| 届出番号 | K210 |
| 商品名 | ラクトフェリン免疫対策サプリEX(イーエックス) |
| 届出者名 | 森永乳業株式会社 |
| 届出日 | 2025/08/25 |
| 変更日 | – |
| 撤回日 | – |
| 販売中 | 販売休止中 |
| 食品の区分 | 加工食品(錠剤、カプセル剤等) |
| 機能性関与成分名 | ラクトフェリン、 ビフィズス菌BB536 |
| 表示しようとする機能性 | 本品にはラクトフェリンとビフィズス菌BB536が含まれます。ラクトフェリンは、pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)の働きを助け、健康な人の免疫機能の維持に役立つ機能や、健康な人の空気の乾燥に伴う一時的なのどの乾燥感を軽減する機能、ビフィズス菌BB536は、生きて大腸に届き、腸内環境を改善する機能が報告されています。 |
| 当該製品が想定する主な対象者 | 健康な人 |
| 一日当たりの摂取目安量 | 4粒 |
| 一日あたりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:ラクトフェリン、ビフィズス菌BB536 含有量:400mg(ラクトフェリン)、20億個(ビフィズス菌BB536) |
| 保存の方法 | 高温・多湿・直射日光を避けて保存してください。 |
| 摂取の方法 | 舐めてお召し上がりください。 |
| 摂取をする上での注意事項 | 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
| 調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
| 消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skTXtIAM |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
○当該製品と類似する食品の喫食実績による安全性評価
当該製品は、一日当たりの摂取目安量4粒にラクトフェリン400mg、ビフィズス菌BB536 20億個を含む錠菓です。当該製品は流通していないため、機能性関与成分であるラクトフェリンとビフィズス菌BB536を含む食品の喫食実績を評価しました。「ラクトフェリンプラス」(森永乳業株式会社)は錠菓で、一日当たりの摂取目安量6粒に当該製品の1.5倍量に相当するラクトフェリン600mgとビフィズス菌BB536 30億個を含みます。1999年~現在も日本国内で販売されており、2022年4月~2025年3月の間で約918万粒以上が出荷されていますが、これまでに重篤な健康被害情報は確認されていません。「ラクトフェリンプラス」は当該製品と同等量以上のラクトフェリンとビフィズス菌BB536を含み、当該製品と同じ錠菓の製品形態であるため、消化管動態に大きな違いはなく、他成分や加工による変質はないことから、類似する食品に該当します。したがって、当該製品と類似する食品である「ラクトフェリンプラス」は十分な喫食実績を有していると考えられ、当該製品は十分な安全性を有していると評価しました。
○医薬品との相互作用
ビフィズス菌にはピロリ菌の除菌効果を高める報告がありましたが、機能性関与成分であるラクトフェリンおよびビフィズス菌BB536について安全性上の懸念となる医薬品との相互作用の報告はありませんでした。
○機能性関与成分同士の相互作用
ラクトフェリンとビフィズス菌BB536の相互作用について、安全性上の懸念となる報告はありませんでした。
以上の評価をもって、当該製品の安全性は十分であると評価しました。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
[標題]
ラクトフェリンの免疫機能を維持する機能性に関するシステマティックレビュー(SR)
[目的]
健康な方が、ラクトフェリンを含む食品を摂取すると、ラクトフェリンを含まないプラセボ食品の摂取又は非摂取と比較して、プラズマサイトイド樹状細胞(pDC)に作用するか、体調に関する全身性の自覚症状をより軽度に維持するか、体調に関する特定の部位の自覚症状をより軽度に維持するか、検証することを目的として、ランダム化並行群間比較試験を対象としてSRを行った。
[背景]
ラクトフェリンはpDCの働きを助け、免疫機能の維持に役立つ可能性が示されており、SRの実施を通じて検証が必要と考えた。
[レビュー対象とした研究の特性]
和文と英文の3つの文献データベースを用い、検索対象期間は設けず、2025年7月10日時点で公表されていた健康な方を対象とした文献を検索した。最終的に評価された文献は4報4研究で、いずれもランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験であった。利益相反は適切に記載されていた。
[主な結果]
採用文献1~3は健康な方がラクトフェリン200mg/日、採用文献4は健康な方がラクトフェリン200mg/日または600mg/日を摂取していた。採用文献1、2はpDC活性指標がプラセボ摂取と比較して有意に高値を示し、採用文献1、3は体調に関する全身性の自覚症状、採用文献1~4は体調に関する特定の部位の自覚症状が、プラセボ摂取と比較して有意により軽度に維持されていた。採用文献1~4でラクトフェリン摂取との因果関係を否定できない有害事象は確認されなかった。
