届出番号 | J162 |
商品名 | 桷志田 有機 三年熟成 |
届出者名 | 福山黒酢株式会社 |
届出日 | 2024/05/15 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | 酢酸 |
表示しようとする機能性 | 本品には食酢の主成分である酢酸が含まれます。酢酸には、肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 肥満気味の者 |
一日当たりの摂取目安量 | 1日30mlを目安に、1回10mlを10~15倍に水で薄めてお飲みください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:酢酸 含有量:1000 mg |
保存の方法 | 直射日光を避け、冷暗所で保存してください。 |
摂取の方法 | 一日当たりの摂取目安量と共に表示 |
摂取をする上での注意事項 | 多量に摂取することにより疾病が治癒するものではありません。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42402161850102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
(ア) 食経験による評価
これまでに当社 (福山黒酢株式会社) では、機能性関与成分である酢酸を同量含有する、当該製品「桷志田 有機 三年熟成」を、日本国内外において2008年から現在までで約50,000本の販売実績がありますが、販売開始以降、重篤な有害事象は1件も報告されていません。
(イ) 医薬品との相互作用に関する評価
酢酸および黒酢は、医薬品との相互作用は報告されていません。
以上のことから、本届出食品の安全性に問題はないと判断しました。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
(ア) 標題
酢酸による内臓脂肪低減の機能性に関するシステマティックレビュー
(イ) 目的
健常で肥満気味な日本人成人男女 (肥満1度: BMI 25 kg/m2以上30 kg/m2未満) に対する、酢酸の継続摂取が、内臓脂肪の低減効果を有するかを明らかにすることを目的としました。
(ウ) 背景
酢酸は脂肪酸の分解促進と合成抑制作用を有することが示唆されていましたが、健常者が摂取した場合の有用性は未だ十分に明らかではありませんでした。そこで、ランダム化された並行群間比較試験およびクロスオーバー比較試験によって示された研究に限定して、システマティックレビューを実施しました。
(エ) レビューを対象とした研究の特性
複数の研究論文データベースを用いて、健常で肥満気味な日本人成人男女 (肥満1度: BMI 25 kg/m2以上30 kg/m2未満) に、酢酸を継続摂取させることと、プラセボ食品を摂取させることを比較して、内臓脂肪を低減させるかを検証した、ランダム化された並行群間比較試験およびクロスオーバー比較試験の研究に限定しました。
(オ) 主な結果
文献検索から抽出された36編の文献を精査し、最終的に1編のRCT文献を評価対象として採用しました。1編の採用文献は、BMI値が25 kg/m2~30 kg/m2の日本人成人男女を対象とし、酢酸含有飲料 (酢酸750 mg/日または1500 mg/日) を12週間摂取させ、内臓脂肪面積への影響を評価していました。プラセボ摂取群と比較し、酢酸750 mg/日含有飲料摂取群および酢酸1500 mg/日含有飲料摂取群は、12週間後における内臓脂肪面積の摂取前からの変化量を有意に減少させる効果を示し、内臓脂肪を低減する結果が得られていました。
(カ) 科学的根拠の質
本システマティックレビューにより、酢酸750 mg/日以上の摂取は内臓脂肪を低減させる作用を有することが認められました。しかし、効果ありの文献が1報と少ないことが本研究レビューの限界としてあげられます。今後、質の高い十分な被験者数のランダム化比較試験によって示された研究の蓄積が望まれます。