届出番号 | J63 |
商品名 | NUMBER SUPPLEMENT(ナンバー サプリメント)ナンバー サプリ 17 |
届出者名 | 株式会社ウィズメディカ |
届出日 | 2024/04/18 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
機能性関与成分名 | 緑茶フッ素、エピガロカテキンガレート(EGCg) |
表示しようとする機能性 | 本品には緑茶フッ素が含まれます。緑茶フッ素には歯の再石灰化を促進し、歯の表面を改善してむし歯の原因となる酸に溶けにくい状態にすることで歯を丈夫で健康にする機能が報告されています。本品には、エピガロカテキンガレート(EGCg)が含まれます。エピガロカテキンガレート(EGCg)は、口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)機能が報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 健常者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
一日当たりの摂取目安量 | 【緑茶フッ素】 歯の再石灰化を促進し、歯の表面を改善してむし歯の原因となる酸に溶けにくい状態にすることで歯を丈夫で健康にする機能は、お食事の際に1日2回(1回1粒)をお口の中でゆっくり溶かしながらお召し上がりください 【エピガロカテキンガレート(EGCg)】 口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)機能は、お食事の際に1日3回(1回1粒)をお口の中で溶かしながらお召し上がりください |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:緑茶フッ素、エピガロカテキンガレート(EGCg) 含有量:緑茶フッ素:100μg、エピガロカテキンガレート(EGCg):18mg |
保存の方法 | 直射日光、高温多湿を避け、涼しいところに保存してください。 |
摂取の方法 | 【緑茶フッ素】 歯の再石灰化を促進し、歯の表面を改善してむし歯の原因となる酸に溶けにくい状態にすることで歯を丈夫で健康にする機能は、お食事の際に1日2回(1回1粒)をお口の中でゆっくり溶かしながらお召し上がりください 【エピガロカテキンガレート(EGCg)】 口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)機能は、お食事の際に1日3回(1回1粒)をお口の中で溶かしながらお召し上がりください (一日摂取目安量と併せて表示) |
摂取をする上での注意事項 | 一日摂取目安量をお守りください。原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方、また、体質、体調により体に合わない場合は、ご利用をお控えください。乳幼児の手の届かないところに保管してください。また、乳幼児やお子様へのご使用はお控えください。原料由来により、色調に変化が生じる場合がありますが、品質に問題はございません。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 開封後は開封口をしっかり閉めて冷暗所に保管してください。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42404180070100 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
【緑茶フッ素】
本品は、一日摂取目安量当たり緑茶フッ素を100 μg含む食品である。フッ素は、食品安全委員会により、耐容一日摂取量(TDI)について0.05 mg/kg体重/日とされている。体重50 kgの人のフッ素のTDIは、2.5 mg/日と算出され、仮に本品を一日摂取目安量の5倍量摂取したとしても、その摂取量はTDIを大きく下回る。また、フッ素は単体であり、上記にて評価されているフッ素と当該製品に含まれる緑茶フッ素は同等である。さらに、フッ素と医薬品との相互作用に関する情報は見つからなかった。以上より、緑茶フッ素の安全性に問題はないと判断した。
【エピガロカテキンガレート(EGCg)】
本品は、エピガロカテキンガレート(以下、EGCg)を含有する食品である。
サプリメント形態の喫食実績として、一日摂取目安量当たり、EGCgを140.2 mg含む錠剤等が2003年から併せて8万個以上販売されているが、当該サプリメントと関連性のある重篤な健康被害は報告されていない。
また、ヒト安全性試験では、健常者におけるEGCgの長期摂取試験(12週間以上)及び過剰摂取試験(一日摂取目安量の5倍量以上)において、EGCgの摂取に起因する有害事象は確認されなかった。