[科学的根拠の質]
エビデンス総体は、pDCに作用するか、体調に関する全身性の自覚症状をより軽度に維持するか、体調に関する特定の部位の自覚症状をより軽度に維持するか、いずれもバイアスリスクは中/疑い(-1)、非直接性、不精確、非一貫性、その他(出版バイアスなど)は低(0)と評価した。研究の限界として、体調に関する客観的評価の不足、利益相反を否定できない等のバイアスリスクが挙げられたが、いずれも肯定的な結果が得られており、エビデンスの確実性又は信頼性は高(A)と評価した。以上のことから、健康な方がラクトフェリン200mg/日以上を摂取することにより、pDCに作用し、免疫機能を維持する機能性について、肯定的な根拠があると評価した。
[標題]
ラクトフェリンの空気の乾燥に伴うのどの不快な感覚を軽減する機能性に関するシステマティックレビュー
[目的]
健康な方が、ラクトフェリンを含む食品を摂取すると、ラクトフェリンを含まないプラセボ食品の摂取又は非摂取と比較して、空気の乾燥に伴うのどの不快な感覚を軽減するか、検証することを目的として、ランダム化並行群間比較試験又はランダム化クロスオーバー試験を対象として、システマティックレビューを行いました。
[背景]
ラクトフェリンは空気の乾燥に伴うのどの不快な感覚を軽減する可能性が示されていることから、システマティックレビューの実施を通じて、検証が必要と考えました。
[レビュー対象とした研究の特性]
和文と英文の3つの文献データベースを用い、2025年4月30日時点で公表されていた健康な方を対象とした文献を検索しました。最終的に評価された文献は1報1研究で、ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験でした。利益相反は適切に記載されていました。
[主な結果]
採用文献1報は、健康な方が、ラクトフェリン96.3mgを摂取することにより、プラセボの摂取と比較して、低湿度環境において、のどの不快な感覚である「のどの乾燥感」、「飲み込みづらさ」が有意に軽減することを示していました。また、ラクトフェリンの摂取との因果関係を否定できない有害事象は確認されませんでした。
[科学的根拠の質]
エビデンスの総体は、バイアスリスクを中/疑い(-1)、非直接性を低(0)、不精確、非一貫性、その他(出版バイアスなど)を高(-2)とし、エビデンスの確実性又は信頼性は低(C)と評価しました。限界として、客観的な指標による評価の不足、メタアナリシスによる定量的な評価の不足が挙げられます。しかし、個別の研究の質には大きな問題がなく、有効性に関して肯定的な結果が示されていたことから、健康な方のラクトフェリン96.3mgの摂取は、空気の乾燥に伴うのどの不快な感覚を軽減する機能性について、示唆的な根拠があると評価しました。
[標題]
ビフィズス菌BB536摂取と腸内環境改善作用に関するシステマティックレビューとメタアナリシス(更新版)
[目的]
ビフィズス菌BB536の摂取が、健康な成人の腸内環境に及ぼす影響を、文献を網羅的に調べることで検討しました。
[背景]
腸内環境は様々な菌で複雑に構成されており、腸内環境の悪化は身体的および精神的な健康に負の影響を与えることが知られています。ビフィズス菌や乳酸菌などのプロバイオティクスの摂取が、正常な消化器官の活動を助ける可能性が報告されています。
[レビュー対象とした研究の特性]
健康な成人に、ビフィズス菌BB536を含む食品、またはビフィズス菌BB536のみを除いた対照食品を連続経口摂取させ、腸内環境を改善する指標として①ビフィズス菌BB536の大腸への到達性②毒素産生型Bacteroides fragilis(ETBF)菌数③便中アンモニア量④便中インドール-3-乳酸(ILA)量をアウトカムとして比較調査した文献を探しました。国内外の4つの文献データベースを検索したところ(最終検索日2025年1月24日)、牛乳や発酵乳などの食品形態でビフィズス菌BB536を20億~200億個/日の用量で摂取した6報7研究が特定されました。
[主な結果]
採用された研究のバイアスリスクのまとめは中/疑いが3報、高いものが3報であった。6報7研究には合計95人が解析対象者として含まれていました。便中アンモニア量について非RCTの3報4研究で報告があり、それらの結果を統合した結果、ビフィズス菌BB536の摂取によって有意な便中アンモニア量の減少を示しました。また、ビフィズス菌BB536を摂取することによって、生きたまま大腸に届き、便でも生きたビフィズス菌BB536が検出されたRCTの報告が1報、ETBFを減少させたランダム化オープンプラセボ対照試験の報告が1報、便中ILA量が有意に多かったRCTの報告が1報ありました。これらの結果を総合的に判断し、ビフィズス菌BB536を含む食品の摂取は腸内環境を整える作用があると考えられました。
[科学的根拠の質]
解析対象者が少なく、ビフィズス菌BB536の製造業者の研究結果を含むなどのエビデンスの限界はありますが、有効性が示されたRCTがあり、複数の腸内環境の指標において肯定的な結果を示したことから、ビフィズス菌BB536が腸内環境を整えるエビデンスの確実性を中(B)と評価しました。






