| 届出番号 | K1143 |
| 商品名 | メモリー&アイケア |
| 届出者名 | 有限会社PEC・OR |
| 届出日 | 2026/03/24 |
| 変更日 | – |
| 撤回日 | – |
| 販売中 | 販売休止中 |
| 食品の区分 | 加工食品(錠剤、カプセル剤等) |
| 機能性関与成分名 | ルテイン、 ゼアキサンチン、 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、 イチョウ葉由来テルペンラクトン |
| 表示しようとする機能性 | 本品にはルテイン・ゼアキサンチン、およびイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。ルテイン・ゼアキサンチンには、目の黄斑部の色素量を増やす働きがあり、紫外線・ブルーライトなどの光ストレスから目を保護し、コントラスト感度(ぼやけ・かすみの軽減によりくっきり見る力)を改善する機能があることが報告されています。また、健常な高齢者の加齢によって低下する認知機能の一部である判断力(変化する状況に応じて適切に対処したり、推論したりする能力)、注意力(一つのことに集中したり、複数の物事に注意を向けられる能力)を維持する機能があることが報告されています。 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンは、健常な中高齢者の加齢によって低下する認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)や判断力(判断の正確さ)を維持する機能が報告されています。 |
| 当該製品が想定する主な対象者 | 健常者(未成年、妊婦、授乳婦は除く)、健常な高齢者、健康な中高齢者 |
| 一日当たりの摂取目安量 | 1粒 |
| 一日あたりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:ルテイン、ゼアキサンチン、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン 含有量:ルテイン:10mg、ゼアキサンチン:2mg、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体:19.2mg、イチョウ葉由来テルペンラクトン:4.88mg |
| 保存の方法 | 直射日光、高温多湿を避けて保存してください。 |
| 摂取の方法 | 1日1粒を目安に水でお召し上がりください。 |
| 摂取をする上での注意事項 | ワルファリンなどの抗凝固薬を服用中の方は、本品の摂取を避けてください。 |
| 調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
| 消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09RA00000PijhPYAR |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
●ルテイン、ゼアキサンチン
・特定保健用食品における安全性審査は行われていないが、EFSA(欧州食品安全機関)では食品添加物としてのマリーゴールド由来のルテインに関する科学的意見書を公表し、ADIを1 mg/kg体重/日(体重60 kgで換算すると60 mg/日)と設定した。またFAO/WHO 合同食品添加物専門家会議 「FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives 」 ではマリーゴールド由来ルテイン、ゼアキサンチンの合計摂取量として2 mg/kg体重/日(体重60 kgで換算すると120 mg/日)まで安全としていたが、2018年7月3日に広範に亘る研究において毒性が示されていないことを根拠に上限を取り下げている。そのため本製品の機能性関与成分の5倍量であるルテイン50 mg/日、ゼアキサンチン10mg/日摂取しても安全であると判断した。
・ルテイン摂取の危害情報として62歳女性がルテインサプリメントを2年間摂取したところ柑皮症を発症、摂取中止後2か月で治癒したとの報告が1件あるが、摂取量を守ることで柑皮症リスクは低くなると考えられる。
・本品に使用されている機能性関与成分以外の原材料についても食品や食品添加物として使用実績のあるものであり、本届出品は食品衛生法の規定に抵触しないと判断した。
・マリーゴールド(花)、ルテインは「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」に記載されており、医薬品または医薬部外品には該当しない。
以上より一日摂取目安量当たりのルテイン10 mg/日、ゼアキサンチン2 mg/日の安全性評価は十分であると判断した。
●イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン
