DHA&EPA(ディーエイチエーアンドイーピーエー)
届出番号 G1029
商品名 DHA&EPA(ディーエイチエーアンドイーピーエー)
届出者名 富士化学工業株式会社
届出日 2021/12/22
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 DHA・EPA
表示しようとする機能性 本品にはDHA・EPAが含まれます。DHA・EPAには、中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 疾病に罹患していない者、血中中性脂肪値がやや高めの者
一日当たりの摂取目安量 8粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:DHA・EPA
含有量:DHA:713㎎、EPA:12㎎、計725mg
保存の方法 直射日光、高温、多湿を避けて保存してください。
摂取の方法 1日8粒を目安に、水とともにかまずにお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。
食物アレルギーが認められている方は原材料名をよく確認いただき。ご使用ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42112220760100

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

DHA・EPAは魚介類に豊富に含まれるオメガ3(n-3)系脂肪酸です。
DHA・EPAを含む「DHA・EPA含有精製魚油」は古くから日本でサプリメントが販売されています。また、これらについて健常者への重篤な健康被害の報告はありません。
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センター、欧州食品安全機関(EFSA)の3機関が公表する安全性に関する評価より、1日あたり5g以下のEPA・DHAの追加の補給であれば、安全と判断しました。
また、魚油の多量摂取により凝血能や血圧が低下することがあり、ラベルに「医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」、「抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。」と注意喚起を行っている。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【表題】
DHA・EPAによる血中中性脂肪値(以下、中性脂肪値)低下作用に関する研究レビュー

【目的】
疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者がDHA・EPAの摂取により、中性脂肪値が低下するかを検証しました。

【背景】
DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値低下機能については多数の報告がされているが、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者を対象とした場合の有効性は明確ではなかった。
本研究レビューではDHA・EPAによる中性脂肪値低下作用についての知見を精査し、研究レビューとした。

【レビュー対象とした研究の特性】
文献検索は、RCTとし、リサーチクエスチョン「疾病に罹患していない者および中性脂肪がやや高めの者に、DHA・EPAを経口摂取させることは、プラセボの摂取と比較して、中性脂肪値を低下させる機能があるか?」に基づいて検索式を設定し、2つのデータベースより文献検索を実施した。

【主な結果】
採用文献全22報のうち、15報でDHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値の低下を認めた。疾病に罹患していない者を対象者とした10報のうち、6報で中性脂肪値の低下(群間有意差)を認めた。中性脂肪値がやや高めの者を対象とした12報のうち9報で中性脂肪値の低下を認めた。
中性脂肪値の低下を認めた15報の報告は1日あたりのDHA・EPAの摂取量は130mg~5,760mg(5.760g)であった。摂取期間は3~12週間であった。
本品は1日あたりの摂取目安量中にDHA・EPAの合計として130mg以上含んでおり、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。

【化学的根拠の質】
採用文献のエビデンス総体について、バイアスリスクは低(0)、エビデンスの強さは強(A)と評価した。日本人を対象とした研究5報中4報で中性脂肪値の有意な低下を認めており、日本人への外挿性に問題はないと考えられる。よって、機能性関与成分としてDHA・EPAを1日あたり130mg以上摂取することで中性脂肪を低下させる機能が認められると考えられる。