SANKYO(サンキョウ)赤パプリカ&体脂肪とUV+(ユーブイプラス)
届出番号 G911
商品名 SANKYO(サンキョウ)赤パプリカ&体脂肪とUV+(ユーブイプラス)
届出者名 株式会社三協
届出日 2021/11/24
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 赤パプリカ由来キサントフィル
表示しようとする機能性 本品には赤パプリカ由来キサントフィルが含まれます。赤パプリカ由来キサントフィルには、肥満気味の方(体脂肪が気になる方、BMIが高めの方)の体脂肪(皮下脂肪および総脂肪)を減らすのを助け、BMI値を改善する機能があることが報告されています。また、抗酸化作用を持つ赤パプリカ由来キサントフィルには、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能、運動によって生じる一過性の疲労感を軽減する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 肥満気味の方(体脂肪が気になる方、BMIが高めの方) 、健常な成人
一日当たりの摂取目安量 1日2粒を目安に水などとともにお召し上がりください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:赤パプリカ由来キサントフィル
含有量:9mg
保存の方法 直射日光、高温多湿を避け、冷暗所で保存して下さい。
摂取の方法 一日当たりの摂取目安量に併せて記載
摂取をする上での注意事項 ●過剰に摂取することは避け、一日摂取目安量を守ってください。●アレルギー体質の方、妊娠・授乳中の方は、医師または薬剤師に相談してください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42111190160100

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本届出商品と同じ機能性関与成分「赤パプリカ由来キサントフィル」を1日摂取目安量あたり9 mg程度配合したサプリメントが、2016年より日本全国で販売されていますが、これまでそれら食品に起因する重大な健康被害の報告はありません。
しかしながら、販売期間が比較的短いことから、「赤パプリカ由来キサントフィル」を含有するパプリカ色素の食経験について、文献調査を行いました。
その結果、国連の食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)の合同食品添加物専門家会議(JECFA)による安全性評価において、現在の使用を認める、と評価されていました。JECFAはまた、パプリカ由来カロテノイドの食経験について2009年に資料をまとめ、以下(A)(B)の記載があり、ボスニアやイギリスなどの国民は、総カロテノイドとして10㎎(総キサントフィルとして9mg)を上回る食経験を有していると理解できます。
(A)157か国のパプリカ由来総カロテノイドの摂取量が、1~60 mg/日(もしくは1~155 mg/日)に分布している。
(B)イギリスでのパプリカ由来総カロテノイドの平均摂取量は2.9~6.9 mg/日であるが、高摂取者では 6.3~13.2mg/日である。
さらに、毒性試験の結果も調べたところ、パプリカ色素の無影響量は、げっ歯類(ラット)において約400㎎/㎏体重/日以上でした。

以上の情報から、当該製品には十分な安全性が確認できていると判断いたしました。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【体脂肪】
①標題
赤パプリカ由来キサントフィルによる体脂肪(皮下脂肪および総脂肪)およびBMI(Body Mass Index)を低減する効果に関するシステマティックレビュー

②目的
健常成人男女に対して、赤パプリカ由来キサントフィルを摂取した場合に、プラセボを摂取したと比較して、体脂肪(皮下脂肪および総脂肪)およびBMIを低減する効果があるかどうか評価することとしました。

③背景
赤パプリカはキサントフィル類90%、カロテン類が10%という特殊な組成をしており、優れたキサントフィルの供給源です。生活習慣病予防に有用と注目されているβ-クリプトキサンチンや視機能の維持に寄与するとされるゼアキサンチンなど7種類のキサントフィルを含有しており、多岐に渡る生理作用が期待できると考えました。

④レビュー対象とした研究の特性
各種データベースを用いて、関連研究を網羅的に検索しました。この中で、体脂肪(皮下脂肪および総脂肪)またはBMIが低減されるか、を評価している研究を対象としました。

⑤主な結果
採用論文は査読付きの1報でした。肥満気味の健常成人を対象に、一日あたり9.0 mg 以上の赤パプリカ由来キサントフィルを摂取することにより、体脂肪(皮下脂肪および総脂肪)およびBMIを低減させたことが示されていました。

