届出番号 A101
商品名 ネイチャーメイド イチョウ葉
届出者名 大塚製薬株式会社
届出日 2015/08/24
変更日 2019/10/01
撤回日
販売中 販売中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン
表示しようとする機能性 本品にはイチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンが含まれます。イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトンは、認知機能の一部である記憶(知覚・認識した物事の想起)の精度を高めることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く。)
一日当たりの摂取目安量 2粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:イチョウ葉フラボノイド配糖体, イチョウ葉テルペンラクトン
含有量:イチョウ葉フラボノイド配糖体26mg、イチョウ葉テルペンラクトン6.48mg
保存の方法 高温多湿や直接日光をさけてください。
摂取の方法 目安量を守って、水やぬるま湯などでお飲みください。
摂取をする上での注意事項 原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は、お召し上がりにならないでください。過剰に摂取することは避けてください。お子様の手の届かない所に置いてください。開封後はキャップをしっかりしめてお早めにお召し上がりください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41910010120401

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品は、2005年4月より日本全国で販売を開始しており、発売開始から2015年2月末までに、322,421本の累計出荷数がある。
「健康食品」の素材情報データベース(国立健康・栄養研究所)では、当該製品の一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分、イチョウ葉由来のフラボノイド配糖体26mgおよびテルペンラクトン6.48mg(イチョウ葉エキス108mgに相当)では、出血リスクや胃腸障害、アレルギー反応などが懸念されているが、当該製品と同様の製品規格のイチョウ葉エキスを、適切に経口摂取すれば恐らく安全だと考えられる報告があることから、当該製品を適切に摂取する場合、安全性に関し問題ないと評価した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

標題:イチョウ葉の記憶に関する研究レビュー

目的:イチョウ葉(機能性関与成分:イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン)の摂取が記憶に及ぼす影響を検討した研究を調査することにより、イチョウ葉が記憶(知覚・認識した物事の想起)に対する効果を有するか否かについて検討することを目的とした。

背景:イチョウ葉は認知機能(記憶は認知機能の一部)に対する効果があり、いくつかの国と地域では認知症の処方薬としても利用されている。しかし、疾患に罹患していない人の記憶に対する効果については明確にされていないことから、本研究レビューでは、イチョウ葉が記憶に及ぼす効果について検討することとした。

レビュー対象とした研究の特性:イチョウ葉による記憶に関するランダム化比較試験の日本および海外文献について、文献の出版年に制限を設けず検索した(検索日2015/2/3)。ここで該当した論文を疾患に罹患していない人を対象とし、利益相反情報等に明らかな問題の認められなかった論文のみに絞り込んだ結果、最終的に該当した論文は4報であった。なお、該当論文で使用されている試験食品(イチョウ葉)は、当該製品と同じ規格のものに限定した。また評価対象論文は、従来当該製品の摂取目安量とされてきた、120mg以内の摂取試験が実施されているものに限定した。(ただし、複数の摂取量を設定している試験における、240および360mg摂取群も評価対象とした。)対象者30-79歳までの男女であった。

主な結果:研究内容をまとめた結果、記憶に対して4報中3報で効果が認められ、1日摂取量は80~120mgであった。なお、複数の試験食品摂取群では、120mg群に加えて240および360mgも効果が認められた。

科学的根拠の質:評価対象論文は、4報中3報が、イチョウ葉の記憶に対する有効性を示した。それらの論文では摂取量は80または120mgで効果が認められていることから、少なくとも1日あたり80mg以上のイチョウ葉を摂取することにより、記憶を高める作用が期待できると考えられた。評価対象論文では科学的に確立された記憶の評価法として、知覚・認識(想起)の正確さが調べられた。したがって、得られた結果を的確に示す文言として「記憶の精度を高める」という文言を届出表示に使用した。