| 届出番号 | J570 |
| 商品名 | みかん麹の認知サプリ |
| 届出者名 | 富士産業株式会社 |
| 届出日 | 2024/08/22 |
| 変更日 | – |
| 撤回日 | – |
| 販売中 | 販売休止中 |
| 食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
| 機能性関与成分名 | 4′-デメチルノビレチン、4′-デメチルタンゲレチン |
| 表示しようとする機能性 | 本品には、4′-デメチルノビレチンと4′-デメチルタンゲレチンが含まれるため、加齢と共に低下する中高年の認知機能の一部である、①論理的思考力(物事を矛盾なく考える力と情報・知識・経験に基づいて推論し、より正しい答えを導き出す力)と、②社会的認知機能(ヒトの感情を判断する力)をサポートします。 |
| 当該製品が想定する主な対象者 | 健康な成人男女 |
| 一日当たりの摂取目安量 | 3粒 |
| 一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:4′-デメチルノビレチン、4′-デメチルタンゲレチン 含有量:4′-デメチルノビレチン 10.0mg、4′-デメチルタンゲレチン 5.2mg |
| 保存の方法 | 高温多湿の場所、直射日光を避けて保存してください。 |
| 摂取の方法 | 水またはぬるま湯でお召し上がりください。 (※「一日当たりの摂取目安量」と併記) |
| 摂取をする上での注意事項 | 〇多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 〇自然原料を使用しているため、粒ごとに色調や味、匂いが異なる場合がありますが、品質に問題はありません。 |
| 調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
| 消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42312010200104 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
本製品の機能性関与成分である「4′-デメチルノビレチン(4′-DeNOB)」及び「4′-デメチルタンゲレチン(4′-DeTAN)」は、喫食実績のある柑橘類シークワーサーやポンカンに含まれるノビレチン(NOB)及びタンゲレチン(TAN)の代謝物であることから、これらの柑橘類の摂取を通し、4′-DeNOB及び4′-DeTANは古くから体内に取り入れられてきたことが考えられる。NOB及びTANは柑橘類特有のポリメトキシフラボノイド(PMF)の主成分であり、体内に取り込まれたのち、肝臓等に存在する代謝酵素シトクロムP450により4′-DeNOB及び4′-DeTAN等の脱メチル化体になることが報告されている。ラットを用いたNOB経口投与による代謝試験では、小腸におけるNOBの吸収率はほぼ100%であることが示唆されており、またシークワーサー果皮ペーストのヒト経口摂取における代謝試験では、PMF由来と思われる代謝物のうち、その全代謝量の割合は4′-DeNOB 15%、4′-DeTAN 23%であると報告されている。これらの知見から、本製品の機能性関与成分は、食経験豊富な柑橘類の成分から生体内での代謝が確認されている成分であり、人体にとって未知の成分ではないことがいえる。
そのうえで、さらに、AMES試験、急性毒性試験、28日間反復投与毒性試験、ヒトへの長期(6ヶ月間)摂取試験、ヒト過剰量摂取試験を実施した。いずれにおいても、毒性は認められなかった。
以上のことから、本品の安全性は十分に確認されている。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
表題:
4′-デメチルノビレチンと 4′-デメチルタンゲレチンを含むサプリメントの認知機能に及ぼす効果の検討
目的:
4′-デメチルノビレチン(4′-DeNOB)及び4′-デメチルタンゲレチン(4′-DeTAN)含有サプリメント(本品)の論理的思考力及び社会的認知機能に及ぼす効果について、軽度認知機能障害(MCI)を含む健常人のボランティアを対象にプラセボ対照ランダム化二重盲検の並行群間試験を実施した。
背景:
認知機能の維持、低下の抑制は健康長寿の実現において重要な課題であり、健康の維持増進に必要な取り組みである。
論理的思考力は認知機能の一部であり、ものごとを矛盾なく順序立てて考え答えを導き出す思考法と定義される。論理的思考力はワーキングメモリ容量が大きいほど高いことが報告されており、エピソード記憶の試験では論理的記憶課題で評価される。ヒトにおいては4′-DeNOB及び4′-DeTANを摂取することで WMS-Rウエクスラー記憶検査の結果からワーキングメモリ及びエピソード記憶を向上させることが報告されている。
社会的認知機能も認知機能の一部であり、相手の感情・意思を判断して、自身に必要な意思決定をすることで、社会や周囲の人々と上手く意思疎通する為の能力である。
社会的認知機能は加齢とともにその能力が低下することが示され、その低下の原因は年齢に関連した神経認知能力の低下に起因していることが報告されている。神経認知について、海馬神経細胞では4′-DeNOB及び4′-DeTANは長期記憶形成の認知機能と関連するcAMP応答配列エレメント(CRE)転写活性を強く促進し、ヒトにおいては先述の通りWMS-Rウエクスラー記憶検査による記憶力の向上が報告されている。
以上のことから、本品について、中高年を対象に認知機能の一部である論理的思考力及び社会的認知機能への効果を検討した。
方法:
MMSEスクリーニング検査でスコアが24~29点の範囲から外れた者を除外し、72名を被験者として、36名ずつの2群に分けた。試験食品は、被験品とプラセボを用意し、12週間、試験食品を継続摂取した。摂取開始前と6週摂取後、12週摂取後の検査では試験食品の有効性を調べるため、論理的思考試験により演繹法、帰納法、アブダクション、アナロジー、MECEの5つのカテゴリーから評価し、社会的認知機能をCognitrax試験にて評価した。また副作用、有害事象についても評価した。なお、本試験に供した試験品及び試験実施の費用等は全て富士産業株式会社が負担し、特別な利益相反はなかった。
主な結果:
72名の被験者のうち5名が新型コロナウイルス感染症罹患により離脱し、3名が自己都合により離脱(うち1名は摂取開始前に離脱)した。残りの64名の被験者が試験を完了した。その結果、5つのカテゴリーの論理的思考力スコアの合計である総合偏差値の摂取前後での変化量、及び帰納法の偏差値の摂取前後での変化量がプラセボ群に対して有意に向上した。さらに、人の感情を読み取り判断する能力を示す社会的認知領域スコアは、摂取前後の変化量の比較において、プラセボ群に対して有意に改善した。試験期間を通じて副作用は認められなかった。
科学的根拠の質:
本試験は、質の高いランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験で実施された結果である。限界に関しては、主に新型コロナウイルス感染症の影響で複数の被験者が離脱したことにより、二群間での背景因子の差と結果に対する影響(検出力や精度の低下)を排除できないため、今後の継続的な研究の必要性が考えられる。しかし、離脱の多くは試験食品に起因するものではないため、バイアスにはつながらないとみられる。したがって、本届出食品の機能性は適切に評価されていると考えられる。






