KAGOME(カゴメ)あまいトマトGABA(ギャバ)&リラックス
届出番号 E152
商品名 KAGOME(カゴメ)あまいトマトGABA(ギャバ)&リラックス
届出者名 カゴメ株式会社
届出日 2019/06/07
変更日 2020/06/11
撤回日
販売中 販売中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 GABA
表示しようとする機能性 本品にはGABAが含まれます。GABAは、事務的作業による一時的で心理的なストレスを低減する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 事務的な作業に従事する機会が多い健常な方
一日当たりの摂取目安量 1日1本(195ml)を目安にお召し上がりください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:GABA
含有量:80 mg
保存の方法 直射日光や高温多湿を避けて保存してください。
摂取の方法 1日1本(195ml)を目安にお召し上がりください。(一日摂取目安量とともに表示)
摂取をする上での注意事項 多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。降圧剤等の医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42006110290401

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

今回届出を行う商品は、機能性関与成分としてGABAを80 mg含む。本商品は、日本国内において5年の販売実績(累計販売数5,000万本以上:届出者調べ)がある。また、地域を限定せず全国で販売されており、幅広い年代の方々に摂取されていると考えるが、安全性を懸念するようなお客様からの指摘は発生していない。以上のように、今回届出を行う商品は十分な喫食実績を有し、その安全性に問題は無いと判断する。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】
「KAGOME(カゴメ)あまいトマトGABA(ギャバ)&リラックス」に含まれる機能性関与成分「GABA」による心理的ストレス低減作用に関するシステマティック・レビュー(*1)
【目的】
GABAに心理的ストレスを低減する効果があるかどうかを検証することを目的としました。
【背景】
現在、ストレスを感じている人の比率が増えています。2016年(平成28年)に厚生労働省が実施した国民生活基礎調査では、日常生活で悩みやストレスを感じている人の割合は47.7%であり、男女ともに30代から50代の比率が高いことが報告されています。ストレスは精神的だけでなく肉体的な病気の原因としても考えられており、心理的なストレスを低減しリラックスした状態を保つことは心身の健康維持に重要です。GABAは心理的なストレスを低減する効果があることが知られています。届出者は、科学的な視点でこれらの効果を確認し、その結果をお客様へお伝えすることは、お客様の健康増進のために大切なことであると考えました。
【レビュー対象とした研究の特性】
GABAの心理的なストレス低減作用に関するヒト試験の研究論文について、バイアスを避けながら、ストレス低減作用の有無や程度を深く、詳しく評価しました。対象者は疾病に罹患していない方(未成年者、妊産婦及び授乳婦を除く)とし、GABAの摂取がGABAを摂取しなかった場合と比較して、心理的ストレスの指標に影響をあたえているかどうかを検証しました。また、論文として報告されている研究の妥当性と信頼性を評価しました。
【主な結果】
調査によって6つの試験が抽出されました。それらはストレスマーカーの測定方法などに違いがあったことから、定性的な評価を行いました。その結果、GABAの摂取は、計算などの負荷によって生じた一時的なストレスに対し、4つの主要なストレスマーカーのうち3つ(脳波(α波)、心拍変動、唾液中のクロモグラニンA)を低減させていました。またそれらの効果は、GABA28 mg以上の摂取で効果が期待できると考えられました。以上の結果より、28 mg以上のGABAの摂取は計算などの負荷により生じた一時的で心理的なストレスを低減する作用があると結論づけました。
【科学的根拠の質】
概ね信頼できる研究を用いて解析したため、全体を通してのバイアスリスクは中程度でした。GABAの心理的ストレスの低減作用に関する情報には一貫性があると考えました。ただし研究報告数が少ないこと、またそれぞれの研究での被験者数が多くない、などの限界もありました。

(*1)システマティック・レビューとは、研究論文にくまなくあたり、偏りを限りなく除きながら質の高い研究データを収集し、それらを評価、分析する調査のことです。