PLUS(プラス)カルピス免疫サポート PROTEIN(プロテイン)
届出番号 K809
商品名 PLUS(プラス)カルピス免疫サポート PROTEIN(プロテイン)
届出者名 アサヒ飲料株式会社
届出日 2025/12/25
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 L-92乳酸菌 (L. acidophilus L-92)
表示しようとする機能性 本品にはL-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)が含まれます。L-92乳酸菌にはpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)の働きを助け、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。また、花粉、ハウスダストやホコリなどによる鼻の不快感を軽減することが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健常な成人
一日当たりの摂取目安量 1本(200ml)
一日あたりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:L-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)
含有量:200億個
保存の方法 高温、直射日光をさけ保存してください。
摂取の方法 一日摂取目安量をお飲みください。
摂取をする上での注意事項 多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
摂取目安量を超えての摂取はお控えください。(まとめ売り用の外装のみ)
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09RA00000Lhdn7YAB

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

①喫食実績の評価
本品には、機能性関与成分としてL-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)が1本当たり200億個含まれています。本品での喫食実績はありませんが、機能性関与成分L-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)を含む食品は1994年から発売されたカルピスキッズ(乳酸菌飲料)をはじめ、特定保健用食品や錠剤、清涼飲料等、約30年に渡って販売されています。これまでにこれらの機能性関与成分L-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)を含む食品において、健康被害は報告されていませんので、安全性に対するリスクは低いと考えられます。ただし、本品の「類似する食品」には該当しないため、安全性評価不十分とし、既存情報を評価しました。
②既存情報の評価
L-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)が属するL. acidophilus種はEFSA(欧州食品安全機関)のQualified Presumption of safety(安全性適格推定)やIDF(国際酪農連盟)の食経験のある菌種リストに記載されています。よって、L. acidophilus種としての食経験は豊富です。
安全性試験の既存情報に関しては、L-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)を本品と同量(200億個/日)配合した食品を健康な成人男女に8週間摂取させた試験及び、本品の11倍量(2,200億個/日)配合した食品を健康な成人男女に4週間摂取させた試験において、安全性に問題があったとの報告は在りませんでした。
以上より、L-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)を一日の摂取目安量として200億個程度摂取する場合の安全性に問題はないと考えられました。

尚、複数のデータベースを検索しましたが、L-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)に医薬品との相互作用に該当する情報はありませんでした。

以上の情報を総合し、本品の安全性に問題はないと考えます。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

<免疫機能の維持に役立つ機能について>
(ア)標題:
本届出商品「PLUS(プラス)カルピス免疫サポート PROTEIN(プロテイン)」に含まれるL-92乳酸菌 (L. acidophilus L-92)の健康な人の免疫機能の維持に関する定性的研究レビュー(システマティックレビュー)

(イ)目的:
健常成人へのL-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)の経口摂取は、pDCの働きを助け、体調に関連する自覚症状をより軽度に維持するかを確認した。

(ウ)背景:
L-92乳酸菌はヒト由来の乳酸菌であり、これまでの研究により、ヒトやマウスを用いた試験で免疫調節作用が期待できる乳酸菌であることが報告されている。そこで、健常者を対象にしたL-92乳酸菌の免疫機能を維持する効果について、PRISMA2020年版での研究レビューを実施することとした。

(エ)レビュー対象とした研究の特性:
研究論文のデータベースとして、医中誌Web、JDreamⅢ、PubMedを用いて文献を収集した。結果3報のRCT(ランダム化二重盲検プラセボ対照試験)論文を採用した。採用文献の被験者は日本人の20歳以上65歳以下、健常男女を対象としていた。

(オ)主な結果:
pDCへの作用についての採用文献は2報あり、対照群との比較で有意に高値であった。NK細胞への作用についての採用文献は1報あり、対照群との比較で有意に高値であった。体調に関する全身の自覚症状についての採用文献は2報あり、全身の自覚症状(疲労感、倦怠感、めまい・ふらつき、動悸・息切れ、ストレス、不眠、汗のかきやすさ)が対照群との比較でより軽度に維持されていた。また、体調に関する特定の部位の自覚症状についての採用文献は3報あり、特定の部位の自覚症状(喉、咳、鼻、頭の不快感)が対照群との比較でより軽度に維持されていた。各アウトカムに関するエビデンスの強さを総合的に判断し、「機能性について肯定的な根拠がある」と判断した。
なお、採用した論文は日本人を対象に実施されていることより、日本人への適用は問題ないと判断した。

