マイルドカフェオーレゆるリセット
届出番号 D447
商品名 マイルドカフェオーレゆるリセット
届出者名 江崎グリコ株式会社
届出日 2019/01/11
変更日 2020/02/25
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 難消化性デキストリン(食物繊維)
表示しようとする機能性 本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリンには、同時に摂取した脂肪や糖の吸収を抑え、食後の血中中性脂肪や血糖値上昇を抑える機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 コーヒー乳飲料愛好者かつ食後の血糖値や血中中性脂肪が気になる健常者
一日当たりの摂取目安量 一日250mlを目安にお飲みください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:難消化性デキストリン(食物繊維として)
含有量:5g
保存の方法 要冷蔵10℃以下
摂取の方法 普段ご利用の糖や脂肪を含むコーヒー乳飲料と置き換えてお飲みください。摂取目安量を超えての摂取はお控えください。
摂取をする上での注意事項 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
また飲み過ぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなることがあります。糖尿病治療薬を服用中の方は医師、薬剤師に相談してください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42002250590701

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品は、コーヒー乳飲料に機能性関与成分難消化性デキストリン(食物繊維)を約2%の濃度、一日摂取目安量当たり5g(食物繊維として)配合したものです。コーヒー乳飲料の原材料は乳製品、砂糖、コーヒー、油脂、カラメル等であり、一般的なコーヒー乳飲料のレシピです。

難消化性デキストリンを関与成分とした特定保健用食品として、1997年11月21日~2018年5月9日の間に、387品目が許可されており、食品の形態も、清涼飲料水、即席味噌汁、米菓、ソーセージ、ゼリー、発酵乳、パン、とうふ等多岐にわたっています。また、これらに含まれる難消化性デキストリンの量は、概ね当該製品と同等以上です。

さらに、コーヒー乳飲料の構成成分と難消化性デキストリンに、安全性へ影響を及ぼす相互作用はないと考えられることから、当該製品の安全性は十分確保されているものと評価しました。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】難消化性デキストリンの食後血中中性脂肪および血糖値上昇抑制効果の検証
【目的】本研究の目的は、空腹時血中中性脂肪の値が正常~やや高めの成人または健常成人(空腹時血糖値126mg/dL未満)が、難消化性デキストリンを摂取することで食後血中中性脂肪または食後血糖値の上昇が抑えられるかどうかを確認することです。
【背景】食生活の欧米化や運動不足などにより動脈硬化や糖尿病の危険因子とされる血中中性脂肪あるいは血糖値が高めの方が増加しており、食生活の改善が望まれています。一方、難消化性デキストリンはトウモロコシのでん粉から作られた水溶性の食物繊維で、食後血中中性脂肪値や食後血糖値の上昇抑制作用が報告されています。
【レビュー対象とした研究の特性】
国内外の論文に関して電子データベースを用い、難消化性デキストリンの食後血中中性脂肪および食後血糖値の上昇抑制作用について、健常成人を対象者とした臨床試験を実施したものを調査しました。その結果、食後血中中性脂肪の上昇抑制効果について15報、食後血糖値の上昇抑制効果について43報の論文を収集しました。
【主な結果①:食後血中中性脂肪の上昇抑制作用】15報の研究全てにおいて、食後血中中性脂肪上昇抑制効果が認められていました。また、空腹時血中中性脂肪値が正常値範囲内の方のみを対象とした解析においても、効果が認められていました。これらの研究における難消化性デキストリンの摂取量は5.0 ~10 gでした。
【主な結果②:食後血糖値の上昇抑制作用】43報の研究全てにおいて、食後血糖値上昇抑制効果が認められました。これらの研究における難消化性デキストリン(食物繊維として)の摂取量の中央値は5 gでした。
【科学的根拠の質】
検討に用いた論文において、試験デザインや結果の妥当性、各研究間の一貫性等を検討した結果、食後血中中性脂肪あるいは食後血糖値の上昇抑制作用に関する科学的根拠の質は十分に高く、難消化性デキストリン(食物繊維として)を5~10g摂取することにより、同時に摂取した糖や脂肪の吸収を抑え、食後血中中性脂肪値あるいは血糖値の上昇を抑制する作用が期待できると考えます。ただし、有効性が示された研究に比べ、有効性が示されなかった研究は公表されない可能性が高いというリスクはありえます。また、食事だけでなく、運動、その他生活習慣など影響を与えうる因子の影響について、継続した研究が必要と考えられます。