グルコラプロ+(プラス)ヒハツα(アルファ)
届出番号 J1450
商品名 グルコラプロ+(プラス)ヒハツα(アルファ)
届出者名 株式会社アカシアの樹
届出日 2025/03/27
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(錠剤、カプセル剤等)
機能性関与成分名 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン、N-アセチルグルコサミン、ヒハツ由来ピペリン類
表示しようとする機能性 本品には、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲンが含まれます。サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲンはひざ関節に違和感のある健常な中高年の日常のひざ関節の動き(階段の昇り降り、歩く、しゃがむ等)をサポートし違和感を和らげる機能が報告されています。また、日常生活の中で筋力の衰えを感じている方の年齢とともに低下する筋肉量の維持に役立つ機能が報告されています。また、本品にはN-アセチルグルコサミンが含まれます。N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善することが報告されています。さらに本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。ヒハツ由来ピペリン類は、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢(手足)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。また、脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 ひざ関節に違和感のある健常な中高年、日常生活の中で筋力の衰えを感じている健常な成人、歩行や階段の上り下りにおいてひざ関節に悩みがある方、冷えや脚のむくみが気になる方
一日当たりの摂取目安量 6粒
一日あたりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン、N-アセチルグルコサミン、ヒハツ由来ピペリン類
含有量:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカ16mg、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン16mg、N-アセチルグルコサミン500mg、ヒハツ由来ピペリン類120μg
保存の方法 直射日光、高温多湿なところを避け、冷暗所に保存してください。
摂取の方法 1回6粒を目安に、水などと一緒にお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。
●体質や体調によって、まれにからだに合わない場合(かゆみ、発疹、胃腸の不快感など)があります。その際は、ご利用をおやめください。
●時間が経ってもむくみが回復しない(一過性ではない)、脚以外の部分がむくむ、左右で症状に差がある、その他体に異常がある場合は、医師の診療をお勧めします。
●表面の斑点や色合いの違いは植物由来の原料によるものです。品質に問題はありません。
●乳幼児の手の届かないところに置いてください。
●開封後はお早めにお召し上がりください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skNcbIAE

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

【サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン】
・類似製品として、当該製品で使用の機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」および「サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン」を含む原材料は日本薬品株式会社で製造され、2015年~現在までに国内で約10.4トン販売されており、類似製品に十分な喫食実績があり、現在まで重篤な副作用の報告はない。
・当該製品に使用の機能性関与成分を含む原材料を被験品として細菌を用いた復帰突然変異試験、ラットを用いた単回経口投与毒性試験と反復投与経口毒性試験を実施し、何れの試験も有害性は確認されなかった。
・当該製品の同等品(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲン各々16 mg/日)を被験品とし、12週間摂取したヒト臨床試験では重篤な有害事象は発生しなかった。また、それら5倍量の過剰摂取試験でも臨床上問題となる影響は確認されなかった。
・医薬品及び機能性成分同士の相互作用に関する報告はなかった。
