等であると言える。このため、安全性試験の結果を当該製品に含まれるNMNの安全性として判断することに問題はないと考えられる。
以上から、機能性関与成分NMNを配合した当該食品の安全性に問題はないと考えられる。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】NMNの肌機能維持効果について。

【目的】健康な成人がNMNを含む食品またはNMNそのものを摂取した場合と、NMNを含まない食品を摂取した場合で、肌機能(肌水分量、肌弾力、肌バリア機能)の維持効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】NMNは体内でNAD+に代謝され、NAD+が老化関連遺伝子を活性化されることが知られている。一方、加齢に伴い肌機能が低下していくことが知られており、肌の水分量や弾力、バリア機能が低下する。NMNにより肌の健康に寄与できる可能性があることから、本研究レビューを実施した。

【レビュー対象とした研究の特性】2024年6月18日に、それまでに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、健康な成人を研究対象とした試験の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は1報であった。

【主な結果】採用された研究では、肌水分量はCorneometer、肌弾力はCutometer、肌バリア機能はTewameterと呼ばれる機器で測定していた。これらの機器による肌機能の評価は一般的に用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標である。結果として、125 mgのNMNを含んだ食品は、NMNを含まない食品と比較して、肌水分量、肌弾力を維持する有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。

【科学的根拠の質】収集した論文は、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるが、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされていた。本研究レビューの結果、エビデンスの確実性は低(C)と判断され、本研究レビューで評価した論文は表示しようとする機能性の科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は125 mgのNMNを摂取しており、この量以下の量を摂取する場合にはNMNの効果は確認されておらず注意が必要である。