こんにゃくチップス ごぼう風味
届出番号 C1
商品名 こんにゃくチップス ごぼう風味
届出者名 株式会社佐藤園
届出日 2017/04/01
変更日 2020/11/04
撤回日
販売中 販売中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 モノグルコシルヘスペリジン
表示しようとする機能性 本品にはモノグルコシルヘスぺリジンが含まれます。中性脂肪を減らす機能のあるモノグルコシルヘスペリジンは中性脂肪が高めの方の健康に役立つことが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健常な成人・健常であるが血中の中性脂肪が気になる成人
一日当たりの摂取目安量 15g
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:モノグルコシルヘスペリジン
含有量:340mg
保存の方法 高温多湿を避け、直射日光の当たらない所に保存してください。
摂取の方法 一日当たりの摂取目安量を参考にお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日当たりの摂取目安量を守ってください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42011040590601

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品としての喫食実績はありませんが、当該製品の機能性関与成分モノグルコシルヘスペリジンを主成分とする糖転移ヘスペリジンは栄養強化剤として既存添加物名簿に収載されています。また、糖転移ヘスペリジンは、これまでに飲料、缶詰、冷菓、菓子デザート類、栄養補助食品などの様々な食品群に使用されています。2011年には、モノグルコシルヘスペリジンを関与成分とする特定保健用食品が許可され、2016年1月までに粉末清涼飲料、清涼飲料水、炭酸飲料およびしょうゆ加工品の4種類10品目が許可されています。そのうち、6品目について販売実績があり、これまでに重篤な健康被害は報告されていません。
また、当該製品の機能性関与成分モノグルコシルヘスペリジンは、販売実績のある特定保健用食品の関与成分と同じ製造販売元(株式会社林原)のものを使用しており、定性的に同一です。当該製品のモノグルコシルヘスペリジン1日摂取目安量340 mgは、特定保健用食品の関与成分の1日摂取目安量340 mgと同量であることから、消化・吸収過程に大きな違いはなく、安全性にも問題ないと考えられます。また、当該製品の保存安定性試験において、機能性関与成分が定性的・定量的に変化がないことを確認しています。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

(ア)標題
モノグルコシルヘスペリジンの血中中性脂肪低下機能について
(イ)目的
本研究レビューは、健康であるが中性脂肪が高めの方がモノグルコシルヘスペリジンを含む食品を摂取することにより、プラセボ食品(効果がないと考えられる疑似食品)の摂取と比較して「血中中性脂肪値が低下するか」を検証することを目的として行いました。
(ウ)背景
ヘスペリジンは、温州みかんやオレンジなどの柑橘類に多く含まれるポリフェノールの一種です。モノグルコシルヘスペリジンはヘスペリジンの水溶性と吸収性を高めたものであり、血中の中性脂肪を低下する効果が報告されています。そこで、今回総合的に調査しました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
2016年8月11日に、それまでに公表された日本語の文献と英語の文献を調査しました。健常人(健康であるが血中中性脂肪値が高めの方を含む)を対象にした試験で、モノグルコシルヘスペリジン摂取とプラセボ摂取の比較により血中中性脂肪値の低下について評価した臨床研究を選抜しました。採用された文献について、総合的に機能性の根拠となるか検証しました。調査した結果、4件の文献を採用しました。
(オ)主な結果
採用した文献から、健康であるが血中中性脂肪が高めの方がモノグルコシルヘスぺリジン340 mg/日を4週間以上摂取すると、血中中性脂肪値を低下させる機能があることが分かりました。また、血中中性脂肪値が149 mg/dL以下の方のみを層別解析した結果、健康な方が摂取した場合は正常な血中中性脂肪値を維持する機能があることが分かりました。
(カ)科学的根拠の質
評価した文献は血中中性脂肪が正常高値からやや高めの方(120~199 mg/dL)および健康な方(150 mg/dL未満)を対象とした報告が2報ずつあり、幅広い年齢の成人男女を対象としていました。採用文献が4件であることから定性的なレビューとなり、各種バイアス(サンプリング、パブリケーション、出版)の可能性は否定できませんが、アウトカムは主観の入らない血中中性脂肪値による評価であり、これらの文献は結果に一貫性があるため、科学的根拠の質は機能性の評価に値すると考えます。
以上から、モノグルコシルヘスペリジンを340 mg 配合した当該製品を摂取することで血中中性脂肪値を低下する効果があると判断しました。