国産玄米仕込み まろやか黒酢
届出番号 C265
商品名 国産玄米仕込み まろやか黒酢
届出者名 森永乳業株式会社
届出日 2017/10/13
変更日 2020/08/21
撤回日
販売中 販売中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 モノグルコシルヘスペリジン
表示しようとする機能性 本品にはモノグルコシルヘスペリジンが含まれます。モノグルコシルヘスペリジンには、気温や室内温度が低い時などの血流(末梢血流)を改善し、体温(末梢体温)を維持する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健康な成人(ただし、妊産婦及び授乳婦を除く。)
一日当たりの摂取目安量 一日一本(125ml)を目安にお飲みください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:モノグルコシルヘスペリジン
含有量:178mg
保存の方法 常温を超えない温度で保存してください。
摂取の方法 一日当たりの摂取目安量に記載
摂取をする上での注意事項 多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 開封後は10℃以下で保存し賞味期限にかかわらず、できるだけ早めにお飲みください。
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42008210070701

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品としての喫食実績はありませんが、当該製品の機能性関与成分モノグルコシルヘスペリジンを主成分とする糖転移ヘスペリジンは栄養強化剤として既存添加物名簿に収載されています。また、糖転移ヘスペリジンは、これまでに飲料、缶詰、冷菓、菓子デザート類、栄養補助食品などの様々な食品群に使用されています。
2011年には、モノグルコシルヘスペリジンを関与成分とする特定保健用食品が許可され、2016年1月までに粉末清涼飲料、清涼飲料水、炭酸飲料およびしょうゆ加工品の4種類10品目が許可されています。そのうち、6品目について販売実績があり、これまでに重篤な健康被害は報告されていません。モノグルコシルヘスペリジンは、特定保健用食品の関与成分として、食経験、安全性試験や臨床試験の資料に基づいて食品安全委員会にて評価が行われており、安全性は問題ないと判断されています。
当該製品のモノグルコシルヘスペリジンは、特定保健用食品の関与成分と同じものを使用しております。当該製品のモノグルコシルヘスペリジン1日摂取目安量は、特定保健用食品の関与成分の1日摂取目安量340 mgの約半量である178 mgであることから、安全性に問題ないと考えられます。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

(ア)標題
モノグルコシルヘスペリジンの血流改善および皮膚温度改善機能について
(イ)目的
本研究レビューは、健康な方がモノグルコシルヘスペリジンを経口摂取することにより、プラセボ(モノグルコシルヘスペリジンを含まない食品)と比較して「皮膚血流量が改善するか」または「皮膚温度が改善するか」を検証することを目的としました。
(ウ)背景
ヘスペリジンは、温州みかんやオレンジなどの柑橘類に多く含まれるポリフェノールの一種です。モノグルコシルヘスペリジンはヘスペリジンの水溶性と吸収性を高めたものであり、皮膚の血流や体温を改善する効果が報告されています。そこで、今回これらの機能について文献を網羅的に調査し、科学的な根拠を総合的に評価しました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
2016年8月11日に、それまでに公表された日本語と英語の文献を調査しました。健康な成人を対象とした臨床試験で、モノグルコシルヘスペリジン摂取とプラセボ摂取の比較により、皮膚血流量と皮膚温度について評価した論文を選抜しました。2つの論文を採用しました。
(オ)主な結果
健康な女性を対象として、15℃の冷水で手を冷やした後の手指の血流量、体温を回復する効果と22℃の部屋で60℃の温かい飲料を摂取した後の手指、足先の血流量と体温の低下を抑制する効果が認められました。
以上のことから、モノグルコシルヘスぺリジン178~340 mg/日の摂取により、末梢血流と末梢体温が改善または維持されることがわかりました。
(カ)科学的根拠の質
評価した論文は信頼性が高いとされている試験(ランダム化比較試験)であり、各論文の結果は一貫していました。未公表の論文がある可能性や結果に偏りがある可能性があり、論文数が2つと少なく、今後、男性を含めた幅広い年齢層を対象とした研究結果の蓄積が必要など、いくつかの制約がありますが、一定の科学的な根拠はあると判断しました。