さらに、医薬品との相互作用として、アトルバスタチン、セリプロロール、フェキソフェナジン、リシノプリル、ナドロール、ニンテダニブ、ロスバスタチンを服用する際は注意が必要と考えられるが、当該製品は健常者を対象に開発された製品であり、疾病者を対象にはしていない。また、パッケージに定型文として「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」と記載し注意喚起している。よって、EGCgの安全性に問題はないと判断した。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【緑茶フッ素】
(ア)標題
機能性関与成分“緑茶フッ素”摂取による、歯の再石灰化を促進し、歯の表面を改善して歯の耐酸性を高める機能に関する研究レビュー
(イ)目的
健常者を対象に、緑茶フッ素を含む食品を摂取させると、歯の再石灰化を促進し、歯の耐酸性を高めるかについて検証した。
(ウ)背景
歯及び口腔の健康を保つことは、食物を咀嚼するだけではなく、食事や会話を楽しむなど、健康で豊かな食生活や社会生活を送る上での基礎となるものである。しかし、厚生労働省による平成28年歯科疾患実態調査では、国民のほとんどの世代の90%以上にう蝕(むし歯)があることが報告されている。フッ素化合物は、歯質を強化する作用があることからう蝕の予防対策として広く利用されてきた。また、緑茶フッ素を関与成分とした歯を丈夫で健康にする保健用途の特定保健用食品も許可されている。しかし、緑茶フッ素を含む食品の摂取による歯の再石灰化を促進し歯の耐酸性を高める作用について、総合的に評価した研究レビューは実施されていなかった。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
1971年~2019年に公開された文献を対象として4つのデータベースを用い、日本語文献検索、英語文献検索ともに2019年7月4日および8日に実施した。対象集団は健常者とし、緑茶フッ素摂取群とプラセボ摂取群とを比較した試験デザインである2報の文献を評価した。
(オ)主な結果
選定された2報を評価した結果、緑茶フッ素を含む食品を摂取することにより、プラセボを摂取した場合と比較して、歯の再石灰化を促進し歯の耐酸性を高めることが認められた。従って、緑茶フッ素には歯の再石灰化を促進する機能があると考えられる。
(カ)科学的根拠の質
選定された文献が2報だったため、出版バイアスなどの評価には至らず、未報告研究の存在が否定できないことが研究の限界として挙げられる。しかし、採用文献はいずれも査読付き論文で研究デザインがランダム化コントロール比較試験(RCT)であったため、科学的根拠の質は高いと考えられる。また、対象者、被験食、比較するための対照、試験項目が調査の目的に合致したものであり、かつ結果は肯定的であったため、レビュー結果は信頼できるものであると考えられる。
【エピガロカテキンガレート(EGCg)】
(ア)標題
最終製品“NUMBER SUPPLEMENT(ナンバー サプリメント)ナンバー サプリ 17”に含有する機能性関与成分“エピガロカテキンガレート(EGCg)”摂取による、歯垢の生成を抑制する機能に関する研究レビュー
(イ)目的
健常者が最終製品“NUMBER SUPPLEMENT(ナンバー サプリメント)ナンバー サプリ 17”に含有する機能性関与成分EGCgを摂取すると、プラセボと比べ歯垢の生成が抑制されるかを明らかにする目的で調査した。
(ウ)背景
口腔内の健康を害する要因のほとんどはう蝕(むし歯)と歯周病であり、その直接の原因は歯垢であると言われている。歯垢は、ミュータンスレンサ球菌が作り出す水に不溶で付着性のあるグルカンと、その中に生息する口腔細菌で構成される。食事により口腔内に残された糖類を細菌が分解して酸を作り、歯のエナメル質を溶かすことによりう蝕が発生する。また歯周病は、大きく分けると歯肉炎と歯周炎があり、歯垢の病原性が高まると歯肉などの歯周組織に炎症を起こし歯周病へと進行する。
EGCgには歯垢の生成を抑制することが作用メカニズムから予想されたが、その作用を網羅的に評価した文献はなかったため、検証をすることとした。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
2019年までに公開された文献を対象として4つのデータベースを用い、日本語文献検索は2019年5月23日に、英語文献検索は2019年5月27日に実施した。対象集団は健常者とし、EGCg摂取群とプラセボ摂取群とを比較した試験デザインである1報の文献を評価した。この文献は原料を販売している企業(太陽化学(株))が資金提供を行い、第三者機関が実施した。論文の著者には太陽化学(株)の従業員が含まれる。
(オ)主な結果
選定された1報を評価した結果、食後にEGCgを1日当たり18 mg摂取することでプラセボ摂取の場合と比べて歯垢指数が有意に低下することが認められたことから、EGCgには歯垢の生成を抑制する機能があることが確認された。
(カ)科学的根拠の質
選定された文献が1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができなかった。また、出版バイアスとして、未報告研究の存在が否定できないことも研究の限界として挙げられる。しかし、採用文献は査読付き論文であり、研究デザインがランダム化コントロール比較試験(RCT)であったため、科学的根拠の質は高いと考えられる。