【N-アセチルグルコサミン】
届出食品と類似する既存食品「N-アセチルグルコサミン」(1食当たりN-アセチルグルコサミン1,000mg配合)は2005年より日本全国で販売され、現在まで1億食以上の販売実績である。以上より食経験が十分あると判断しているが、N-アセチルグルコサミンの既存情報を調査した結果、いずれも軽度な自覚症状が発症したのみですべて試験食品との関連はないものと判断されていた。
【ヒハツ由来ピペリン類】
安全性に関わる既存情報の調査では、機能性関与成分「ヒハツ由来ピペリン類」を含むヒハツ抽出物を用いた臨床試験の報告があり、摂取試験・5倍量の過剰摂取試験で問題となる事象は確認されなかった。また、文献で用いたヒハツ抽出物が届出商品の配合原料と同じ供給元で同等の原料のため、届出商品との同等性については問題ないと考えられた。以上の結果から、機能性関与成分ヒハツ由来ピペリン類は安全であり、適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価した。
【評価】
届出食品に含まれるサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲンおよびN-アセチルグルコサミン、ヒハツ由来ピペリン類には十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられる。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン(これを①とする)】
・当該届出製品「グルコラプロ+(プラス)ヒハツα(アルファ)」に含まれる機能性関与成分①摂取の関節に関する研究レビュー
目的・背景:プロテオグリカン又はII型コラーゲンを含む食品の関節機能への有効性の報告は多いが、その両成分含有食品に関する研究レビューの報告はない。そこで、本研究レビューでは特にサケ鼻軟骨由来の当該2成分を含む食品について、関節機能に対する有効性の検証を目的とした。
レビュー対象とした研究の特性:検索日の2018年12月10日以前にデータベースに公開された国内外の健康な成人男女対象のランダム化比較試験を検索し、健康で膝の痛み・違和感がある日本人男女を対象とした論文1報が得られた。当該論文における研究費用は原料供給者が提供し、著者に関係者が含まれるが、試験は第三者機関で適切に実施されていた。
主な結果:学術的な膝に関する評価が行われ、①を含むサケ鼻軟骨抽出物40 mg/日(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンとして16mg、サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンとして16mg)を摂取した群が、プラセボ食品を摂取した群と比較し大半の項目で有意な改善又は改善傾向を示した。また、膝関節の曲げ伸ばしを伴う動きで多くの改善が確認された。
科学的根拠の質:研究の限界として、被験者が限定的である点、採用文献が1報と少ない点があるが、結論に影響する大きな問題はないと判断した。
以上より、当該機能性に関する科学的根拠の質は十分と判断した。
・当該届出製品「グルコラプロ+(プラス)ヒハツα(アルファ)」に含まれる機能性関与成分①の筋肉量の維持に関するシステマティックレビュー
目的・背景:①による筋肉量の維持機能に関するシステマティックレビューはほとんどない。そこで、サケ鼻軟骨由来の当該2成分を含む食品について、筋肉量の維持への有効性の検証を目的とした。
レビュー対象とした研究の特性:検索日の2023年7月17日以前にデータベースに公開された国内外の健康な成人男女のランダム化比較試験を検索し、論文1報が得られた。当該論文にかかる研究費用は原料供給者が提供し、著者に関係者が含まれるが、試験は第三者機関で適切に実施されていた。
主な結果:学術的な筋肉量の維持に関する評価が行われ、①の各16 mg/日を24週間摂取した群がプラセボ群と比較し筋肉量、除脂肪量の項目で有意に改善を示した。
科学的根拠の質:研究の限界として「採用文献が1報で、否定的な結果が公表されない可能性が否定できない」とあるが、結論への大きな問題はないと判断し、当該機能性に関する科学的根拠の質は十分と判断した。
【N-アセチルグルコサミン(NAG)】当該届出製品「グルコラプロ+(プラス)ヒハツα(アルファ)」に含まれる機能性関与成分N-アセチルグルコサミン摂取が膝関節機能に及ぼす効果に関する研究レビュー
目的:NAG摂取が膝関節の機能に及ぼす効果を評価すること
背景:NAGは肌水分量の増加や、変形性膝関節症の緩和が報告されている。一方、健常人の関節への効果は十分に評価されておらず、健康な成人がNAGを摂取した際の膝関節の機能の有効性の検証した。
レビュー対象とした研究の特性:焼津水産化学工業株式会社社員3名のうち2名が論文を検索し、1名が下記の総合的観点から評価した。
・被験者はひざ関節に痛みや違和感を持つ健康な成人・試験はNAG入り食品摂取群とプラセボ群の2つに被験者を無作為に割付け、被験者、結果評価者ともに誰がどちらを摂取したかわからない状況で比較した試験である・機能性は関節の機能で評価している
