
届出番号 | J445 |
商品名 | 膝のしなやかサポート |
届出者名 | ロンザ株式会社 |
届出日 | 2024/07/24 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
機能性関与成分名 | 非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして) |
表示しようとする機能性 | 本品には非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)が含まれています。非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)は運動習慣のある方の膝の柔軟性・可動性を助け、日常生活における階段を降りること、スムーズな歩行をサポートし、膝の違和感および膝をひねったり回すときの違和感を軽減することが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 運動習慣のある健康な成人男女 |
一日当たりの摂取目安量 | 1粒 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして) 含有量:1.2mg |
保存の方法 | 直射日光、高温多湿を避けて保存してください。 |
摂取の方法 | 水またはぬるま湯でお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | 本品は、多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守ってください。 妊娠中、授乳中の方、乳幼児および小児のご利用はお控えください。 食物アレルギーの方は原材料表示をご確認の上、お召し上がりください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42406050860102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
当該製品は機能性関与成分である非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)を1.2mg以上配合したサプリメント形状の食品である。コラーゲンは皮膚や軟骨において主要なタンパク質であり、一般的な食生活において摂取されている。
非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)に関する研究では、一日当たり32mgの非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)を4週間摂取させた試験において、重篤な健康被害は無く、安全性に問題は無かったことが報告されている。
研究における非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)と当該製品に配合した非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)はELISA(酵素免疫測定法)によって定性試験(定量試験を兼ねる)を実施しているため同等である。また各研究で用いられた非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)はサプリメント形状であることから、当該製品においても十分な安全性があると判断した。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
標題:機能性関与成分である非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)による膝の動きに関するシステマティックレビュー
目的:健常者が非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)を含む食品の経口摂取によりプラセボの摂取と比較して膝の動きをサポートするか検証することを目的とした。
背景:関節は日常生活において活動時に大きな負荷がかかる部位である。膝関節は屈曲伸展方向、転がり運動、すべり運動と共に、内旋や外旋方向のねじりの動きを伴って複雑な動作に対応する。そのため関節は摩擦や衝撃を和らげる機能が備わっており、膝関節の骨の表面は軟骨で覆われ円滑に動作することが可能な構造になっている[1]。
加齢によって軟骨が減少すると、膝関節の違和感を生じたり、可動性や柔軟性が低下して歩行機能の衰えにつながる。その結果、運動不足を引き起こし、転倒による骨折の原因になる可能性が高い。そのため膝の違和感の軽減や膝の動きをサポートすることは健康の維持増進に重要であると考えられる。
軟骨の細胞外マトリックスは組織構造を維持し、生理学的機能を保持するため多様なタンパク質が複雑に働いている。軟骨の細胞外マトリクスの中で最も豊富なタンパク質がⅡ型コラーゲンである。Ⅱ型コラーゲンはポリペプチド鎖が3本集まって三重螺旋構造を形成している[2,3,4]。
非変性のⅡ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)は経口摂取されると腸上皮細胞を介してパイエル板へ輸送され、制御性T細胞を活性化させる。活性化した制御性T細胞は関節においてサイトカインを分泌してコラーゲン分解を抑制することが報告されている(経口免疫寛容)[5,6,7,8]。
本研究レビューでは、健常者が非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)を含む食品を摂取することで、膝の動きを改善する効果があるか検証した。
レビュー対象とした研究の特性:国内外の文献を網羅的に検索した。検索対象期間は全期間を対象とした。対象集団は健康な成人男女とした。PICOに基づいてスクリーニングを実施し、最終的にRCTの2報の研究を評価した。
主な結果:本研究レビューにより、非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)1.2mgの摂取によって、膝の動きが有意に改善した。この結果から、非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)を含有する食品を摂取することにより、膝の動きをサポートする機能を有することが明らかとなった。
科学的根拠の質:採用論文における各アウトカムは報告数が1報のため非一貫性は高(-2)と評価した。サンプル数はn=96であったため不精確は中(-1)と評価した。他項目においてリスクは低いため、全体としては問題無いと判断した。エビデンス総体の評価について、肯定的な結果が1報のみであったため膝の柔軟性・可動性評価(ゴニオメーターによる関節可動域測定)および膝の機能評価(KOOS)のエビデンスの強さはそれぞれCと評価した。本研究レビューの結果から非変性Ⅱ型コラーゲン(酵素分解水溶化コラーゲンペプチドとして)の膝の動きをサポートする機能に科学的根拠があると判断した。本研究レビューの限界として、出版バイアスの可能性については否定できない。