届出番号 | J50 |
商品名 | UCC(ユーシーシー) &Healthy(アンドヘルシー) スペシャルブレンド ワンドリップコーヒー |
届出者名 | ユーシーシー上島珈琲株式会社 |
届出日 | 2024/04/15 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | コーヒー由来トリゴネリン |
表示しようとする機能性 | 本品にはコーヒー由来トリゴネリンが含まれます。コーヒー由来トリゴネリンは、BMIが高めの方の日常のエネルギー代謝の一部である安静時のエネルギー消費の向上をサポートする機能が報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | BMIが高めの方 |
一日当たりの摂取目安量 | 4袋(48g) |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:コーヒー由来トリゴネリン 含有量:150mg/4袋(抽出後) |
保存の方法 | 直射日光、高温多湿をさけてください。 |
摂取の方法 | ①OPENを上にしてあける バッグを振り、粉を下によせ、OPENに沿って切り取る。 ②広げてかける フック下部をつまみ、左右に広げ、カップのふちにかける。 ③蒸らして、注ぐ 熱湯20mlを注ぎ、20秒間蒸らした後、熱湯140mlを3回に分けて注ぐ。注いだ後30秒間待ちバッグを外す。1日4袋を目安にお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 当商品の機能性関与成分[4袋当たり150mg(抽出後)]は、商品に記載の方法で抽出された際の含有量です。異なる方法で抽出した場合、本来の含有量を下回る可能性がございます。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42402210960102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
【喫食実績(類似する食品)による評価】
本届出商品は一般的なコーヒー製品と同等であり、類似する食品の要件を満たす製品として「UCC &Healthy マイルド SAP 180g」があげられる。上記製品は2023年3月より日本全国で販売(販売量:約22万6千杯 ※年間見込)されており、幅広い世代で男女問わず飲用されており、現在まで重篤な健康被害の情報は無い。よって、類似する食品の安全性に関する情報から、本届出商品の安全性に問題は無いと評価した。なお、医薬品との相互作用に関して各種データベースを調査したが、本届出商品摂取で問題となるような報告は無かった。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】
コーヒー由来トリゴネリンが安静時エネルギー消費量の向上に及ぼす影響について
【目的】
コーヒー由来トリゴネリンが安静時エネルギー消費量を向上する機能を有するか調べるために、(P)「健常成人」に、(I)「コーヒー由来トリゴネリンを含む食品を継続経口摂取させる」と、(C)「対照食品(コーヒー由来トリゴネリンを含まないプラセボ食品を含む)の継続摂取」と比較して、(O)「介入終了時点の安静時エネルギー消費量が向上するか」とリサーチクエスチョンを設定し、研究レビューを実施した。
【背景】
健康づくりにおいて、肥満の対策は重要な位置づけを持つと考えられている。肥満は主に摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ることにより起こるとされており、消費エネルギーのうち、心拍や呼吸・体温の維持など、生命を維持するために消費される必要最小限のエネルギー量である安静時エネルギー消費量を増加させることは、肥満の対策につながると考えられる。そのため、エネルギー代謝の維持・向上は、健康づくりにおいて重要な因子の1つである。コーヒー豆に多く含まれるトリゴネリンだが、いくつかの細胞試験の報告よりエネルギー代謝の亢進作用が期待されている。そこで、本研究レビューではコーヒー由来トリゴネリンを継続摂取することによる、安静時エネルギー消費量の向上に関して調査を行った。
【レビュー対象とした研究の特性】
論文の検索日:2024 年1月23日
検索データベース:2(PubMed、J-DreamⅢ)+未報告研究の探索(UMIN-CTR)
対象集団の特性:健常成人
研究デザイン:ランダム化比較試験
最終的に評価した論文数:1報
【主な結果】
サブグループ解析の結果、BMIが高めの方(23≦BMI<30)において、コーヒー由来トリゴネリンを150mg/日として継続摂取することで、プラセボの継続摂取と比較して、介入終了時点(8週間後)の安静時エネルギー消費量を有意に向上することが示された。
【科学的根拠の質】
本研究レビューより、BMIが高めの方(23≦BMI<30)において、コーヒー由来トリゴネリンの継続摂取は日常のエネルギー代謝の一部である安静時エネルギー消費量の向上をサポートする機能が示された。採用論文が1報のみであることから出版バイアスの存在は否定できないが、採用論文1報はランダム化比較試験であり、バイアス・リスクも低かったことから信頼性は高いため、科学的根拠は十分担保されていると判断した。