健康きらり ブルーベリー
届出番号 D69
商品名 健康きらり ブルーベリー
届出者名 明治薬品株式会社
届出日 2018/07/12
変更日 2020/12/09
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 ビルベリー由来アントシアニン
表示しようとする機能性 本品にはビルベリー由来アントシアニンが含まれます。 ビルベリー由来アントシアニンは、スマートフォンやパソコン等を長時間使用することによって低下するピント調節力を維持することで、スマートフォンやパソコン等を使用することによる目の疲労感の緩和に役立つ機能が報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 目の健康が気になる方(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
一日当たりの摂取目安量 2粒が目安
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:ビルベリー由来アントシアニン
含有量:40mg
保存の方法 直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
摂取の方法 水などでお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ・パウチ(20粒入り(10日分))
■本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量をお守りください。■アレルギーのある方は原材料を確認してください。■子供の手の届かない所に保管してください。■開封後はチャックをしっかり閉めて早めにお召し上がりください。・ボトル(60粒入り(30日分))
■本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量をお守りください。■アレルギーのある方は原材料を確認してください。■子供の手の届かない所に保管してください。■開栓後は栓をしっかり閉めて早めにお召し上がりください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42012090601801

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品は新製品であり喫食実績がないため、機能性関与成分であるビルベリー由来アントシアニンの安全性を評価した。
機能性関与成分ビルベリー由来アントシアニンを含有する、当該製品の原材料であるアントシアニン含有量やそのばらつきが制御されたビルベリーエキスは、10年以上の期間にわたり様々な製品に様々な量で配合され、累計すると通常摂取量換算で数億日分に相当する量の販売実績があり、延べ人数で数千万人の日本人によって使用されてきたが、当該ビルベリーエキスの摂取に起因する重篤な有害事象は報告されていない。また、成年健常者で1440 mg(ビルベリー由来アントシアニンとして約530 mg)までの摂取において安全性が確認されている。
機能性関与成分ビルベリー由来アントシアニンの供給源として使用しているビルベリーエキスは10年以上の喫食実績があり、当該製品におけるビルベリー由来アントシアニンの一日摂取目安量は40 mgであり、同一の原材料における安全性試験において、ヒトで約10倍量の摂取における安全性が確認されている。
以上の知見から、適切に摂取する場合、当該製品の安全性に問題はないと判断した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】
ビルベリー由来アントシアニン(VMA) 摂取による目の疲労感に関する研究レビュー

【目的】
成年健常人がVMAを摂取した場合に眼疲労やピント調節機能が改善するかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。

【背景】
抗酸化能を有するVMAは眼疲労や視機能の低下を改善することが期待され広く使用されてきた。しかしながら、成年健常人が眼疲労や視機能の低下を改善することを目的としてVMAを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。

【レビュー対象とした研究の特性】
2018年2月27日に検索した2017年12月末までに報告された論文から、20-59才の日本の健常人男女を対象にビルベリーエキスを摂取させて、ピント調節に関わる毛様体筋の活動状況を指標として、眼疲労や視機能に対する効果を検証している2件の質の高い臨床試験(ビルベリーエキスを含む食品と含まない類似食品を比較するための試験で、どちらの食品を摂取するのかは被験者と試験を実施する側の双方に知らされない状態で試験が行われ、どの食品を摂取するかは第三者により無作為に振り分けられた試験:RCT)を評価の対象とした。2件とも研究レビュー作成者の所属部署が関与する研究である。

【主な結果】
ピント調節に関わる毛様体筋の活動状況を指標として、目に疲労を感じている成年健常人がVMAを摂取した試験を評価したところ、VMAはスマートフォンの使用などの近くを見る作業を継続することにより低下する目のピント調節力を維持し、目の疲労感の緩和に役立つことが明らかとなった。なお、VMAの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。

【科学的根拠の質】
文献検索の結果から評価の対象となった論文が国内の2報のみであり、効果が認められなかった研究結果が発表されていない可能性は否定できない。また、被験者数が少ない試験や効果の指標が必ずしも同一とは言えない試験を定性的に評価しているため、精確な評価ができていない可能性がある。しかしながら、評価の対象は比較的質の高い臨床試験とされているRCTであり、摂取した機能性関与成分の同等性も担保されていることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、結果の一貫性に特に問題はないことなどから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。