○本届出商品の機能性関与成分「イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン」を含む原材料である「イチョウ葉抽出物」は、2013年より販売されており、少なくとも4,900 kg以上が販売されているが、これまでに本原料に起因する副作用や重篤な健康被害の報告は確認されていない。
○イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンを含む原料である「イチョウ葉エキス」は一般的な成分規格が設定されている原料である。その定義は「イチョウ葉より水又は含水エタノールで抽出・精製した抽出物でフラボノイド配糖体を24%以上、テルペンラクトンを6%以上含有し、かつギンコール酸の含有量が5ppm以下のものをいう」とされており、一日摂取目安量はイチョウ葉エキスとして60~240 mgと設定されている。本届出商品に使用しているイチョウ葉エキスは規格化された原料を使用しており、一日摂取目安量も上記の範囲内である。
○成分を規格化したイチョウ葉エキスを使用したヒト臨床試験が多数実施されているが、重篤な有害事象の発生率にプラセボとの有意差は無かった。と報告されている。また、本届出商品の一日摂取目安量の5倍量以上のイチョウ葉エキスを摂取させた試験でも試験食に起因する重篤な有害事象の報告は無かった。
また、医薬品との相互作用としては、ワルファリンなどの出血傾向を高める医薬品と相互作用を起こす可能性が考えられたため、摂取上の注意欄に注意喚起表示を記載している。
以上のことから、本届出商品は健康な中高齢者が一日摂取目安量を適切に守り摂取する範囲においては、安全性に問題は無いと評価した。
また、機能性関与成分同士の相互作用は確認されなかった。
よって、本届出食品の安全性に問題はないと考えられる。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
標題:ルテイン・ゼアキサンチン摂取による黄斑色素密度、視機能への影響
目的:本研究レビューの目的は、疾患のない健康な成人に(P)、ルテイン・ゼアキサンチンを含む食品を摂取させると(I)、ルテイン・ゼアキサンチンを含まない食品(プラセボ)の摂取と比較して(C)、黄斑色素密度、視機能(光ストレスからの回復時間、コントラスト感度)に及ぼす影響はあるか(O)を検証することである。
背景:ルテイン・ゼアキサンチンは抗酸化作用により、光から発生する活性酸素種を消去する働きとともに、パソコンやスマホなどから発せられる青色光を吸収する働きが報告されている。以前のレビューをPRISMA2020に準拠させるため、更新を行った。
レビュー対象とした研究の特性:複数のデータベースに加え、ハンドサーチにより文献を検出(最終検索日:2025年1月16日)。健康な成人を対象とした1報の文献を採用した。ルテイン・ゼアキサンチンそれぞれ10mg/日、2mg/日を1年間摂取させることにより、黄斑色素密度や光ストレス回復時間、コントラスト感度などについて評価されたRCTであった。本研究レビューはBGG Japan株式会社の社員によって実施され、臨床試験の実施や論文執筆には関与しておらず、採用した文献やデータに関する利益相反は存在しない。
主な結果:健康な成人がルテイン・ゼアキサンチンをそれぞれ10mg/日、2mg/日摂取することにより黄斑色素密度が上昇し、光ストレスからの回復時間、コントラスト感度を改善する効果が確認された。
科学的根拠の質:採用した1報は黄斑色素密度、視機能(光ストレスからの回復時間、コントラスト感度)について評価しており、肯定的な結果であった。本研究レビューに含まれるエビデンスの限界として、バイアスリスクが懸念されることや採用文献が1報であり非一貫性について評価できないこと、加えて定性的システマティックレビューであることや本研究に関連する未報告研究が4報あり、採用文献数を上回っている事から出版バイアスが懸念されることが限界として挙げられる。しかし、エビデンス総体の確実性は「中(B)」と判断されたことから一定の科学的根拠があると判断した。ただし、機能性関与成分の効果をより確実に評価するためには、今後更なる研究に注視する必要があると考える。
標題:ルテイン・ゼアキサンチン摂取による認知機能(注意力・判断力)への影響
目的:健常な高齢者に(P)、ルテイン・ゼアキサンチンを含む食品を摂取させると(I)、ルテイン・ゼアキサンチンを含まない食品(プラセボ)の摂取と比較して(C)、認知機能(注意力・判断力)に及ぼす影響はあるか(O)?を検証するため、SRを実施して評価することを目的とした。
背景:ルテイン・ゼアキサンチンは抗酸化作用を持ち、摂取後血中に移行し血液脳関門通過することが報告されており、脳内での抗酸化・抗炎症作用により、認知機能の維持・改善する機能が期待されている。ルテイン・ゼアキサンチン摂取による認知機能改善について、過去にPRISMA2009準拠した研究レビューを実施したが、その後新たな知見が報告されている可能性を踏まえ、PRISMA2020に準拠した研究レビューへの更新を行うこととした。