主な結果:検索論文を2名で評価した結果、論文2報の条件合致を確認した。これらの論文では、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健常成人男女に対し、NAG300mgを含むハードカプセルまたはNAG500mgを含む錠剤を12週間摂取させた結果、JOAスコアがプラセボ群と比べ改善したことから、膝関節の機能が改善されると考えられた。
科学的根拠の質:主要データベースでの調査であり漏れの可能性は低い。上記論文には各群への被験者の割付方法及び内容の試験実施者への隠し方の記載が不十分で、評価結果には偏りの可能性がある。対象文献が2報と少なく、今後さらなる研究が必要と考えられる。上記論文は、NAGをカプセル入り粉末で300mg/日、または錠剤で500mg/日摂取させ、形態や他の配合成分と摂取量で届出食品と一部違うが、これまでNAGの吸収・代謝等に影響を与える成分の報告はなく、NAG500mg含む届出食品についても同等の機能性が推測される。
【ヒハツ由来ピペリン類】・当該届出製品「グルコラプロ+(プラス)ヒハツα(アルファ)」に含まれる機能性関与成分「ヒハツ由来ピペリン類」摂取で、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢の皮膚表面温度の低下軽減の機能に関する研究レビュー
目的:健康な方に「ヒハツ由来ピペリン類」摂取の効果をプラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価した。
背景:ヒハツは成分にピペリン類を含む。TRPV1の活性化作用から、冷えによって低下する血流(末梢血流)や皮膚表面温度の維持に役立つと推測されるが、ヒトでの有効性を整理する研究レビューはない。よって、健康な方がヒハツ由来ピペリン類を摂取した際の冷えによる血流(末梢血流)および皮膚表面温度の低下を軽減する効果の研究レビューを行い、その科学的根拠の確認を行った。
レビュー対象とした研究の特性:国内外のデータベースで論文を検索し、基準にあう文献1報を研究レビューの対象とした。
主な結果:上記文献は健康な日本人成人女性が、ヒハツ由来ピペリン類120μg含有ヒハツ抽出物を摂取することで、プラセボを摂取した場合と比較し、冷水負荷後の末梢血流量および手(末梢)の皮膚表面温度が有意に高くなっており、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢の皮膚表面温度の低下を軽減する効果が認められていた。
科学的根拠の質:ヒハツ由来ピペリン類(120μg)の摂取は、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢(手足)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが確認された。上記文献は手での評価だが、末梢における皮膚表面温度の維持・回復機能に関する構造は手足で共通であり、足先等他の末梢部位に対しても効果が確認されていることから、末梢(手足)として差し支えないと考えた。採用した文献は1報のみで、非一貫性や出版バイアスがある可能性はあるが、日本人対象のランダム化比較試験であり信頼性は高いと考えられた。
・当該届出製品「グルコラプロ+(プラス)ヒハツα(アルファ)」に含まれる機能性関与成分「ヒハツ由来ピペリン類」摂取により、病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する機能に関する定性的研究レビュー
目的:健康な方の「ヒハツ由来ピペリン類」摂取の効果をプラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価した。
背景:ヒハツは成分にピペリン類を含む。一過性の脚のむくみの低減に役立つ報告はあるが、ヒトでの有効性を整理する研究レビューはなかった。よって、健康な方がヒハツ由来ピペリン類を摂取した場合の病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する効果について研究レビューを行い、その科学的根拠の確認を行った。
レビュー対象とした研究の特性:国内外のデータベースを使用して論文を検索し、基準に合致した文献1報を研究レビューの対象とした。
主な結果:上記文献は脚のむくみを自覚する健康な日本人成人女性が、ヒハツ由来ピペリン類120μg含有ヒハツ抽出物の摂取により、プラセボを摂取した場合と比較し、むくみの評価指標を有意に抑制しており、一過性の脚のむくみを軽減する効果が認められていた。科学的根拠の質:ヒハツ由来ピペリン類(120μg)の摂取は、病的ではない一過性の脚のむくみを軽減する機能があることが確認された。採用した文献は1報のみで、非一貫性や出版バイアスがある可能性はあるが、日本人対象のランダム化比較試験であり信頼性は高いと考えられた。