届出番号 | J256 |
商品名 | もち絹香 |
届出者名 | 株式会社勅使川原精麦所 |
届出日 | 2024/06/04 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | 大麦由来β-グルカン |
表示しようとする機能性 | 本品には大麦由来β-グルカンが含まれています。大麦由来β-グルカンは食後の血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 食後血糖値の上昇が気になる健常成人 |
一日当たりの摂取目安量 | 22 g |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:大麦由来β-グルカン 含有量:1.055 mg |
保存の方法 | 直射日光・湿気を避け、常温で保存してください。冷蔵庫での保管を推奨しています。 |
摂取の方法 | 右記要領で白米と共に炊飯するかたっぷりのお水で茹でてお召し上がりください。炊き上がったごはんを1日1杯 (1杯200 g相当) を目安にお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | ●開封後は品質保持 (カビ、害虫等) のため、高温多湿や直射日光を避け、密閉して賞味期限にかかわらずお早めにお召し上がりください。冷蔵庫での保管を推奨しています。 ●本品の色、形が異なる場合がありますが、収穫時期、品種の性質によるものです。 ●もち麦ごはんを炊飯器で長時間保温しますと、もち麦が変色することがありますが、品質には問題ありません。 ●稀に、製品の中に穀皮の一部などが混入することがありますが、原料由来です。介護食などとしてご使用される場合は、ご注意のうえ、取り除いてご使用ください。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42403180570102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
(ア) 食経験による評価
これまでに当社 (株式会社勅使川原精麦所) では、2021年から日本国内において、機能性関与成分である大麦由来β-グルカンを同量含有する製品の販売実績がありますが、販売開始以降、重篤な有害事象は1件も報告されていません。
(イ) 医薬品との相互作用に関する評価
β-グルカンには、医薬品との相互作用は確認されませんでした。
以上のことから、本届出食品の安全性に問題はないと判断しました。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
(ア) 標題
「もち絹香」に含まれる大麦由来β-グルカン摂取による食後血糖値上昇抑制に関する定性的研究レビュー
(イ) 目的
健常な成人男女に対する、大麦由来β-グルカンの単回摂取が食後血糖値に与える影響を明らかにすることを目的としました。
(ウ) 背景
大麦のβ-グルカンによる食後血糖値上昇抑制は2011年(表示許可は2012年)に欧州食品安全機関において健康強調表示が認められています。そこで大麦由来β-グルカンの単回摂取が、健常者の食後血糖値に与える影響を明らかにすることを目的に、定性的研究レビューを実施しました。
(エ) レビューを対象とした研究の特性
複数の論文データベースを用いて、日本人の疾病に罹患していない者に大麦由来β-グルカンを単回摂取させると、プラセボ食品の単回摂取と比較して、食後血糖値の上昇抑制作用をもたらすかどうかを検証することを目的として、当該効果を調査したランダム化試験およびコホート研究に関する定性的システマティックレビューを実施しました。
(オ) 主な結果
採用した論文は日本人および英国人を対象に大麦由来β-グルカンを含有する食品またはプラセボを単回摂取させたRCT文献2報でした。日本人を対象とした研究では摂取0~60分後のIAUCおよび摂取30分後における食後最高血糖値が有意に低値を示しました。また、英国人を対象とした研究では、大麦由来β-グルカンを4 g /食または8 g/食含有する食品を摂取した場合において、摂取0~120分後のIAUCが有意に低値を示す結果が得られていました。
(カ) 科学的根拠の質
本システマティックレビューにより、健常な日本人成人男女に対する、大麦由来β-グルカンを含む食品の摂取は、食後血糖値上昇抑制作用があることが示唆されました。しかし、健常者を対象とした研究の数が少ないことが本研究レビューの限界として挙げられます。今後、質の高い十分な被験者のランダム化比較試験によって示された研究の蓄積が望まれます。