ホホホタケ
届出番号 J415
商品名 ホホホタケ
届出者名 株式会社大井川電機製作所
届出日 2024/07/16
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 エルゴチオネイン
表示しようとする機能性 本品にはエルゴチオネインが含まれます。エルゴチオネインには継続的な摂取により、中高年の方の認知機能の一部である言語記憶力(人や物の名前などを記憶し、後から呼び起こす能力)及び単純注意力(物事に対して注意を集中して持続させる能力)を維持する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 脳の認知機能(記憶力や注意力)の衰えを感じている健康な中高年の方
一日当たりの摂取目安量 40g
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:エルゴチオネイン
含有量:5mg
保存の方法 要冷蔵(10℃以下)
摂取の方法 軽く水洗いし、600Wの電子レンジで60秒加熱してお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42312210530104

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

エルゴチオネインは、アミノ酸誘導体の一種で、麦角菌産生物から単離、発見され、キノコ類やレバー、穀類、豆類などに多く含まれる。
当該届出製品は、「はなびらたけ」という品種の食用キノコである。「はなびらたけ」は、特用林産物生産統計調査(政府統計ポータルサイト:e-Stat)によると2021年全国で約188.5トンの生産量があり、食用キノコとしての食経験は十分にあると判断できる。当社では、温度・湿度・二酸化炭素などを緻密に制御することで高品質な栽培を実現した。2021年3月から2023年3月末まで、主に食材として販売しており、その販売量は累計約 70t である。現在までに、有害事象など安全性に関する問題が発生したとの報告は受けていない。
エルゴチオネインは、米国FDAではGRASに該当するとされている。
以上より機能性関与成分エルゴチオネインを含む当該届出食品の安全性に問題はないと考えられる。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】
エルゴチオネインの認知機能に関する研究レビュー
【目的】
本研究レビューは、エルゴチオネインを含む食品を疾病に罹患していない中高年の方が摂取することにより、認知機能を維持、改善するかについて明らかにすることを目的とした。
【背景】
エルゴチオネインは、神経保護作用、神経新生作用、アミロイドβの抑制作用等の報告があり、認知機能を改善すると考えられている。そこで、本レビューでは疾病に罹患していない中高年の方が、エルゴチオネインを摂取することによって、認知機能を維持、改善するかについて文献検索を行い、それらデータの定性評価を行った。
【レビュー対象とした研究の特性】
2022年9月6日に、同日までに公表された論文を対象に、疾病に罹患していない中高年の方(MCIの者を含む。未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)で、エルゴチオネインの摂取による認知機能の変化を評価したものについて検討した。最終的に1報の論文を採用し評価を行った。
【主な結果】
評価項目とした「認知機能」について、エルゴチオネイン5 mg/日、12週間摂取により言語記憶力並びに単純注意力で有意な改善が、認知機能速度並びに持続的注意力で改善傾向が認められた。
【科学的根拠の質】
研究の限界としては、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性があげられるが、評価した論文のバイアスリスクは低く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果から、エルゴチオネインを含む食品を疾病に罹患していない中高年の方が摂取することにより、認知機能の一部である、言語記憶力(人や物の名前などを記憶し、後から呼び起こす能力)及び単純注意力(物事に対して注意を集中して持続させる能力)を維持する機能には科学的根拠があると判断した。