サラシアde(デ)カット
届出番号 E457
商品名 サラシアde(デ)カット
届出者名 プリセプト株式会社
届出日 2019/10/04
変更日 2020/03/28
撤回日
販売中 販売中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 サラシア由来サラシノール
表示しようとする機能性 本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。サラシア由来サラシノールには食後血糖値の上昇を緩やかにする機能が報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健常成人(血糖値が気になる方)
一日当たりの摂取目安量 3粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:サラシア由来サラシノール
含有量:0.6mg
保存の方法 高温多湿・直射日光を避け常温で保存してください。
摂取の方法 食事の前に1回1粒、1日3粒を目安に水またはお湯と共にお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 1日摂取目安量をお守りください。糖尿病治療薬を服用中の方は、使用前に医師、薬剤師にご相談ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42003280070201

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

①本品に類似する複数の食品の喫食実績があり、いずれも重篤な健康被害がないとの情報がある。以下に個々の食品の喫食実績の情報を記載する。
A商品(錠剤;サラシア由来サラシノール0.8mg/日)が、2007年以降で約290万個以上販売されているが、重篤な健康被害はないとの情報がある。
B商品(錠剤;サラシア由来サラシノール0.6㎎/日)が、1998年以降、約170万個以上販売されているが、安全性上の有害事象は報告されていないとの情報がある。
C商品(錠剤;サラシア由来サラシノール1.0 mg/日、その他難消化性デキストリン(食物繊維)を含む)が、2014年以降、約180万個以上販売されたが、重篤な有害事象はないとの情報がある。
D商品(顆粒;サラシア由来サラシノールを0.9mg/日)が、2005年以降、約20万個以上販売されたが、健康被害などのクレームは報告されていないとの情報がある。

②サラシア由来サラシノールと医薬成分との相互作用の報告はない。糖尿病の薬との併用でも、低血糖になったという報告はないが、注意が必要であると考える。そこで本品の販売に際して、商品パッケージなどに、摂取上の注意として、「1日摂取目安量をお守りください。糖尿病治療薬を服用中の方は、使用前に医師、薬剤師にご相談ください。」と記載し、注意喚起を実施することにより、医薬成分との相互作用による安全上の問題が発生する可能性は極めて低くなると考える。

以上により、本品を機能性表示食品として販売するにあたり、安全性に問題はないものと評価する。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

ア 標題
「サラシア由来サラシノール」による、食後血糖値上昇抑制作用に関する定性的研究レビュー
イ 目的
「サラシア由来サラシノール」摂取による、食後血糖値上昇抑制作用を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、作用の有無を総合的に評価した。
ウ 背景
サラシア由来サラシノールによる食後血糖値上昇抑制作用については、2015年にサラシア属植物普及協会によって作成された研究レビューが存在するが、その後ランダム化クロスオーバー試験が複数実施されたことから、再評価する必要がある。
エ レビュー対象とした研究の特性
国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した2編の文献を採用した。いずれも空腹時血糖値が正常域または境界域(126 mg/dL未満)の疾患に罹患していない日本人(18歳末満の者、妊産婦、授乳婦は除く)を対象とした、ランダム化プラセボ対照クロスオーバー比較試験(ダブルブラインド)であった。
オ 主な結果
日本人の空腹時血糖値が正常域または境界域(126 mg/dL未満)の疾病に罹患していない成人(18歳未満の者、妊産婦、授乳婦は除く)が炭水化物または炭水化物を含む食事1回あたりサラシア由来サラシノールを0.03~0.5 mg摂取することにより、食後血糖値の上昇を抑制する可能性が示された。
カ 科学的根拠の質
本研究レビューにおいては、異質性の問題等からメタアナリシスができず、また、採用文献が2編ともサラシア由来サラシノールを含有する製品の販売を行っている企業により主宰された試験であることから、バイアスが生じた可能性はある。さらに、症例数の少なさや試験の事前登録、割付方法の記載等、いくつかのバイアスリスクも存在するものの、いずれも高くはないと評価でき、また両研究ともに肯定的で、一貫した結果が得られていることを総体的に考慮し、機能性について肯定的な根拠があると判断した。