(カ)科学的根拠の質
pDCへの作用において、採用文献2報のバイアスリスクは“低(0)”、非直接性は“低(0)”、非一貫性は“低(0)”、不精確は“低(0)”、出版バイアスは採用文献2報ともUMIN-CTRによる事前登録が行われていたため“低(0)”となり、エビデンスの確実性は”高(A)“であった。
NK細胞への作用において、採用した文献1報のバイアスリスクは“低(0)”、非直接性は“低(0)”、非一貫性は抽出された文献は1報のみのため一貫性が不明であると判断し、“中/疑い(-1)”、不精確は“低(0)”、出版バイアスは “中/疑い(-1)”となり、エビデンスの確実性は“中(B)”であった。
体調に関する全身の自覚症状において、採用文献2報のバイアスリスクは“低(0)”、非直接性は“低(0)”、非一貫性は“低(0)”、不精確は“低(0)”、出版バイアスは採用文献2報ともUMIN-CTRによる事前登録が行われていたため“低(0)”となり、エビデンスの確実性は”高(A)“であった。
特定の部位の自覚症状において、採用文献3報のバイアスリスクは“低(0)”、非直接性は“低(0)”、非一貫性は“低(0)”、不精確は“低(0)”、出版バイアスは採用文献3報(RCT4件)ともUMIN-CTRによる事前登録が行われていたため“低(0)”となり、エビデンスの確実性は”高(A)“であった。
研究の限界として、定性的評価のため出版バイアスを精査できなかったこと、メタアナリシスを実施していないこと、言語バイアスが挙げられるが、いずれの研究も肯定的な結果が得られていることから、健康な成人がL-92乳酸菌200億個/日を摂取することにより、pDCの働きを助け、免疫機能を維持する機能性について、肯定的な根拠があると判断した。

<花粉、ハウスダストやホコリなどによる鼻の不快感を軽減する機能について>
(ア)標題:
本届出商品「PLUS(プラス)カルピス免疫サポート PROTEIN(プロテイン)」に含まれるL-92乳酸菌 (L. acidophilus L-92)の鼻の不快感軽減に関する定性的研究レビュー(システマティックレビュー)

(イ)目的:
健常成人へのL-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)の経口摂取は、鼻の不快感を軽減するかを確認した。

(ウ)背景:
L-92乳酸菌は、これまでの研究により、ヒト試験や動物試験において抗アレルギー作用が確認されている。
鼻粘膜は常に外部環境に接しており、花粉、ハウスダストやホコリなどの異物に曝されている。そのため、鼻粘膜にはそれらの異物を排除する機能が備わっている。鼻粘膜による異物の排除機能が過剰に亢進すると、鼻の不快感を感じ、日常生活に支障をきたすことがある。そこで我々は、花粉、ハウスダストやホコリなどに曝露されたときに鼻の不快感を感じる健康な成人において、L-92乳酸菌の継続的な摂取が、鼻の不快感を軽減させるかを検証するため、定性的研究レビューを実施した。

(エ)レビュー対象とした研究の特性:
研究論文のデータベースとして、医中誌Web、JDreamⅢ、PubMed、Cochrane Libraryを用いて文献を収集した。結果2報のRCT(ランダム化二重盲検プラセボ対照試験)論文を採用した。採用文献の被験者は日本人の20歳以上の健常男女を対象としていた。

(オ)主な結果:
採用文献1では、ダニを主抗原とするハウスダストIgE陽性であり、鼻の不快感を有するが、治療を必要としないかつ治療を受けていない健常成人に、加熱殺菌したL-92乳酸菌を2×1010個含む錠剤又はプラセボ食品を8週間摂取させた結果、日本アレルギー学会のアレルギー総合ガイドラインの自覚症状スコアである鼻symptom-medication scoreの変化値でL-92乳酸菌含有試験食品の摂取によりプラセボ群と比較して有意な改善が確認された。
また、採用文献2では、過去2年間にスギ花粉アレルギーの諸症状があった健常成人に、加熱殺菌したL-92乳酸菌を2×1010個含む錠剤又はプラセボ食品を12週間摂取させた結果、摂取4週後および6週後の鼻symptom-medication score重症度別人数比の解析において、L-92乳酸菌含有試験食品摂取群はプラセボ群と比較して有意な改善が確認された。また、摂取開始時のスギ花粉特異的IgEが陰性であり、かつアレルギー症状無自覚者を除いた66名のサブグループ集団での解析の結果、摂取8週後の鼻symptom scoreおよび鼻symptom-medication scoreの変化値で、L-92乳酸菌含有試験食品の摂取によりプラセボ群と比較して有意な改善が認められた。
なお、採用した論文は日本人を対象に実施されていることより、日本人への適用は問題ないと判断した。

(カ)科学的根拠の質
採用文献2報のバイアスリスクは“低(0)”、非直接性は“低(0)”、非一貫性は“低(0)”、不精確は“低(0)”、出版バイアスは採用文献2報ともUMIN-CTRによる事前登録が行われていたため“低(0)”と評価した。5項目の合計スコアは0であったが、採用文献2報の内訳は、花粉による鼻不快感の軽減1報、ハウスダスト・ホコリによる鼻不快感の軽減1報であったため、エビデンスの確実性は“中(B)”と評価した。
研究の限界として、定性的評価のため出版バイアスを精査できなかったこと、メタアナリシスを実施していないこと、言語バイアスが挙げられるが、いずれの研究も肯定的な結果が得られていることから、健康な成人がL-92乳酸菌200億個/日を摂取することにより、花粉、ハウスダストやホコリなどによる鼻の不快感を軽減する機能性について、肯定的な根拠があると判断した。