⑥科学的根拠の質
論文が1報のみであり、出版バイアス(効果の認められなかった研究が報告されていないリスク)の可能性は否定できません。また、肥満気味の方以外への効果は不明です。

【紫外線】
①標題
赤パプリカ由来キサントフィルの紫外線による肌のダメージ(紅斑)の抑制効果に関する研究レビュー(システマティックレビュー)

②目的
健常成人男女に対して、赤パプリカ由来キサントフィルを含んだ食品またはプラセボ食品を摂取した場合に、紫外線による肌のダメージ(紅斑)が抑制されるか評価することとしました。

③背景
機能性関与成分「赤パプリカ由来キサントフィル」は、天然の抗酸化物質であり、経口摂取した「赤パプリカ由来キサントフィル」は吸収されて皮膚に分布することが明らかとなっています。また赤パプリカに含まれるキサントフィルであるルテインやゼアキサンチンの経口摂取が紫外線による皮膚の紅斑反応を抑制する効果を示したとの報告もあります。紫外線により誘発される皮膚の炎症反応は紫外線照射時に表皮中で生じる活性酸素種による細胞ダメージが原因の一つと言われており、「赤パプリカ由来キサントフィル」には上記細胞ダメージを低減し、皮膚炎症反応を軽減する効果が期待できると考えました。

④レビュー対象とした研究の特性
各種データベースを用いて、関連研究を網羅的に検索した。この中で、赤パプリカ由来キサントフィルを摂取させ、紫外線による肌のダメージ(紅斑、あるいは赤み)を評価している研究を対象としました。

⑤主な結果
採用論文は査読付きの1報でした。紫外線により肌が容易に赤くなる成人男女に赤パプリカ由来キサントフィルを摂取させたところ、肌の紅斑を生じさせる紫外線量が有意に高くなったことが示されていました。つまり、同じ紫外線量であれば、赤パプリカ由来キサントフィルを摂取した人たちの方が肌が赤くなりにくくなったということを示していました。

⑥科学的根拠の質
論文が1報のみであり、出版バイアス(効果の認められなかった研究が報告されていないリスク)の可能性は否定できません。また、紫外線により肌が赤くなりやすいタイプの方以外への効果は不明です。

【疲労感】
①標題
赤パプリカ由来キサントフィルによる抗酸化作用により、運動によって生じる一過性の疲労感を軽減する効果に関するシステマティックレビュー

②目的
健常成人男女に対して、赤パプリカ由来キサントフィルを摂取した場合に、プラセボを摂取した場合と比較して、運動によって生じる一過性の疲労感を軽減させるかを検証することを目的としました。

③背景
赤パプリカはキサントフィル類90%、カロテン類が10%という特殊な組成をしており、優れたキサントフィルの供給源です。生活習慣病予防に有用と注目されているβ-クリプトキサンチンや視機能の維持に寄与するとされるゼアキサンチンなど7種類のキサントフィルを含有しており、多岐に渡る生理作用が期待できると考えました。

④レビュー対象とした研究の特性
検索期間を限定せずに、国内外のデータベースを用いて、関連研究を網羅的に検索した結果(検索日:2020年9月7日)、日本で実施され、疾病のない健常成人を対象とした査読付きの1文献を抽出しました。その1文献は研究デザインとしてプラセボ対照無作為化二重盲検群間比較試験でした。赤パプリカ由来キサントフィルの摂取により、運動時の一過性の疲労感を軽減されるか、を評価している研究を対象とした論文でした。

⑤主な結果
採用論文は査読付きの1報でした。本研究レビューにおいて、健常成人が、赤パプリカ由来キサントフィルを1日9 mgを継続的に摂取することにより、赤パプリカ由来キサントフィルを含まない食品を摂取する場合と比較して、運動後の疲労感軽減の効果がみられると結論付けられました。

⑥科学的根拠の質
採用論文における論文数が1報であること、またその論文において出版バイアスの可能性は否定できませんが、肯定的な結果が確認されていることから、表示する機能性には問題ないと判断しました。