届出番号 | J285 |
商品名 | NID(ニッド)国産抹茶入り粉末濃い緑茶 |
届出者名 | 株式会社ちきりや |
届出日 | 2024/06/10 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | 茶カテキン(ガレート型カテキンとして)、エピガロカテキンガレート(EGCG) |
表示しようとする機能性 | 本品には、エピガロカテキンガレート(EGCG)をはじめとする茶カテキン(ガレート型カテキンとして)が含まれています。茶カテキン(ガレート型カテキンとして)には、BMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。また、茶カテキン(ガレート型カテキンとして)の一種であるエピガロカテキンガレート(EGCG)には、食後血糖値の上昇を抑える機能が報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 体脂肪が気になるBMIが高めの健常成人、食後血糖値の上昇が気になる健常成人 |
一日当たりの摂取目安量 | 2.5g |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:茶カテキン(ガレート型カテキンとして)、エピガロカテキンガレート(EGCG) 含有量:茶カテキン(ガレート型カテキンとして)150mg、エピガロカテキンガレート(EGCG)140.2mg |
保存の方法 | 直射日光や高温多湿の場所を避けて保存してください。 |
摂取の方法 | 【HOTの場合】熱湯300mlを注ぎ、よくかきまぜてお食事と共にお召し上がりください。【COLDの場合】熱湯300mlを注ぎ、よくかきまぜてから氷を入れてお食事と共にお召し上がりください。 スプーンすり切り1杯2.5g 計量スプーンに盛る→上から軽く押し付ける→すり切る |
摂取をする上での注意事項 | 過剰摂取を避けるため、1日当たりの摂取目安量をお守りください。 またカフェインを含んでいますので、カフェインで眠れなくなる方は夕方からの飲用をお避けください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 熱湯をご使用の際は、充分ご注意ください。つくったお茶は保存せず、できるだけお早めにお召し上がりください。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42402200420103 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
1.食経験および安全性試験に関する評価
類似食品の喫食実績として、届出食品の製造者である(株)小谷穀粉における粉末緑茶の生産量・消費量から評価を行った。(株)小谷穀粉では直近5ヵ年(2018年~2022年)で、40.1tの粉末緑茶を生産し、これらは各種飲料に添加され、そのままの形で消費された。この間、これら飲料が原因となる体調不良等のクレームはなかった。
また、この原料を使用した機能性表示食品「緑茶のチカラ(届出番号:F158)」、「緑茶のチカラW(届出番号:G919)」は、以下の理由から届出食品と類似する食品であるとみなすことができる。
・届出商品と同じ機能性関与成分を一日摂取目安量当たり同等量含有している。(※「緑茶のチカラ」:エピガロカテキンガレート(EGCG) 140.2mg、「緑茶のチカラW」:茶カテキン(ガレート型カテキンとして)150mg及びエピガロカテキンガレート(EGCG)140.2mg)
・届出食品と同じ緑茶の茶葉を切断・粉砕した粉末をまるごと摂取する形態であり、機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな違いがない。
・届出食品と同一原料であり、食品中の成分や加工工程による影響等により機能性関与成分が変質していない。
上記2商品はいずれも日本国内において販売され、「緑茶のチカラ」は2021年1月~2022年11月までで約29,000個、「緑茶のチカラW」は2022年12月~2023年10月までで約30,000個の販売実績があるが、これらの食品摂取に起因する健康被害の報告はない。
以上より、届出食品に類似する食品において十分な食経験があり、一日当たりの摂取目安量を適切に摂取する場合は、安全性に問題はないと判断した。
また、更なる安全性情報の収集を目的として、“緑茶”、“カテキン”、“EGCG”、“エピガロカテキンガレート”の安全性について、公的機関のデータベースによる2次情報の調査と文献データベースによる1次情報の調査を実施した。
調査の結果、当該製品の一日摂取目安量及び摂取方法に従い使用する場合の安全性については問題無いと判断した。
2.医薬品との相互作用に関する評価
公的機関のデータベースを用いて2次情報を調査した結果、1件の報告があったが、疾病の罹患者が服用するものであり、届出食品の対象である健常成人が緑茶を摂取する限りでは、健康リスクの懸念は低いと判断した。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【茶カテキン(ガレート型カテキンとして)※の体脂肪低減作用】
※:以下、「ガレート型カテキン」という。
■標題
ガレート型カテキン※による体脂肪の低減効果に関する研究レビュー
■目的
(BMIが高めの方を含む)健常成人を対象にガレート型カテキンを含む食品の摂取が対照と比較して体脂肪を低減させるかを明らかにする。
■背景
緑茶に含まれるガレート型カテキンは、体脂肪低減効果に関する国内外の報告が多数存在する。そこで、(BMIが高めの方を含む)健常成人を対象としたガレート型カテキンを含む食品の摂取が、対照と比較して体脂肪を低減させるかを研究レビューにより明らかにした。
■研究の特性
国内外4つのデータベースを用いて検索を行い、適格基準によるスクリーニングと文献の質評価の結果、2報の文献に絞り込んだ。
■結果
(BMIが高めの方を含む)健常成人が149.5~246.5mgのガレート型カテキンを摂取することで、アウトカムの評価指標として設定した腹部脂肪面積(TFA、VFA、SFA)が、対照群と比較して有意に減少することが報告されていた。
■科学的根拠の質
エビデンス総体の評価対象2報の質評価では、バイアスリスク、不精確性は中/疑いとなったが、非直接性・非一貫性は低く、採用論文の結果に一貫性があり、エビデンスの強さは中と評価した。
【エピガロカテキンガレート(EGCG)※による食後血糖値の上昇抑制効果】
※:以下、「EGCG」という。
■標題
EGCGによる食後血糖値の上昇抑制効果に関する研究レビュー
■目的
健常成人を対象としたEGCGを含む食品の摂取が対象と比較して食後血糖値の上昇を抑制するかを明らかにする。
■背景
カテキンの一種であるEGCGは、血糖値上昇抑制に関する国内外の報告が多数存在する。そこで、健常成人を対象としたEGCGを含む食品の摂取が対象と比較して食後血糖値の上昇を抑制するかを明らかにした。
■研究の特性
国内外4のデータベースを用いて検索を行い、適格基準によるスクリーニングと文献の質評価の結果、2報の文献に絞り込んだ。
■結果
健常成人が140.2mgのエピガロカテキンガレート(EGCG)を摂取することで、アウトカムの評価指標として設定した食後血糖値が、対照群と比較して有意に低下することが報告されていた。
■科学的根拠の質
エビデンス総体の評価対象2報の質評価では、バイアスリスク、不精確性は中/疑いとなったが、非直接性・非一貫性は低く、採用論文の結果に一貫性があり、エビデンスの強さは中と評価した。