レビューを対象とした研究の特性:検索期間は設定せず全期間を対象として、2025年2月12日に検索を実施した。対象は健常な高齢者であり、最終的にランダム化比較試験(RCT)1報を評価対象とした。本研究レビューはBGG Japan株式会社の社員によって実施され、各レビューワーは、臨床試験の実施や論文執筆には関与しておらず、採用した文献やデータに関する利益相反は存在しない。
主な結果:本研究レビューの結果、健常な高齢者がルテイン10mg/日以上、ゼアキサンチン2mg/日以上摂取することで、認知機能の一部である注意力及び判断力の維持効果が確認された。
科学的根拠の質:本研究レビューは定性的システマティックレビューであり、出版バイアスの可能性は否定できなかった。採用文献はPICOに合致し、非直接性は低かったが、文献が1報のみで非一貫性は適切な評価ができず、不精確性もサンプル数が少なく中程度であると判断した。総合的にエビデンスの確実性は「中(B)」と評価し、一定の科学的根拠があると判断した。限界として、FAS解析であること、盲検性バイアス及び選択的アウトカム報告が懸念されること、ならびに不精確・非一貫性・出版バイアスが否定できないことが挙げられる。
ア 標題
機能性関与成分「イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン」の継続経口摂取による認知機能の維持に関するシステマティックレビュー(更新版)
イ 目的
「健康な中高齢者において(P)、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンの継続経口摂取が(食品の形態、配合量は問わない)(I)、プラセボ摂取と比較して(C)、加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力および判断力を維持させるか(O)」について、システマティックレビュー(systematic review: SR)を実施した。
ウ 背景
イチョウ葉エキスに含まれるイチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンには、認知機能に関して改善する作用があると考えられるが、健常者に絞って長期間摂取した際の作用に関して評価した研究レビューはほとんどない。そこで、健常者を対象に、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンの継続摂取による認知機能に対する効果について、SRの手法を用いた解析を実施した。
エ レビュー対象とした研究の特性
2025年10月8日に、検索対象期間を設けず、健康な中高齢者(妊産婦、授乳婦は除く)を対象として英語および日本語のデータベースにて検索を行った。その結果、最終的に10報の論文を評価した。研究デザインは、いずれもランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験であった。なお、本SRは、ビーエイチエヌ株式会社の資金源で、ビーエイチエヌ株式会社の社員が実施した。
オ 主な結果
本SRの結果、健康な中高齢者において、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンを継続経口摂取することにより、加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力および判断力を維持する機能に対して、肯定的であり、その最小有効摂取量は一日当たりイチョウ葉由来フラボノイド配糖体19.2 mgおよびイチョウ葉由来テルペンラクトン4.88 mgであった。また、被験食品に起因する重篤な有害事象はなかった。
カ 科学的根拠の質
「記憶力」については、9報中8報で肯定的な結果が認められていた。非直接性、非一貫性、不精確性については、低(0)とし、バイアスリスク、その他(出版(報告)バイアス)については、中/疑い(-1)とした。これらのことから、エビデンス総体の確実性(強さ)を「高(A)」と評価した。
「判断力」については、9報中7報で肯定的な結果が認められていた。非直接性、非一貫性、不精確性については、低(0)とし、バイアスリスク、その他(出版(報告)バイアス)については、中/疑い(-1)とした。これらのことから、エビデンス総体の確実性(強さ)を「高(A)」と評価した。
臨床試験公開データベースにおいて、本SRのPICOSに合致する未報告研究が存在した。また、英語と日本語の2言語で検索を行ったことから、潜在的な出版バイアスや言語バイアス(他言語にて公表されている研究情報が欠落している可能性)の存在を完全に否定できない。これらの点が、本SRの限界であり、今後の研究に注視が必要であると考えられた。





